アスパラギン酸カリウム
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- アルモカリン注10mEqは、1管10mL中にL−アスパラギン酸カリウム1712mg(K+:10mEq)を含有する。
- 添加物としてpH調整剤を含有する。
禁忌
- 重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)のある患者[カリウムの排泄低下により、高カリウム血症を呈するおそれがある。]
- 副腎機能障害(アジソン病)のある患者[アジソン病ではアルドステロン分泌低下により、カリウム排泄障害を来しているので、高カリウム血症を呈するおそれがある。]
- 高カリウム血症の患者
- 高カリウム血性周期性四肢麻痺の患者[発作を誘発するおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- エプレレノンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
下記疾患又は状態におけるカリウム補給
- ・降圧利尿剤、副腎皮質ホルモン、強心配糖体、インスリン、ある種の抗生物質などの連用時
・低カリウム血症型周期性四肢麻痺
・心疾患時の低カリウム状態
・重症嘔吐、下痢、カリウム摂取不足及び手術後
- L−アスパラギン酸カリウムとして、通常成人1回1.71〜5.14g(カリウムとして10〜30mEq)を日本薬局方注射用水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又は他の適当な希釈剤で希釈する。その液の濃度は0.68w/v%(カリウムとして40mEq/L)以下として、1分間8mLを超えない速度で静脈内注射する。
1日の投与量は17.1g(カリウムとして100mEq)を超えない量とする。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- カリウム剤を急速静注すると、不整脈、場合によっては心停止を起こすので、点滴静脈内注射のみに使用すること。
慎重投与
- 腎機能低下あるいは腎機能障害のある患者[カリウムの排泄低下により、高カリウム血症を呈するおそれがある。]
- 急性脱水症、広範囲の組織損傷(熱傷、外傷等)のある患者[細胞外へカリウムが移行する状態であり、高カリウム血症を呈するおそれがある。]
- 高カリウム血症があらわれやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症等)を有する患者
重大な副作用
- 一時に大量を投与すると心臓伝導障害があらわれることがある。高カリウム血症の治療にはカルシウム剤、炭酸水素ナトリウム、高張食塩液、ブドウ糖・インスリン、陽イオン交換樹脂、透析が緊急度に応じて選択される。(頻度不明)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- L−アスパラギン酸カリウム(Potassium L-Aspartate)
分子式
分子量
性 状
- 本品は白色の粉末で、においはなく、特異な味がある。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は極めて吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- L-aspartic acid、L-aspartate
- 関
- アスパラギン酸、アスパラギン酸カリウム、L-アスパラギン酸塩、アスパラギン酸マグネシウム
- 化
- L-アスパラギン酸Ca、L-アスパラギン酸K、アスケート、アスパラ、アスパラ-CA、アスパラカリウム、アスパラギン酸カリウム、アスパラ配合、アミグランド、アルモカリン、エルスプリー、エルスプリーCA、ガスポート、ガモファー、トスフロキサシントシル酸塩、ファモチジン、プロテアミン12、プロテアミン12X、ユニカリック
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- 英
- potassium L-aspartate
- 商
- L-アスパラギン酸K、L-アスパラギン酸カリウム、アスケート、アスパラカリウム、アスパラギン酸カリウム、アスパラ注、アスパラ配合、アルモカリン、エルスプリー、アスパラK
- 関
- アスパラギン酸カリウム
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3