- 英
- serum potassium
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Japanese Journal
- 腎不全患者を対象としたOPF-102の臨床試験(第III相) : より安全な経静脈的リン補給に向けて
- 秋葉 隆,田村 禎一,鎌田 貢壽,水口 潤,松井 則則
- 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 44(6), 567-575, 2011-06-28
- … の被験者にOPF-102でリン濃度を補正した電解質補液を投与したところ,すべての被験者で適正に血清リン濃度を補正することができた.OPF-102投与前の被験者の血清カリウム濃度はさまざまであったが,OPF-102の投与により被験者の血清カリウム濃度に影響を及ぼすことはなかった.また,臨床上問題となる事象も発現しなかった.OPF-102は,高カリウムのリスクを伴うさまざまな病態のリン補給に際し …
- NAID 10029407169
- 無治療の経過で腎クリーゼと心筋炎を併発した強皮症の1剖検例
- 川西 邦夫,小池 美菜子,木村 和生,佐々木 裕子,高橋 正毅,松上 桂子,中川 典明,中野 雅行,武井 卓,新田 孝作
- 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 43(10), 865-871, 2010-10-28
- … 同時期より次第にADLが低下した.さらに全身の衰弱が著明となったため,2008年12月13日,家族が救急要請し,当院へ搬送された.腎不全(血清クレアチニン6.38mg/dL,尿素窒素104.9mg/dL),高カリウム血症(血清カリウム7.0mEq/L),および心電図異常を指摘され同日緊急入院となった.入院後,血液透析により,高カリウム血症は是正したが,乏尿であり,血液透析を継続した.顔貌,皮膚所見,抗Scl-70抗体陽性より,全身 …
- NAID 10027724990
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- ... の異常白血球が血漿中のカリウムを取り込むので,ときに偽性低カリウム血症,すなわち血清カリウム濃度の偽低値が生じる。これは血漿または血清を血液検体から速やかに分離することで防ぐ。 偽性高カリウム血症,すなわち血清 ...
- 実際のK値は正常値であるのに、採血時や採血から検査までの過程に問題があると、K値が上昇することがあります(偽性K高値血症)。 K値が高値となる原因を大きく分けると、輸液の混入など外部由来のKによるものと、血球成分由来の ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 76歳の男性。繰り返す数秒間の意識消失のため救急車で搬入された。昨日の夕方に一過性の意識消失を自覚した。今朝から30分に1回程度の間隔で数秒間の意識消失を繰り返すため、家族が救急車を要請した。動悸を自覚するのとほぼ同時に意識消失するという。10年前から高血圧症、うつ病、胃潰瘍および便秘症のためサイアザイド系降圧利尿薬、カルシウム拮抗薬、四環系抗うつ薬、ヒスタミンH2受容体拮抗薬、甘草を含む漢方薬および刺激性の下剤を内服している。モニター心電図で意識消失に一致する10秒程度の多形性心室頻拍を認め、このときは脈拍を触知しない。12誘導心電図(別冊No. 22)を別に示す。
- 治療方針の決定のため、まず行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I068]←[国試_111]→[111I070]
[★]
- 12歳の女児。口渇と倦怠感とを主訴に来院した。2週前に咽頭痛があり、39℃台の発熱が2日続いた。1週前から口渇と倦怠感とが続いている。身長145cm、体重33kg。体温36.5℃。呼吸数30/分。脈拍104/分、整。血圧108/74mmHg。甲状腺の腫大は認めない。尿所見:蛋白(-)、糖3+、ケトン体3+。血液生化学所見:空腹時血糖394mg/dl、HbA1C 7.2%、総蛋白6.8g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、総コレステロール184mg/dl。
[正答]
※国試ナビ4※ [103E068]←[国試_103]→[103F001]
[★]
- 55歳の男性。交通事故で両下肢を挟まれ、3時間後に救出され搬入された。両下肢のしびれを訴える。体温37.0℃。呼吸数24/分。脈拍88/分、整。血圧108/76mmHg。褐色尿を認める。
- みられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [103G049]←[国試_103]→[103G051]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [102I005]←[国試_102]→[102I007]
[★]
低カリウム血性ミオパチー
[★]
- 英
- potassium
- 同
- K+
- 関
- 高カリウム血症、低カリウム血症、腎 Kと酸塩基平衡の異常
- 植物の灰(pot-ash)が由来らしい
- アルカリ金属
- 原子番号:19
- 原子量:39.10
カリウム濃度を調節する要素
- PT.481-482
-
- 血中K+が細胞内、細胞内H+が細胞外へ移動→低カリウム血症、K排泄↑
- 血中H+が細胞内、細胞内K+が細胞外へ移動→高カリウム血症、K排泄↓
-
- レニン・アンジオテンシン系の亢進 or 細胞外K+濃度の上昇 のいずれかにより副腎皮質からアルドステロンが放出される
- Na/H交換体、Na-K-2Cl共輸送体、Na/K-ATPaseを活性化。
- β2受容体を介してKの取り込みを促進。Na-Kポンプの活性化による。
例外
- 水・電解質と酸塩基平衡 改訂第2版 p.153
- 水素イオンと共に投与される陰イオンが細胞内に移行しうる場合、電気的中性は保たれるのでカリウムイオンは細胞外に移動しない。
- (細胞内に移行する)乳酸イオン、酢酸イオン ⇔ (細胞内に移行しない)塩素イオン
基準値
- LAB
- 出典不明
尿細管での再吸収・分泌
- QB.E-128
- 再吸収 :近位尿細管、ヘンレループ
- 分泌・吸収:集合管(QB.E-128)、遠位尿細管(QB.E-130)、皮質集合管の主細胞(参考1)
調節するファクター
- 1. アルドステロン
- 2. 集合管に到達するナトリウムイオン:集合管では能動的にナトリウムが再吸収されるが、電気的中性を保つために受動的にカリウムが管腔側に移動する。(参考1)
臨床関連
-
- 尿中カリウム < 20mEq/L:腎外性喪失
- 尿中カリウム > 40mEq/L:腎性喪失
参考1
- 1. [charged] Pathophysiology of renal tubular acidosis and the effect on potassium balance - uptodate [1]
[★]
- 英
- serum (Z), blood serum
- 血液を凝固させて生じた血餅を取り除いて得られる黄色い透明な液体 (SP.484)
- 血漿からフィブリノーゲンと凝固因子を取り除いたもの
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