- 英
- gastroesophageal junction
- 関
- 胃食道吻合、食道胃接合部、食道胃吻合
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- ストーマ傍ヘルニアに胃体部が嵌頓してMallory-Weiss症候群を発症した1例
- 竹下 賢司,中島 紳太郎,宇野 能子,大熊 誠尚,阿南 匡,小菅 誠,衛藤 謙,小川 匡市,矢永 勝彦
- 日本大腸肛門病学会雑誌 67(2), 91-96, 2014
- … 皮下に脱出し胃内容の停滞と鏡面形成を認め,ストーマ傍ヘルニア胃嵌頓と診断した.経鼻胃管を留置して約2,000m<I>l</I>の血性の胃内容がドレナージされ,嵌頓が解除された.上部内視鏡検査で胃食道接合部に数条の裂傷を認めMallory-Weiss症候群と診断された.ご本人が手術を拒否したため外科的治療は行わず,腹帯の使用などを指導して経過観察を行っている.今回われわれは,ストーマ傍ヘルニアに胃が嵌 …
- NAID 130003394575
- 新種の Capnocytophaga leadbetteri を胸水から分離・同定できた胃食道接合部癌手術後の膿胸の1例
- 佐藤 延子,大楠 清文,佐々木 裕子 [他],勝見 真琴,加藤 真帆,阿部 裕子,遠藤 真知子,長沢 光章,柴田 近,矢野 寿一,山本 夏男,國島 広之,平潟 洋一,佐々木 巌,江崎 孝行,賀来 満夫
- 日本臨床微生物学雑誌 = The journal of the Japanese Society for Clinical Microbiology 19(3), 171-176, 2009-09-25
- NAID 10025636272
- O-2-70 TNM分類第7版における胃食道接合部腺癌の縦隔リンパ節転移の郭清効果(企画関連口演31 Barrett食道癌3,第64回日本消化器外科学会総会)
- 大山 繁和,片山 宏,徳永 正則,比企 直樹,福永 哲,上野 雅資,齋浦 明夫,大矢 雅敏,佐野 武,山口 俊晴
- 日本消化器外科学会雑誌 42(7), 1091, 2009-07-01
- NAID 110007718113
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- 食道・胃接合部の診断の特殊性は、腹部食道と連動し、常に動いている部位であり、 管状の食道が半球状の胃内に反転したり、胃粘膜が管状の食道側に入り込んだりして 内視鏡で観察している所見、X線像に描写された所見の部位の同定が難しく、所見の恒 存 ...
- 2012年6月27日 ... MET高発現の胃癌や胃食道接合部癌に対し、ECX療法(エピルビシン、シスプラチン、 カペシタビン)に完全ヒト型モノクローナル抗体rilotumumab(AMG102)を併用すること で予後が改善され、このことからMET蛋白発現量は効果予測因子で ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- Barrett's esophagus, Barrett esophagus
- 同
- Barrett食道
- 関
- バレット上皮、バレット症候群、食道腺癌、逆流性食道炎、胃食道逆流症
- バレット上皮が本来の胃食道接合部より3cm以上全周囲性に認められるもの(YN.A-20)
- 扁平上皮が円柱上皮に弛緩された状態なので、筋層は食道の筋層のままである。
- 内視鏡的に食道炎が見られる症例の10%でバレット食道が見られる。
- 年率1%に食道腺癌が発生
- 病因:胃酸逆流に伴う胃酸・胆汁酸・膵液の食道上皮への暴露
- 嚥下障害例では長期的に食道腺癌の発生率が高い。
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- 英
- esophagogastric junction EGJ, gastroesophageal junction
- 関
- 胃食道吻合、食道胃移行部、胃食道接合部、食道胃吻合
[★]
- 英
- gastroesophageal junction、gastroesophagostomy
- 関
- 食道胃接合部、胃食道接合部、食道胃吻合
[★]
- 英
- gastroesophageal junction
- 関
- 胃食道吻合、食道胃接合部、胃食道接合部
[★]
- 英
- esophagus (Z)
- 関
- 消化器系
解剖
- 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
- L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る
部位区分
- SSUR.456
生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)
- 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
- 切歯から15cm
- 食道の上端で、咽頭に連なる部位
- 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
- 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
- 切歯から25cm
- 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
- 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
運動 (SP.720)
組織
- 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
- 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい
食道の上皮と上皮下の組織
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層構造
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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器官
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単層扁平上皮
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単層立方上皮
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単層円柱上皮
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角化重層扁平上皮
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非角化重層扁平上皮
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上皮表層の構成細胞
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粘膜固有層
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腺の構成細胞
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粘膜筋板
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粘膜下組織 (大抵、粗結合組織)
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筋層
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漿膜(結合組織+単層扁平上皮) 外膜(結合組織のみ)
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食道
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○
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食道噴門腺 (咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
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粘液細胞 (スムーズに食べ物を流す)
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縱層 (縦走筋のみ)
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固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム)
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内輪筋層 外縱筋層 (食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
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外膜(横隔膜まで) 漿膜
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臨床関連
- 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
- 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)
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- 英
- junction、junctional region、juncture, canalicular-ductular junction
- 関
- ジャンクション、接合、接合点、連結、移行部、接続、ヘーリング管