- 英
- propane
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- colorless gas found in natural gas and petroleum; used as a fuel
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- プロパン[ガス]
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/15 00:01:21」(JST)
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プロパン |
|
一般情報 |
IUPAC名 |
Propane 聞く[ヘルプ/ファイル] |
別名 |
LPガス |
分子式 |
C3H8 |
分子量 |
44 g/mol |
組成式 |
C3H8 |
形状 |
無色無臭の気体 |
CAS登録番号 |
74-98-6 |
性質 |
水への溶解度 |
g/100 mL ( ℃) |
融点 |
−187.6 °C |
沸点 |
−42.09 °C |
プロパン (propane) は、化学式C3H8にて表されるアルカンである。
目次
- 1 化学的性質
- 2 製法
- 3 用途
- 4 歴史
- 5 置換基
- 6 関連項目
化学的性質
プロパンの化学式は、CH3-CH2-CH3 である。
分子量は44。無色で可燃性を持ち、常温では気体である。天然ガスの成分のひとつである。CAS登録番号は74-98-6。異性体はない。酸化されるとプロパノールになる。爆発限界は2.2〜9.5vol%(空気中)。
プロパンは他の天然ガス成分とは異なり空気よりも重い。空気の比重と比較すると1.5倍重く、プロパンが漏洩すると床面に滞留する。液体プロパンは大気圧では瞬時に気化する。気化の際に雰囲気から熱を奪うために、水蒸気が凝縮して白い霧が生じる。
製法
プロパンは天然ガス・プロセッシング、石油の分留あるいは分子量の大きいアルカンのクラッキングによって得ることができる。天然ガス・プロセッシングは、気体の天然ガスから融点(凝縮点)の差を利用してプロパンとブタンを分離する方法である。また、石油精製過程にてガソリンや灯油の副生成物として得ることも可能である。沸点は-42.1℃であり、LPガスに用いられるガスの中で最も沸点が低い。
日本では、プロパン消費量の約4分の3を輸入に頼っている。輸入相手先国はサウジアラビアなどの中東地域が中心である。国産プロパンは主に石油の分留による。
用途
ガスボンベに入れられたLPG。米国では都市部でのバーベキューにこのような小型のボンベが用いられることが多い。
プロパンは、主としてガス燃料として用いられている。
LPガス(LPG)として販売されていることが多い。LPガスはプロパンにプロピレン、ブタン、ブチレンを混合したものである。また、工業用無臭ガス以外では安全のためにエタンチオールが着臭剤として添加されていることが多い。
LPガスは厨房用、給湯用、空調用の熱源として用いられている。都市ガスとは異なり供給時にはLPGボンベを用いることが多く、販売業者が定期的にLPGボンベを交換する。
また、LPガスは運輸部門でも用いられている。LPガス車の中ではタクシーがもっとも多く、2004年のLPガス車台数(29万台)のうち約24万台をLPGタクシーが占めている。世界では2006年現在で約1145万台がLPガスを利用している。
近年、発展途上国の農村部において、伝統的な燃料源(木材)からプロパンへの燃料源の転換が起こっており、プロパンの需要が急増している。特に中国とインドでの需要の伸びが大きい。
プロパンは、ガス吸収式冷凍機の冷媒としても用いられている。米国Sevel社は、プロパンガスを冷媒としたガス吸収式冷凍機を販売している。この冷凍機は高効率であり、稼働時に電力を必要としない。1930年代から販売されているものの現在も利用可能であり、駆動部分を持たないためにメンテナンスをほとんど必要としない。また、米国ユニリーバ社はプロパン冷媒の環境に優しい利用方法を開発中である[要出典]。
歴史
1910年に米国鉱山局の化学者ウォルター・O・スネリングが、ガソリンの揮発分の中から発見した。また、スネリングは最初のプロパン小売会社(American Gasol社)を1912年に創設した。
置換基
置換基としてのプロパンは末端で連結する1-プロピル基と中央で連結する2-プロピル基(イソプロピル基)がある。
関連項目
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Japanese Journal
- プロパン一般用需要3.4%減の657千トン : 9月分及び27年度上期分LPガス需給概況
- プロパン一般用需要0.9%減の635千トン : 8月分LPガス需給概況
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ストメリンDエアロゾル
組成
有効成分(1mL中)
- 硫酸イソプロテレノール 1.667mg
日局 デキサメタゾン 0.556mg
臭化メチルアトロピン 0.111mg
添加物
- 中鎖脂肪酸トリグリセリド、1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン(HFA-227)
禁忌
