UpToDate Contents
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- 1. 小腸内視鏡の概要overview of deep small bowel enteroscopy [show details]
… evaluate the small bowel include push enteroscopy, video capsule endoscopy, and intraoperative enteroscopy. These techniques all have advantages and limitations: Push enteroscopy has both diagnostic and therapeutic …
- 2. 小腸出血が疑われる(旧名:原因不明消化管出血)ときの評価evaluation of suspected small bowel bleeding formerly obscure gastrointestinal bleeding [show details]
… typically deep small bowel enteroscopy. Push enteroscopy with either a dedicated push enteroscope or pediatric colonoscope is an alternative if deep small bowel enteroscopy is not available. If there are …
- 3. 小腸腫瘍の診断および病期分類diagnosis and staging of small bowel neoplasms [show details]
…thickening at preoperative enteroscopy, two small bowel polyps, and one 18 mm hyperintense mass, with all three cases confirmed as normal mucosa at surgery or preoperative enteroscopy. Of the 164 patients with …
- 4. ルー・ワイ吻合術実施患者におけるERCPercp in patients with roux en y anatomy [show details]
… can be used for patients with a short Roux limb, whereas deep enteroscopy techniques such as balloon-assisted enteroscopy or spiral enteroscopy are preferable in patients with a long Roux limb. Transoral …
- 5. 消化管の血管異形成angiodysplasia of the gastrointestinal tract [show details]
…endoscopy, colonoscopy, wireless video capsule endoscopy, and deep small bowel enteroscopy (eg, single and double balloon enteroscopy). Because angiodysplasia can be located throughout the GI tract, a combination …
Japanese Journal
- 消化管出血を契機に発見され,バルーン小腸鏡にて切除した 十二指腸孤立性Peutz-Jeghers型ポリープの1例
- 小林 知樹,谷山 清己,高野 弘嗣,桑井 寿雄,木村 治紀,山本 宗平,柾木 慶一,平田 真由子,山口 厚,河野 博孝,倉岡 和矢
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 54(7), 2014-2021, 2012
- … 症例は58歳,女性.急性腎盂腎炎にて入院中にタール便を認め,消化管出血の疑いで当科紹介となった.シングルバルーン小腸鏡検査で十二指腸上行部に表面に血腫の貯留を伴う長径30mmで分葉結節状の有茎性ポリープを認め,ポリペクトミーを行った.病理学的には異型のない腺上皮の過形成と粘膜筋板の樹枝状増生を認めた.特徴的な病理所見に加え,消化管ポリポーシスの家族歴や皮膚・粘膜の色素沈着がなく,そ …
- NAID 130002052348
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- 小腸の検査 小腸の病気に特有な症状はありません。一般に腹痛や下血など、消化管に異常があると考えられる場合には、以下のような検査を行い、小腸の病気の可能性を検討します。 <一般検査> 血液検査、糞便(ふんべん)検査 ...
- ダブルバルーン小腸内視鏡検査について 小腸は長さが数メートルある消化管の中央にある臓器ですが、口からも肛門からも遠いので、従来の内視鏡では観察が困難でした。そのため、暗黒の臓器と呼ばれていました。
- KOMPASは慶應義塾大学病院の医師、スタッフが作成したオリジナルの医療・健康情報です。患者さんとそのご家族の皆さんへ、病気、検査、栄養、くすりなど、広く医療と健康に関わる情報を提供しております。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- small intestinal endoscopy
- 同
- 小腸鏡検査 enteroscopy
[★]
- 英
- small intestine (Z)
- ラ
- intestinum tenue
- 関
- 管腔内消化
- 小腸は3大栄養素の消化、吸収を行う重要な部位である
- 腸液を分泌する
解剖学
定義
組織学
- →腸腺
生理学
運動の型
- a.分節運動 segmentation
- b.蠕動運動 peristalsis
- 蠕動ラッシュperistalic rush:急速移動。感染性下痢など腸粘膜の異常刺激による。
- 消化間欠期伝播性収縮
運動の発生機構
- 腸平滑筋固有リズムによる。ペースメーカーとなる細胞により発生する。
- 徐波 slow wave、基本的電気リズム basic electric thythm (BER)
- 外来神経系
- 副交感性:促進
- 交感性 :抑制
- 内在神経系
- 胃小腸反射により食後期運動誘発
- なお、IMCの調節には外来、内在神経系のいずれも関係する
- ガストリン、コレシストキニン、インスリン
- 食後期運動増大
- ガストリン
- IMC抑制
- モチリン
- IMC誘発
- セクレチン、グルカゴン
- 運動抑制
炭水化物の吸収
- 食物中の3大炭水化物.
