- 英
- embolic cerebral infarction
- 同
- embolic cerebral infarction
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Japanese Journal
- 原澤 泰比古
- 日本保険医学会誌 110(1), 1-11, 2012-03-17
- … 心原性塞栓性脳梗塞を合併する危険がある。 … 心原性塞栓性脳梗塞の予防は極めて重要である。 … 心房細動に対する治療に先立って,ワルファリンあるいはダビガトラン投与による心原性塞栓性脳梗塞予防の適応を検討しなければならないことが多い。 …
- NAID 110009426019
- 実験的塞栓性脳梗塞巣は病巣のサイズに関わらず治癒開始時期は一定である
- 松木 由法,下家 浩二,黒田 雅彦 [他],工藤 玄恵
- 東京醫科大學雜誌 69(4), 473-482, 2011-10-30
- NAID 10029806433
- 第11回東海支部専門医部会教育セミナー : 原因不明の頭痛・倦怠感で入院し, 入院後に胸痛と片麻痺を発症した81歳の女性
- 岡 宏次,鈴木 晶子,袴田 康弘 [他],廣瀬 武司,香村 彰宏,池上 良,尾辺 利英,宮崎 晋一,青沼 宏深,藤井 常宏,鈴木 富雄,石塚 達夫
- 日本内科学会雑誌 100(8), 2302-2311, 2011-08-10
- NAID 10029748491
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- これに対して、「塞栓性脳梗塞」呼ばれるタイプの脳梗塞があります。 これは主に心臓でできて心臓の壁にくっついていた血液の塊(凝血塊)が、ある時、突然遊離して、頭の血管に飛んで、閉塞してしまうために起こる脳梗塞です。(心 ...
- サリドマイド投与中に塞栓性脳梗塞をきたした症例 73歳女性。平成18 年5 月より、IgGκ型多発性骨髄腫の診断にてMP 療法を行っていたが、治療抵抗性となり、平成20 年7 月 よりエンドキサン、プレドニンに変更するも効果なく、総蛋白は10 ...
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[★]
- 英
- cerebral infarction, brain infarction
- 関
- 一過性脳虚血発作 transient ischemic attack TIA
- 関
- 脳塞栓症、脳血栓症
- 神経系 091015II(脳梗塞における血液マーカー),091016III,091016IV
疫学
- 脳卒中に占める割合:アテローム血栓性梗塞24.1%、ラクナ梗塞22.7%、心原性脳塞栓症19.2%、その他の脳梗塞5.1% (ガイドライン1)
分類
- 定義:脳を灌流する頭蓋内外の主幹動脈のアテローム硬化を原因とする梗塞
- 機序:塞栓性、血栓性、血行力学性
- 血栓性:アテロームプラークの破綻→血管内皮下組織への血小板の付着→血小板活性化・凝集→(主に)血小板凝集塊の形成
- 血行力学性:主幹動脈の狭窄や閉塞
- 好発部位:内頚動脈(起始部、サイフォン部)、中大脳動脈(水平部)、後大脳動脈(近位部)、椎骨動脈(起始部、終末部)、脳底動脈
- 危険因子:高血圧、糖尿病、高脂血症
- 定義:心臓内の栓子や心臓を経由する栓子が急激に脳動脈を閉塞する
- 機序:塞栓性
- 塞栓性:血液うっ滞→血液凝固カスケードの活性化→トロンビン生成の亢進→フィブリン形成の進展
- 定義:一本の穿通枝動脈閉塞による直径1.5cm未満の小さな梗塞
- 機序:細小動脈硬化、微小塞栓、血栓・塞栓症、血行力学性
- 細小動脈硬化:高血圧に対抗してリポヒアリノーシス(微小動脈硬化・血管硬化)が起こり血管が狭窄
- 微小塞栓:脳内外の微少な塞栓物質による
- 穿通枝動脈の微小粥腫
- 穿通枝分岐部の分枝粥腫(cf.branch atheromatous disease, BAD)→穿通枝動脈が起始部から閉塞して起こる
- 危険因子:高齢、高血圧
- 好発部位:基底核、比較、橋、支障、内包後脚、側脳室外側の大脳深部白質
比較
- SQ.515
|
アテローム血栓性脳梗塞
|
ラクナ梗塞
|
心原性脳塞栓
|
発症機序
|
血栓性 塞栓性 血行力学性
|
血栓症
|
塞栓性
|
好発年齢
|
高齢者
|
高齢者
|
若年者もあり
|
発症時刻
|
起床時
|
覚醒時
|
日中活動時
|
発症様式
|
緩徐進行
|
比較的緩徐進行
|
突発的
|
意識障害
|
軽度
|
なし
|
しばしば高度
|
大脳皮質症状
|
時にあり
|
なし
|
あり
|
基礎疾患
|
高血圧 糖尿病 高脂血症
|
高血圧
|
心疾患
|
リスクファクター
- 高血圧、心筋梗塞、心房細動、糖尿病、高脂血症、無症候性頚動脈病変
- 血圧:(脳梗塞全般)140/90mmHg以上。(ラクナ梗塞)130/85mmHg以上
生活習慣因子
検査
- 画像検査では超急性期には拡散強調画像が有用。CTではearly CT signを確認する。
CT
early CT sign
MRI
- 拡散強調画像:超急性期で梗塞部が高信号を呈する。
- T1:急性期以降(1日~)に低信号
- T2:6時間以降に高信号を呈する(細胞腫脹)。
治療
予後
- ガイドライン1
- 入院時NIH Stroke Scale(NIHSS)スコアの中央値:ラクナ梗塞4、アテローム血栓性脳梗塞6、心原性脳塞栓症14、その他5
- 退院時のmodified Rankin Scale(mRS)3-5の転帰不良(及び死亡)の割合:ラクナ梗塞22.6%(死亡率1.1%)、アテローム血栓性脳梗塞41.4%(6.9%)、心原性脳塞栓症44.8%(18.6%)、29.8%(10.3%)
- 重症度:心原性脳塞栓症>アテローム血栓性脳梗塞>ラクナ梗塞
国試
ガイドライン
- http://www.jsts.gr.jp/jss08.html
[★]
- 英
- infarct, infarction
- ラ
- infarctus
- 同
- 虚血性壊死
- 関
- 心筋梗塞 myocardial infarction
[★]
- 英
- embolus, (pl.)emboli
- 関
- 塞栓症
[★]
- 英
- embolic
- 関
- 塞栓