- 英
- serum prolactin
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- カベルゴリン投与で血中プロラクチン値改善を認めたものの腫瘍増大に至った巨大プロラクチノーマの1例
- 齋藤 清貴,福島 剛,横上 聖貴,上原 久生,山下 真治,池田 俊勝,武石 剛,秋山 寛,竹島 秀雄
- 脳神経外科ジャーナル 19(11), 856-861, 2010-11-20
- … 内服治療でコントロール困難であった巨大プロラクチノーマの1例を報告する.血清プロラクチン(PRL)値が3,459ng/mlと高値を示し,ドパミンアゴニストであるカベルゴリンを漸増して使用したが,PRL値は低下したものの正常化には至らず,画像上腫瘍は増大した.そのため二期的に摘出術を行い,内服継続によりPRL値は正常化した.病理組織診断では異型は軽度のPRL産生下垂体腺腫であったが,増殖能が高い部分を認めた.本症例では, …
- NAID 110007817768
- O8-07 血清プロラクチン値測定を契機に統合失調症患者の潜在的な副作用抽出ができた薬剤部の取り組み(一般演題 口頭発表,精神科領域,臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
- <原著>閉経後日本人女性における血清プロラクチン値と乳がん危険因子との関連
- JOGAHANA Hatsuko,KABUTO Michinori,NAGATA Chisato,SHIMIZU Hiroyuki
- 岐阜大学医学部紀要 50(3/4/5/6), 77-82, 2002-11-30
- … 地域住民からのサンプルである閉経後の健康日本人女性60名において血清プロラクチン値と乳がん危険因子と示唆されている生活習慣や環境因子との関連を評価した。 … 年齢,採血時刻,他の交絡因子で補正後の血清プロラクチン値は,初産年齢が26歳未満に比べ26歳以上の女性において42%高かった(p=0.05)。 …
- NAID 110004469814
Related Links
- プロラクチンというのは脳下垂体から放出される刺激ホルモンで、乳腺を刺激して乳汁を分泌させるように働きますが、このホルモンの分泌が異常に亢進して乳汁分泌、無排卵月経などを起こすようになったものを高プロラクチン血症 ...
- 検査項目 JLAC10 検体量 (mL) 容器 キャップ カラー 保存 (安全性) 所要 日数 実施料 判断料 検査方法 基準値 (単位) プロラクチン 4A020-0000-023-053 血清 0.4 S09 ↓ A00 2~4 98 ※4 ECLIA
★リンクテーブル★
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- 43歳の男性。頭重感を主訴に来院した。 1か月前から後頭部の頭重感を自覚していた。 5年前の健康診断で高血圧を指摘されたが、治療を受けていなかった。
- 身長168cm、体重76kg。脈拍80/分、整。血圧180/106mmHg。胸部と腹部とに血管雑音を聴取しない。下腿に軽度の浮腫を認める。尿所見:蛋白2+、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球460万、 Hb14.0g/dl、 Ht44%、白血球9,800、血小板21万。血液生化学所見:血糖112mg/dl、総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.7g/dl、尿素窒素20mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、尿酸6.9mg/dl、総コレステロール240mg/dl、 Na145mEq/l、 K3.0mEq/l、 Cl103mEq/l。胸部エックス線写真で心胸郭比50%である。心電図で左室肥大を認める。
- この患者の高血圧症のスクリーニングとして行う検査はどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A055]←[国試_106]→[106A057]
[★]
- 英
- prolactin (Z), PRL, lactotrophic hormone (Z)
- 関
- ホルモン、下垂体前葉ホルモン
分類
性状
- ペプチド
- 199 aa., 198aa 21.5kDa(HIM.2204)
- 成長ホルモン、hPL(human placental lactogen)に構造が似る → common GH-PRL-hPL precursor gene on chromosome 6
産生組織
- 下垂体前葉:lactrope(20%を占める)で産生される。lactropeはsomatotropeと同じ前駆細胞に由来するので、GHとPRLを産生する線種もある。lactropeのpopulationはエストロゲンの影響下にあって、また妊娠のlast two trimestersおよび授乳期の最初の2,3ヶ月に過形成が起こる。(HIM.2204)
- わずかに下記組織で産生される (SP.888)
標的組織
生理作用
- プロラクチンの生理作用はエストロゲンにより阻害される(SP.888) ← 分娩後に初めて乳汁産生が起こる
HIM.2204
- プロラクチンは乳汁分泌を維持し、生殖機能を低下させ、性的衝動を減退させる。
- これらの機能は、母体の乳汁分泌を持続し妊娠によって中断しないことを確実にすることにかなう。
- プロラクチンは視床下部のGnRHや下垂体でのGnHの分泌を抑制し、男女ともに視床下部のステロイド合成を減少させる。
- 卵巣では、卵胞形成を阻止し、顆粒層細胞のアロマターゼ活性を抑制し、低エストロゲン症と無排卵をきたす。
- プロラクチンは黄体退縮作用を持ち、月経周期の黄体周を短縮させ、あるいは不十分にする。
- これらのホルモンの変化により性欲が減退し、生殖力が低下する。
作用機序
分泌調節
- プロラクチンの分泌制御はユニークであり、ドパミンによるD2受容体を介した抑制を受ける。
- プロラクチンは視床下部に対して抑制的に作用し、間接的に下垂体前葉からのプロラクチン放出が抑制される (短環フィードバック)
- 視床下部からドーパミンが放出され、下垂体前葉に対し抑制的に作用する。
SP.889改変
HIM.2204
- パルス状に分泌
- REM睡眠時に分泌↑ ← 成長ホルモンと似ている?
- 血中濃度のピークは朝方(4-6時)で、30ng/ml
- 半減期は50分
妊娠・出産との関連
- 授乳する場合、出産後3-4ヶ月かかって緩やかに下降。 → 同時期の月経再開と関連
基準値
検査の本?
- 小児(10歳まで) 1.2-12ng/ml
- 成人女性 1.5-15ng/ml
- 成人男性 1.5-10ng/ml
- 高齢者(70歳以上) 1.2-15ng/ml
- 以上、WHO 1st IRP-PRL(75/504)を標準品とした値。なお、妊婦、産褥期には高値となりこの基準値はあてはまらない
HIM.2204
- 10-25 ng/ml (女性)
- 10-20 ng/ml (男性)
検査
臨床関連
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- 英
- serum (Z), blood serum
- 血液を凝固させて生じた血餅を取り除いて得られる黄色い透明な液体 (SP.484)
- 血漿からフィブリノーゲンと凝固因子を取り除いたもの
関連
検査
保存
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- 英
- pro
[★]
- 英
- cutin
- 関
- 角皮素