- 英
- 1-propanol
- 関
- プロパノール、n-プロパノール
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1-プロパノール |
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別称
- n-Propyl alcohol
- n-Propanol
- n-PrOH
- Ethylcarbinol
- 1-Hydroxypropane
- Propanol
- Propionic alcohol
- Propionyl alcohol
- Propionylol
- Propyl alcohol
- Propylic alcohol
- Propylol
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
71-23-8 |
PubChem |
1031 |
ChemSpider |
1004 |
UNII |
96F264O9SV |
EC番号 |
200-746-9 |
国連/北米番号 |
1274 |
DrugBank |
DB03175 |
KEGG |
C05979 |
MeSH |
1-Propanol |
ChEBI |
CHEBI:28831 |
ChEMBL |
CHEMBL14687 |
RTECS番号 |
UH8225000 |
ATC分類 |
D08AX03 |
バイルシュタイン |
1098242 |
Gmelin参照 |
25616 |
3DMet |
B00883 |
|
- InChI=1S/C3H8O/c1-2-3-4/h4H,2-3H2,1H3
Key: BDERNNFJNOPAEC-UHFFFAOYSA-N
|
特性 |
化学式 |
C3H8O |
モル質量 |
60.1 g mol−1 |
外観 |
無色の液体 |
密度 |
0.803 g/mL |
融点 |
-126 °C, 147 K, -195 °F
|
沸点 |
97-98 °C, 370-371 K, 206-208 °F
|
水への溶解度 |
混和 |
log POW |
0.329 |
蒸気圧 |
1.99 kPa (at 20 °C) |
酸解離定数 pKa |
16 |
塩基解離定数 pKb |
−2 |
屈折率 (nD) |
1.387 |
粘度 |
1.938 mPa s |
双極子モーメント |
1.68 D |
熱化学 |
標準生成熱 ΔfHo |
−302.79–−302.29 kJ mol-1 |
標準燃焼熱 ΔcHo |
−2.02156–−2.02106 MJ mol-1 |
標準モルエントロピー So |
192.8 J K−1 mol−1 |
標準定圧モル比熱, Cpo |
143.96 J K−1 mol−1 |
危険性 |
GHSピクトグラム |
|
GHSシグナルワード |
DANGER |
Hフレーズ |
H225, H318, H336 |
Pフレーズ |
P210, P261, P280, P305+351+338 |
EU分類 |
F Xi |
EU Index |
603-003-00-0 |
NFPA 704 |
|
Rフレーズ |
R11, R41, R67 |
Sフレーズ |
(S2), S7, S16, S24, S26, S39 |
引火点 |
22 °C |
発火点 |
371 °C |
爆発限界 |
13.7% |
関連する物質 |
関連物質 |
ブタン
プロピルアミン
|
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
1-プロパノール (Propan-1-ol) は示性式を CH3(CH2)2OH と表される一価の第一級アルコール。1-プロピルアルコール、 n-プロピルアルコール(ノルマル—)とも呼ばれる。CAS登録番号は [71-23-8]。融点 −126.5 ℃、沸点 97.15 ℃ の特異臭のある無色の液体で、水、有機溶媒に混和する。引火点は 24℃で、常温で引火する。人体への毒性は低く、日本を始め欧米など多くの国で食品添加物や香料としての使用が認められている。
1-プロパノールはフーゼル油を蒸留することで得られていたが、現在はほぼ全てエチレンのヒドロホルミル化によって得られるプロピオンアルデヒドを、ロジウム錯体等の触媒によって水素化する方法で作られている(下記の反応)。
消防法に定める第4類危険物 アルコール類に該当する[2]。
出典
- ^ “1-Propanol - Compound Summary”. PubChem Compound. USA: National Center for Biotechnology Information (2005年3月26日). 2011年10月10日閲覧。
- ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)
アルコール |
第一級アルコール (1°) |
- メタノール (C1)
- エタノール (C2)
- プロパン-1-オール (C3)
- ブタン-1-オール (C4)
- ペンタン-1-オール (C5)
- ヘキサン-1-オール (C6)
- ヘプタン-1-オール (C7)
- オクタン-1-オール (C8)
- ノナン-1-オール (C9)
- デカン-1-オール (C10)
- ウンデカン-1-オール (C11)
- ドデカン-1-オール (C12)