- 1. 二糖類disaccharides
- スクロース(グルコース+フルクトース)
- マルトース(グルコース+グルコース)
- ラクトース(グルコース+ガラクトース)
- 植物性でん粉
- アミロース :グルコースが直鎖状に重合
- アミロペクチン:グルコースが樹枝状に重合
- 直鎖部はα1,4結合
- 分枝部はα1,6結合
- 動物性でん粉
- グリコーーゲン
- グルコースのβ1,4結合(消化不可)
炭水化物の消化
- 管内消化は、主に口腔、十二指腸で起こる
- 唾液αアミラーゼと膵αアミラーゼにより、直鎖状に2~9分子重合したグルコースまで分解される
- αアミラーゼは直鎖部分(α1,4結合)を加水分解する
- 唾液αアミラーゼは作用が弱く、また胃で失活する
- マルトース(グルコース2分子)
- マルトリオース(グルコース3分子)
- α1,4結合マルトオリゴ糖(グルコース4-9分子)
- α限界デキストリン(グルコース5-9分子、分岐したオリゴ糖)
- 2. 膜消化 membrane digestion (終末消化terminal digestion)
- 膜消化は小腸の刷子縁で起こる。
- 刷子縁にはオリゴ糖消化酵素が存在する。
- ラクターゼ:ラクトース→グルコース+ガラクトース
- スクラーゼ:スクロース→グルコース+フルクトース
- マルターゼ:マルトース→グルコース+グルコース
- トレハラーゼ:トレハロース→グルコース+グルコース
- αデキストリナーゼ:α1,4結合,α1,6結合の分解(=isomaltase)
- グルコアミラーゼ:マルトオリゴ糖(α1,4結合)→グルコース
- 3. 吸収(炭水化物の90-95%が小腸で吸収される。)
-
- 刷子縁膜
- Na依存性能動輸送を介して細胞内に取り込まれる。Na+とグルコース(ガラクトース)の共輸送体であるSGLT1が、Na+の濃度勾配を利用して細胞内に取り込む(2次的能動輸送)
- 外側基底膜
- GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
- 刷子縁膜
- GLUT5によるNa非依存的促進拡散により細胞内に取り込まれる。
- 細胞内
- フルクトース+Pi→グルコース+乳酸
- 外側基底膜
- GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
炭水化物の吸収傷害
- 腸内炭水化物濃度↑→腸内浸透圧↑ →下痢
- →腸内フローラ(細菌叢) →腸内ガス発生
- 乳糖不耐症
- 小腸上皮細胞刷子縁におけるラクターゼ産生不能
タンパク質の吸収
- 胃や膵臓でタンパク質を分解してオリゴペプチド(アミノ酸4個以上)を生成
- 1-1. 消化酵素の活性化
- ペプシン
- 胃液ペプシノーゲン → (H+が触媒:::) → ペプシン
- 胃液ペプシノーゲン → (ペプシンが触媒) → ペプシン
- トリプシン
- 膵液トリプシノーゲン → (エンテロペプチダーゼ) → トリプシン
- 膵液トリプシノーゲン → (トリプシンが触媒::) → トリプシン
- その他のタンパク質分解酵素(カルボキシペプチダーゼA,B)
- トリプシンが活性化
- 刷子縁でオリゴペプチドの分解がおき、そのための酵素ペプチド分解酵素が存在する。
- アミノペプチダーゼ
- N末から加水分解してアミノ酸を遊離
- ジペプチダーゼ
- ジペプチドを2個のアミノ酸に分解
- ジペプチジルアミノペプチダーゼ
- N末よりジペプチドを遊離する
- 刷子縁膜
- Na+依存性能動的輸送
- 中性アミノ酸、イミノ酸(プロリン、水酸化プロリン)、酸性アミノ酸:::::::::::Na+非依存性促進拡散
- 塩基性アミノ酸、中性アミノ酸(疎水基を有するもの)
- 外側基底膜
- Na+依存性能動的輸送、Na+非依存性促進拡散、単純拡散(外側基底膜はアミノ酸透過性高い)
- 刷子縁膜
- Na+/H+ antiporter
- 2H+/ペプチド synporter
- 細胞内
- プロリダーゼ、ジペプチダーゼ、トリペプチダーゼによる分解
- 外側基底膜
- Na+-K+-ATPase
脂質の吸収
- トリグリセリド(中性脂肪):C14~C18
- コレステロール
- コレステロールエステル
- リン脂質:::::::::主にレシチン
-
- 乳化は脂肪水解を速める
- 胆汁酸、レシチンなどにより1μm以下の脂肪滴形成
- 膵リパーゼ
- トリグリセリド → 2分子の遊離脂肪酸(FFA) + 2-モノグリセリド
- コレステロールエステラーゼ
- コレステロールエステル → FFA + コレステロール
- ホスホリパーゼA2
- レシチン → FFA + リゾレシチン
- 脂肪分解産物(モノグリセリド,リゾレシチン,FFA,コレステロール,脂溶性ビタミン)
- 胆汁酸、レシチンとミセル形成
- ミセルが微絨毛周囲の非撹拝層に侵入→単純拡散により吸収(脂肪の消化・吸収過程の律速過程)
- ミセルにより細胞内に脂肪分解産物が運ばれ、滑面小胞体内で脂肪分解産物から脂質が再合成される。その後、リポ蛋白にと結合してカイロミクロンとなり、ゴルジ装置に入りエキソサイトーシスにより絨毛リンパ管に入る。
栄養の吸収部位
[★]
- 関
- 検定、試験、視察、視診、調べる、調査、テスト、点検、検討、監査、診察
[★]
- 英
- microscopic examination、microscopy、microscopic test
- 関
- 検鏡、顕微鏡、顕微鏡観察、光学顕微鏡法、顕微鏡法、顕微法、顕微鏡検査