- 英
- hemicellulose
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/18 22:41:22」(JST)
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ヘミセルロース(hemicellulose)は植物細胞壁に含まれる、セルロースを除く水に対して不溶性の多糖類の総称。
1891年にE.シュルツェによって発見される。発見当初はセルロース生合成の中間体と見なされていたが、現在では別の多糖であることが知られている。植物の細胞壁でリグニンやセルロースと共に複合体を形成しており、その存在比は植物によって異なるがおおよそ30%前後である。成分はキシランやマンナンのほか、グルコマンナンやグルクロノキシランなどのような複合多糖もある。キシランはキシロースの材料として工業的に利用されている。また、食品に含まれている食物繊維の一部を占める。
Japanese Journal
- 岩田 忠久,フンダドール ノリーン,ロジャース 有希子
- Material stage 12(10), 1-3, 2013-01-00
- NAID 40019555716
- 加藤 陽治,高橋 匡
- 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 = Bulletin of applied glycoscience 2(3), 180-184, 2012-08-20
- NAID 10030704081
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- 栄養・生化学辞典 ヘミセルロースの用語解説 - 植物細胞壁の成分で,アルカリで抽出 できる多糖で,主たる物質はキシランであるが,他の多糖も抽出されうる.セルロースは 溶けないので,含まれない.研究者によって定義に多少異同がある....
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- propionic acid
- 同
- プロパン酸、プロパン
- 関
- カルボン酸
- プロピオン酸(プロピオンさん、propionic acid)は示性式CH3CH2COOH、分子量74.08のカルボン酸。IUPAC命名法ではプロパン酸 (propanoic acid) となる。CAS登録番号は79-09-4。
物性
反芻動物におけるプロピオン酸
ヒト(非反芻動物を含む)におけるプロピオン酸
- 奇数脂肪酸のβ酸化、イソロイシンとコレステロール側鎖の酸化によって得られる。(HBC.169)
代謝
- HBC. 169
- →プロピオン酸血症
- →メチルマロン酸尿症
誘導体
臨床関連
[★]
- 英
- xylan
- 関
- ヘミセルロース