- トリデカン-1-オール (C13)
- テトラデカン-1-オール (C14)
- ペンタデカン-1-オール (C15)
- ヘキサデカン-1-オール (C16)
- ヘプタデカン-1-オール (C17)
- オクタデカン-1-オール (C18)
- ノナデカン-1-オール (C19)
- イコサン-1-オール (C20)
- ヘネイコサン-1-オール (C21)
- ドコサン-1-オール (C22)
- トリコサン-1-オール (C23)
- テトラコサン-1-オール (C24)
- ペンタコサン-1-オール (C25)
- ヘキサコサン-1-オール (C26)
- ヘプタコサン-1-オール (C27)
- オクタコサン-1-オール (C28)
- ノナコサン-1-オール (C29)
- トリアコンタン-1-オール (C30)
- ポリコサノール
- 2-メチル: 2-メチルプロパン-1-オール (C4)
- 3-メチル: 3-メチルブタン-1-オール (C5)
|
第二級 (sec) アルコール (2°) |
- プロパン-2-オール (C3)
- ブタン-2-オール (C4)
- ペンタン-2-オール (C5)
- ヘキサン-2-オール (C6)
- ヘプタン-2-オール (C7)
- 2-メチル: 2-メチルブタン-1-オール (C5)
- その他: シクロヘキサノール (C6)
|
第三級 (tert) アルコール (3°) |
- 2-メチル: 2-メチルプロパン-2-オール (C4)
- 2-メチルブタン-2-オール (C5)
- 2-メチルペンタン-2-オール (C6)
- 2-メチルヘキサン-2-オール (C7)
- 2-メチルヘプタン-2-オール (C8)
- 3-メチル: 3-メチルペンタン-3-オール (C6)
- 3-メチルオクタン-3-オール (C9)
|
- 主要な生体物質
- 炭水化物
- アルコール
- 糖タンパク質
- 配糖体
- 脂質
- エイコサノイド
- 脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体
- リン脂質
- スフィンゴ脂質
- ステロイド
- 核酸
- 核酸塩基
- ヌクレオチド代謝中間体
- タンパク質
- タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体
- テトラピロール
- ヘムの代謝中間体
|
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- Components of the carrier solvents and separation performance in the tube radial distribution chromatography using a fused-silica capillary tube
- Jinno Naoya,Hayashi Yoichiro,Hashimoto Masahiko,Tsukagoshi Kazuhiko
- 同志社大学理工学研究報告 52(3), 177-180, 2011-10
- … 本研究では、親水性有機溶媒としてジオキサン、1-プロパノール、エタノール、アセトニトリル、またはメタノールを含んだ様々な水‐酢酸エチル(疎水性有機溶媒)キャリア溶液を調製し、フューズドシリカキャピラリーチューブを用いたシステムにおける分離性能を調べた。 … モデル検体として1-ナフトールと2,6-ナフタレンジスルホン酸の混合試料を用い、チューブ内に注入した。 …
- NAID 110008692611
- キトサン,D-(+)-グルコサミン誘導体を配位子とする金属錯体存在下でのジエチル亜鉛の芳香族アルデヒド類への触媒的不斉付加反応
- 太田 哲男,前田 憲輝,久次米 亮,大江 洋平,山下 隆之,古川 功
- 同志社大学理工学研究報告 52(2), 113-126, 2011-07
- … キトサンはD-グルコサミンがβ-(1,4)結合した天然に大量に存在するバイオポリマーであるが、きわめて不溶なため化学的変換は困難である。 …
- NAID 110008601725
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- ChemicalBook あなたのために1-プロパノール(71-23-8)の化学的性質を提供して、融点、価格、蒸気圧、沸点、毒性、比重、沸点、密度、分子式、分子量、物理的な性質、毒性 税関のコードなどの情報、同時にあなたは更に1-プロパノール ...
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- propionic acid
- 同
- プロパン酸、プロパン
- 関
- カルボン酸
- プロピオン酸(プロピオンさん、propionic acid)は示性式CH3CH2COOH、分子量74.08のカルボン酸。IUPAC命名法ではプロパン酸 (propanoic acid) となる。CAS登録番号は79-09-4。
物性
反芻動物におけるプロピオン酸
ヒト(非反芻動物を含む)におけるプロピオン酸
- 奇数脂肪酸のβ酸化、イソロイシンとコレステロール側鎖の酸化によって得られる。(HBC.169)
代謝
- HBC. 169
- →プロピオン酸血症
- →メチルマロン酸尿症
誘導体
臨床関連
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