- 英
- plasma aldosterone
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 選択的副腎静脈サンプリングを施行した原発性アルドステロン症9例の検討
- 中内 佳奈子,宮井 優,近藤 絵里,金崎 淑子,新谷 保実,宮 恵子,生野 雅也,清水 千尋,木下 光博,池山 鎭夫,城野 良三,木内 慎一郎,笠井 和則,上間 健造
- 徳島赤十字病院医学雑誌 = Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal 17(1), 16-20, 2012-03-25
- … グ(AVS)を施行した原発性アルドステロン症(PA)9例の臨床像や内分泌機能について検討した.対象は,2005年からの6年間に若年性・難治性高血圧、低カリウム血症、副腎偶発腫瘍などを契機として、血漿アルドステロン濃度(PAC)/血漿レニン活性(PRA)比>200からPA が疑われた9例(平均年齢58歳)で、全例にAVSによる局在診断を行った.その結果、PAとして診断的な副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)負荷後PACの絶対値基 …
- NAID 120004608652
- 副腎腫瘍の病態生理と臨床像 原発性アルドステロン症 (内分泌腺腫瘍--基礎・臨床研究のアップデート) -- (副腎腫瘍)
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- 臨床的意義 代表的な鉱質コルチコイド。レニン-アンジオテンシン系により調節されているため、レニンの同時測定が病態把握に有用。 アルドステロンは副腎皮質球状層から分泌される主要なミネラルコルチコイドで、腎の遠位尿細管 ...
- ... することが臨床的意義をさらに高める.特に原発性アルドステロン症では両者の比率(血漿アルドステロン濃度/ 血漿レニン活性比)がスクリーニング検査としての感度を高める.さらに各種浮腫性疾患や水・電解質,酸塩基平衡 ...
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★リンクテーブル★
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- 43歳の男性。頭重感を主訴に来院した。 1か月前から後頭部の頭重感を自覚していた。 5年前の健康診断で高血圧を指摘されたが、治療を受けていなかった。
- 身長168cm、体重76kg。脈拍80/分、整。血圧180/106mmHg。胸部と腹部とに血管雑音を聴取しない。下腿に軽度の浮腫を認める。尿所見:蛋白2+、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球460万、 Hb14.0g/dl、 Ht44%、白血球9,800、血小板21万。血液生化学所見:血糖112mg/dl、総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.7g/dl、尿素窒素20mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、尿酸6.9mg/dl、総コレステロール240mg/dl、 Na145mEq/l、 K3.0mEq/l、 Cl103mEq/l。胸部エックス線写真で心胸郭比50%である。心電図で左室肥大を認める。
- この患者の高血圧症のスクリーニングとして行う検査はどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A055]←[国試_106]→[106A057]
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- 英
- plasma aldosterone concentration PAC
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- 英
- aldosterone
- 関
- 尿細管
基準値
- 血漿濃度は35-240 pg/ml, EDTA加血漿 安静臥位 30-160 pg/ml
- 30-160 pg/ml (LAB.715)
- 35.7-240 pg/ml (随時), 29.9-159pg/ml (臥位), 38.9-307pg/ml (立位) (SRL)
分類
性状
産生組織
標的組織
生理作用
- 1. 腎の接合尿細管と集合管、唾液腺、乳腺、汗腺等に働いてNa+の再吸収を促進し、K+の排出(分泌)を促進する (SP.791,792 によれば、腎接合尿細管を含む)
- 2. 腎集合管でH+の排出(分泌)を促進する。
- Na+/K+-ATPase活性↑@遠位尿細管・皮質集合管 → 管腔側K↑ → K再吸収/H+分泌 (QB CBT vol2 p.360) ← 成書での裏付けがないが、確かにアルドステロン↑によりK+分泌が↑となれば、管腔側にK+があふれるのでα間在細胞上の管腔側にあるK+/H+交換輸送体担体によりH+管腔側にくみ出されるな。
作用機序
- アルドステロンは何らかの経路を経て、ある遺伝子(アルドステロン誘導タンパク質 AIP)の転写・発現を促進する。これにより、以下の作用を及ぼす (2007年度後期生理学授業プリント)
- (1)Na+-K+ATPaseの発現
- (2)基底膜面積の増加
- (3)Na+チャネルの活性化
- (4)K+チャネルの活性化
- Na+-K+ ATPase活性を上昇させる(SP.792)
- ミトコンドリアのエネルギー産生系が活性化される(SP.792)
分泌調節
- 1. 体液↓、血圧↓→レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系でアンジオテンシンIIが生成→P450scc↑、P450aldo↑
-
- →レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系
- 2. 血漿K+↑→アルドステロン分泌↑ ← direct action on the adrenal cortical cells.
- 3. ドパミン、ソマトスタチン→アルドステロン分泌↓ (出典不明)
- 4. ACTH
- アルドステロン分泌作用は弱い。only a short-term effect(NEL.2351).
分子機構
生合成
臨床関連
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- 日
- 血漿
- 英
- plasma (HIS,SP), plasm (Z,PT), blood plasma
- 関
- 血液、血清、新鮮凍結血漿
- 血液の約55%を占める
- 血液から血球を除去したもの
- 血球(赤血球、白血球、血小板)
色調
比重