塩化カリウム(カリウム)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ケーサプライ錠600mg
組成
成分・含量
- 1錠中「日本薬局方」塩化カリウム600mg(カリウムとして8mEq)
添加物
- 乳糖水和物、ヒプロメロースフタル酸エステル、エチルセルロース、硬化油、ヒプロメロース、モノステアリン酸グリセリン、酸化チタン
禁忌
- 乏尿・無尿(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当り20mL以下)又は高窒素血症がみられる高度の腎機能障害のある患者[高カリウム血症が悪化する。]
- 未治療のアジソン病患者[高カリウム血症が悪化する。]
- 高カリウム血症の患者[不整脈や心停止を引き起こすおそれがある。]
- 消化管通過障害のある患者[塩化カリウムの局所的な粘膜刺激作用により潰瘍、狭窄、穿孔をきたすことがある。]
- 食道狭窄のある患者(心肥大、食道癌、胸部大動脈瘤、逆流性食道炎、心臓手術等による食道圧迫)
- 消化管狭窄又は消化管運動機能不全のある患者
- 高カリウム血性周期性四肢麻痺の患者[発作を誘発するおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- エプレレノンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 低カリウム血症の改善
- 通常成人には1回2錠(塩化カリウムとして1,200mg)を1日2回食後経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 腎機能低下あるいは腎機能障害のある患者[高カリウム血症があらわれやすい。]
- 急性脱水症、広範囲の組織損傷(熱傷、外傷等)のある患者[高カリウム血症があらわれることがある。]
- 高カリウム血症があらわれやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症等)を有する患者
- 心疾患のある患者[過剰に投与した場合、症状を悪化させることがある。]
- 消化性潰瘍の既往歴のある患者[塩化カリウムの刺激により再発させるおそれがある。]
- 抗コリン作動薬を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
重大な副作用
消化管の閉塞、潰瘍又は穿孔(頻度不明)
- 観察を十分に行い、嚥下時の疼痛、激しい嘔吐・腹痛・腹部膨満、消化管出血等があらわれた場合には、直ちに投与を中止する。
心臓伝導障害(頻度不明)
- 一時に大量投与した場合にあらわれやすい。(「過量投与」の項参照)
有効成分に関する理化学的知見
一 般 名
- 塩化カリウム(Potassium Chloride)
分 子 式
分 子 量
性 状
- 無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は塩辛い。水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
水溶液(1→10)は中性である。
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