- カテコールアミン製剤(アドレナリン等)、エフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 頻脈性不整脈のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 本剤に対して過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫
- 上記疾患の治療に使用される副腎皮質ホルモンの減量及び離脱
気管支痙攣の緩解の場合
- 本剤は喘息発作に対する対症療法剤であるので、本剤の使用は発作発現時に限ること。
- 通常1回1吸入(硫酸イソプロテレノールとして0.1mg)する。2〜5分間たって効果が不十分な場合でも、2吸入を限度とする。続けて用いる必要がある場合でも、少なくとも4〜6時間の間隔をおくこと。
副腎皮質ホルモンの減量及び離脱にあたっては次のように用いる。
- 副腎皮質ホルモンの経口投与を漸減すると同時に、併行して症状の緩解を維持しうるよう症状に応じて1日数回、1回1〜2吸入する。副腎皮質ホルモンの経口投与中止後は本剤の吸入回数を慎重に漸減する。
- 本剤の投与によって副腎皮質ホルモンの経口投与の中止が可能と考えられる場合には、副腎皮質ホルモンの経口投与を中止し、本剤に切り換え1日数回、1回1〜2吸入する。ついで症状の緩解を維持しつつ1回1〜2吸入し、その後吸入回数を漸減する。
- 患者又は保護者に対し、本剤の過度の使用により、不整脈、心停止等の重篤な副作用が発現する危険性があることを理解させ、次の事項及びその他必要と考えられる注意を与えること。
気管支痙攣の緩解の場合
- 成人の場合、1回1吸入の用法・用量を守ること。なお、吸入後2〜5分を待っても十分な効果がみられない場合には、1回1吸入を限度として追加吸入できるが、それ以上の追加投与は行わないこと。続けて用いる必要がある場合でも、少なくとも4〜6時間の間隔をおき、1日4回(8吸入)までとすること。
- 小児の場合、投与しないことが望ましいが、やむを得ず使用する場合には、1回1吸入を限度とし、次の発作に使用する場合、少なくとも4〜6時間の間隔をおき、1日4回(4吸入)までとすること。
副腎皮質ホルモンの減量及び離脱の場合
- 副腎皮質ホルモンの減量及び離脱の場合には定められた1日数回、1回1〜2吸入の用法・用量を守ること。
慎重投与
- 甲状腺機能亢進症の患者[動悸、頻脈を助長させるおそれがある。]
- 高血圧のある患者[血圧を上昇させるおそれがある。]
- 心疾患のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 糖尿病の患者[血糖値を上昇させるおそれがある。]
- 呼吸器以外の感染症を有する患者[症状を悪化させるおそれがあるので抗生物質を投与するなど適切な処置を行うこと。]
重大な副作用
血清カリウム値の低下
- β2刺激薬による重篤な血清カリウム値の低下が報告されている。また、この作用はキサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。さらに、低酸素血症では血清カリウム値の低下により心リズムに及ぼす作用が増強されることがある。このような場合には血清カリウム値をモニターすることが望ましい。
薬効薬理
- 本剤は硫酸イソプロテレノール、デキサメタゾン、臭化メチルアトロピンが15:5:1の比率で配合されており、次のような作用が確認されている。
- モルモットを用いた実験で硫酸イソプロテレノールの吸入によるヒスタミン喘息抑制作用が、臭化メチルアトロピンの併用により持続性となることが認められている。また、硫酸イソプロテレノール、臭化メチルアトロピンの両者に更にデキサメタゾンを加えると、より強い喘息抑制作用が得られることが判明している15)。
- 気管支喘息患者の1秒肺活量を指標としたcross-over法で、イソプロテレノールの吸入による気管支拡張作用が硝酸メチルアトロピンの併用により持続性となり、かつ作用が増強することが示されている16)。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
融点
性状
- デキサメタゾンは白色〜微黄色の結晶又は結晶性の粉末である。メタノール、エタノール(95)又はアセトンにやや溶けにくく、アセトニトリルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- propionic acid
- 同
- プロパン酸、プロパン
- 関
- カルボン酸
- プロピオン酸(プロピオンさん、propionic acid)は示性式CH3CH2COOH、分子量74.08のカルボン酸。IUPAC命名法ではプロパン酸 (propanoic acid) となる。CAS登録番号は79-09-4。
物性
反芻動物におけるプロピオン酸
ヒト(非反芻動物を含む)におけるプロピオン酸
- 奇数脂肪酸のβ酸化、イソロイシンとコレステロール側鎖の酸化によって得られる。(HBC.169)
代謝
- HBC. 169
- →プロピオン酸血症
- →メチルマロン酸尿症
誘導体
臨床関連
[★]
- 英
- propanoic acid
- 関
- カルボン酸
- IUPAC名 プロパン酸
- 慣用名 プロピオン酸
- C3H6O2
[★]
- 英
- 3-amino-1,1,3-propanetricarboxylic acid
- 関
- γ-カルボキシグルタミン酸
[★]
- 英
- propanediol dehydratase
- 関
- プロパンジオール脱水酵素
[★]
- 英
- pro