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リンク元 | 「胆汁うっ滞性黄疸」 |
関連記事 | 「胆汁」「黄疸」「鬱滞」 |
部位 胆汁 割合 肝細胞 毛細管胆汁 2/3 胆細管 胆細管胆汁 1/3
1次胆汁:コレステロールより合成 コール酸 キノデオキシコール酸 2次胆汁:1次胆汁の腸内細菌による代謝(7位の部位のOH基が除去される) デオキシコール酸 リトコール酸 3次胆汁:肝臓から分泌される状態(可溶性) タウロコール酸(タウリンと抱合) グリココール酸(グリシンと抱合)
ビリルビン:Hbの代謝産物 間接型(不溶性) ↓←グルクロン酸抱合 直接型(水溶性)(抱合型ビリルビン) ↓ ウロビリノーゲン(腸管) ↓ ステルコピリン(腸管) ↓ 排泄
リン脂質(主にレシチン) 不溶性であるが胆汁酸存在下でミセル形成(可溶性) コレステロール 不溶性であるが胆汁酸存在下でミセル形成(可溶性)
陽イオン:Na+(主)、その他K+,Ca2+ 陰イオン:Cl-,HCO3-(アルカリ性)
1. 毛細管胆汁 1-1. 胆汁酸依存性胆汁 胆汁酸と水分の分泌:胆汁酸の腸肝循環に依存。 腸肝循環:肝臓から分泌された胆汁が小腸で吸収され、門脈を経て肝臓に戻り、再び排泄されること。 タウロコール酸・グルココール酸 陰イオンに解離しやすく吸収されやすい。 リトコール酸 非解離型なので糞便中に排泄される。 分泌された胆汁酸の95%は腸肝循環により再利用される。
1-2. 胆汁酸非依存性胆汁 胆汁酸以外の分泌:Na+,K+,Ca2+,Cl-,HCO3-,ビリルビン(有機陰イオン) 等張性 :Na+,Cl-,HCO3-は血漿濃度に類似
2. 胆細管胆汁 2-1. Na+,HCO3-(高濃度),水の分泌---セクレチンによる 2-2. Na+,Cl-の吸収
3. 胆汁の濃縮(胆嚢) 電解質吸収(Na+,Cl-の能動的吸収)とそれに伴う水の吸収→5-50倍に濃縮
4. 胆汁排出 食後30分で胆嚢収縮開始。液性の調節機構による排出が主である。 4-1. 液性 十二指腸内食物→CCK分泌→オッディ括約筋弛緩・胆嚢収縮 十二指腸内食物→セクレチン分泌→CCKの作用に拮抗 胃内食物→ガストリン分泌→胆嚢収縮 4-2. 神経性 迷走神経性反射→オッディ括約筋弛緩,胆嚢収縮(関与の程度不明)
間接ビリルビン優位 | 産生過剰 | 網内系赤血球破壊 | 先天性溶血性貧血 |
後天性溶血性貧血 | |||
血管内溶血 | 発作性夜間血色素尿症 | ||
寒冷凝集素症 | |||
血液型不適合溶血 | |||
血栓性血小板減少性紫斑病 | |||
骨髄内無効造血 | シャントビリルビン血症 | ||
悪性貧血 | |||
肝臓摂取障害 | シャント形成 | 肝硬変 | |
抱合障害 | Crigler-Najjar症候群(I,II型) | ||
Gilbert症候群 | |||
直接ビリルビン優位 | 排泄障害 | Rotor症候群 | |
Dubin-Johnson症候群 | |||
肝細胞障害 | 急性肝炎 | ||
慢性肝炎 | |||
肝硬変 | |||
胆管障害 | 肝内胆汁うっ滞 | 原発性胆汁性肝硬変 | |
原発性硬化性胆管炎 | |||
薬物性胆汁うっ滞 | |||
閉塞性黄疸 |
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