ジョサマイシン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- シロップ用エチルコハク酸エリスロマイシンを対照としたシロップ用プロピオン酸ジョサマイシンの猩紅熱に対する二重盲検比較試験成績
- 秋葉 享 [他]
- The Japanese journal of antibiotics 27(2), 73-85, 1974-04
- NAID 40017452722
- シロップ用エチルコハク酸エリス・マイシンを対照としたシロップ用プロピオン酸ジョサマィシンの狸紅熱に対する二重盲検比較試験成績
- 秋葉 享,富沢 功,辻 正周,佐藤 麿人,飯村 達,清水 長世,柳下 徳雄,大久保 暢夫,柏木 義勝,柴田 実
- The Japanese Journal of Antibiotics 27(2), 73-85, 1974
- … <BR>当研究会では, 山之内製薬株式会社によつて新しく開発された小児用ジョサマイシン誘導体製剤の薬効評価に当つて, 小児用マクロライド系抗生物質製剤の中で最も多用されていると考えられるシロップ用エチルコハク酸エリスロマイシンを対照薬とし, 狸紅熱に対するシロップ用プロピオン酸ジョサマイシンの効果を二重盲検によつて比較検討した。 …
- NAID 130004392809
- Josamycin propionateの研究:第7報イヌに経口投与したときの蓄積性につい
- 立花 章男,小宮 正行,佐渡 卓朗,矢野 邦一郎
- The Japanese Journal of Antibiotics 27(4), 532-538, 1974
- … Josamycin propionate1) (プロピオン酸ジョサマイシン) を連続投与したときの影響について検討するため, イヌに200mg/kg/day3週間経口投与し, 血漿中濃度, 臓器内濃度, 尿中排泄量および尿中代謝産物のパターンを検討したので報告する. …
- NAID 130004130115
Related Links
- プロピオン酸ジョサマイシン 病院からもらった薬がわかる 薬の効能や副作用が検索できます。 プロピオン酸ジョサマイシン 【当サイトの紹介】 私達の病気を治したり、健康を維持したりするのに薬は大切な役割をはたします。
- プロピオン酸ジョサマイシン製剤の効果、副作用、使用上の注意とは? goo辞書提供の薬検索。約7000の薬剤の情報が名前と識別コードから検索できます。
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ジョサマイシロップ3%
組成
有効成分(1mL中)
- 日局 ジョサマイシンプロピオン酸エステル 30mg(力価)
添加物
- ヒプロメロース、ソルビタン脂肪酸エステル、結晶セルロース、カルメロースナトリウム、クエン酸ナトリウム水和物、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸メチル、ジメチルポリシロキサン、二酸化ケイ素、精製白糖、pH調節剤、香料
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- エルゴタミン酒石酸塩を含有する製剤又はジヒドロエルゴタミンメシル酸塩を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
<適応菌種>
- ジョサマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマ属
<適応症>
- 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、涙嚢炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、上顎洞炎、顎炎、猩紅熱
- 通常、幼小児には、1日量体重1kg当りジョサマイシンとして30mg(力価)を3〜4回に分けて経口投与する。ただし、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- 他のマクロライド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 肝障害のある患者[血中濃度が上昇するおそれがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
- ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
- 皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎(頻度不明)
- 外国で偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれたとの報告がある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ジョサマイシンプロピオン酸エステルはジョサマイシンと同様に、ブドウ球菌属、レンサ球菌属及び肺炎球菌等のグラム陽性菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマ属に対して強い抗菌力を有する8)〜11)。
- ジョサマイシンは、ブドウ球菌属のマクロライド耐性を誘導しない耐性非誘導型抗生物質である12)。
- ジョサマイシンプロピオン酸エステルは、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌等による動物の実験感染症に対して強い防御効果を示す8)。
- ジョサマイシンプロピオン酸エステルは、動物実験で臓器内へよく移行する5)。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
性状
- ジョサマイシンプロピオン酸エステルは白色〜淡黄白色の結晶性の粉末である。アセトニトリルに極めて溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
[★]
- 英
- propionic acid
- 同
- プロパン酸、プロパン
- 関
- カルボン酸
- プロピオン酸(プロピオンさん、propionic acid)は示性式CH3CH2COOH、分子量74.08のカルボン酸。IUPAC命名法ではプロパン酸 (propanoic acid) となる。CAS登録番号は79-09-4。
物性
反芻動物におけるプロピオン酸
ヒト(非反芻動物を含む)におけるプロピオン酸
- 奇数脂肪酸のβ酸化、イソロイシンとコレステロール側鎖の酸化によって得られる。(HBC.169)
代謝
- HBC. 169
- →プロピオン酸血症
- →メチルマロン酸尿症
誘導体
臨床関連
[★]
- 英
- josamycin JM
- ラ
- josamycinum
- 化
- プロピオン酸ジョサマイシン josamycin propionate
- 商
- ジョサマイシン、ジョサマイ
- 関
- 抗菌薬
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- pro
[★]
フルルビプロフェンアキセチル