- 英
- hemorrhagic gastric ulcer
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 当院における10年間の上部消化管出血治療の臨床的検討
- 阪口 正博,TAKAO Miyuki,HASHIMOTO Takashi,AMEMOTO Kanji,LEE Kyowon,SHIMADA Mamoru,GON Goki,NISHIHARA Masayoshi,YAMAMOTO Norihiko,HOSODA Yohei,SHIRAHAMA Kentaro,HIRAKAWA Tomio,OKA Hiroshi
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 52(9), 2678-2686, 2010-09-20
- … 1999年から2008年の10年間に上部消化管内視鏡検査を施行された27,982例中,消化管出血例573例,出血性胃十二指腸潰瘍性病変384例,出血性胃潰瘍256例を対象に,その年次的推移を臨床的に検討するとともに,内視鏡止血術の有用性と限界について検討した.最近の2年間の出血性胃十二指腸潰瘍性病変の32.8% がNSAIDs,抗血栓剤服用例であり,抗血栓療法の普及により,一時減少していた出血性胃十二指腸潰瘍は増加してい …
- NAID 10026911026
- アニサキス虫体の刺入を認めた残胃出血性胃潰瘍の1例
- 横田 和久,宮谷 博幸,吉田 行雄
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 52(4), 1257-1260, 2010-04-20
- NAID 10026910015
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- 出血時には、冷や汗・脈拍が乱れる・血圧低下・激痛を伴うこともあります。 出血性 胃潰瘍は、潰瘍のできた場所の血管が破れるのが原因です。 また、真っ赤な血を吐く 場合は、肺や気管から出た喀血(かっけつ)です。 下血. 胃潰瘍の下血 胃潰瘍で便に血 が ...
- 出血病変・穿孔病変に対しては以下の緊急処置が行われる. 出血性胃潰瘍・十二指腸 潰瘍. 潰瘍からの出血兆候を認める場合、以下の上部消化管内視鏡による内視鏡的 止血術が行われる。 clip止血; 局注止血. エピネフリン添加高張食塩水(HSE: Hypertonic ...
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★リンクテーブル★
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[正答]
※国試ナビ4※ [109D007]←[国試_109]→[109D009]
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[正答]
※国試ナビ4※ [100G105]←[国試_100]→[100G107]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [095A083]←[国試_095]→[095A085]
[★]
- 英
- Mallory-Weiss syndrome
- 同
- Mallory-Weiss症候群。Mallory-Weiss裂傷? Mallory-Weiss tears? Mallory-Weiss lesion Mallory-Weiss laceration
概念
- 定義:「嘔吐などにより腹腔内圧が急激に上昇して噴門部近傍に裂創が発生し、これを出血源として顕出血をきたしたもの」
- 頻回かつ激しいの嘔吐により粘膜裂傷を生じこれにより吐血する病態。
- 胸腔内圧の上昇により食道胃接合部付近に粘膜下層までの裂創を来たす。裂創は噴門部小弯部に好発する。
- 典型的には激しい嘔吐を繰り返し、2回目以降の嘔吐で多量の新鮮血を認めることが多い。
- 嘔吐を繰り返すどんな病態もMallory-Weiss症候群の引き金となり得る。
頻度
- 30-50歳代の男性に多く、全消化管出血例の約3-15%を占める。
原因
- 嘔吐(アルコール多飲、妊娠悪阻、乗り物酔い、脳腫瘍、髄膜炎、内視鏡検査時の嘔吐反射誘発)
- 咳嗽、くしゃみ、排便、分娩後 → 腹腔内圧および胃食道内圧の上昇
症状
Mallory-Weiss症候群自体で胸痛や腹痛を伴うことは少ない。
検査
- 上部消化管内視鏡:食道から胃噴門部小弯にかけて縦走する裂創を認める(主に接合部直下の胃側に生じるが、時に接合部をまたいで食道に及ぶことがある)。小弯に次いで後壁に多い。裂創は1-2 条が多く、深さは粘膜に限局することが多い。
- 胸部レントゲン:縦隔に気腫がないことを確認
- 胸部レントゲン:縦隔に気腫がないことを確認
分類
- I群:胃限局型 → 最も多い
- II群:食道、胃併存型
- III群:食道限局型
診断
鑑別診断
- IMD.843
治療
- 保存的治療でほとんどが自然止血され、再出血することはあまりない。
- 絶食、点滴、安静、輸血、止血剤投与
- 止血困難であれば、クリッピング術を施行する。
臨床経過
国試
参考
- http://vitaminex.exblog.jp/9065112
[★]
- 英
- gastric ulcer GU, stomach ulcer
- ラ
- ulcus ventriculi UV
- 関
- 胃、十二指腸潰瘍、胃十二指腸潰瘍、消化性潰瘍
疫学
病態
- 高位潰瘍:高齢者。低酸。 ← 幽門腺(ガストリン分泌)と胃底腺(胃酸・ペプシノゲン分泌)の境界が上昇する。このため潰瘍形成部位が上昇する
- 幽門部潰瘍:若年者。高酸
- 急性潰瘍:多発性。体部
- 穿孔・穿通:潰瘍が筋層以下に進展すれば生じうるが、十二指腸潰瘍に比べで頻度は多くない。→穿通性潰瘍 →穿孔性潰瘍
症状
- 食後1時間以内の早期痛と数時間後の晩期痛がある。(QB.A-308)
- 腹痛の十二指腸潰瘍/胃潰瘍に対する陽性予測率は高くない。NSAIDによる粘膜病変をもつ患者の10%までが先行症状なくcomplication(出血、穿孔、閉塞)を来す。(HIM.1860)
- 十二指腸潰瘍/胃潰瘍では、焼けるようなあるいは差し込むような痛みと表現される。the discomfort is also described as an ill-defined, aching sensation or as hunger pain.(HIM.1861)
- 痛みのパターン:(十二指腸潰瘍)食事後30分~3時間で痛みが治まる。深夜からA.M.3時までの間に痛みで目をさます。これがとっとも鑑別する症状であり、2/3の患者にみられる。しかし、non ulcerative dyspapsia患者の1/3でもこのような症状はみられる。(胃潰瘍)痛みは食事により強まり、悪心と体重減少が起こるのが一般的である。(HIM.1861)
合併症
- 好発部位:小弯部上の巨大潰瘍
- 症状:突然現れる上腹部痛。前屈位・側臥位となる。上腹部腹壁緊張亢進、筋性防御、板状硬をみとめ、Blumberg徴候陽性となる。
検査
上部消化管内視鏡
崎田分類(ステージ分類)
- 参考1
- A1:潰瘍辺縁は浮腫状であり潰瘍底は黒苔で覆われている
- A2:辺縁の浮腫は改善し潰瘍底は白苔により被覆されている
- H1:潰瘍辺縁に再生上皮の出現を認める
- H2:白苔は薄く縮小し再生上皮の部分が拡大している
- 胃潰瘍瘢痕期:潰瘍の治癒期には再生上皮による被覆が完成し白苔は消失
消化管造影
- 胃癌との対比(RNT.191)
|
良性潰瘍
|
悪性潰瘍
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ニッシェ
|
円形、輪郭明瞭、深い
|
不整型、輪郭不明瞭、浅い
|
軟膜ヒダ
|
不整なく均一
|
不整、不均一(先細り、肥大、融合)
|
診断
治療
生活療法
- 精神的・肉体的安静
- 食事療法(刺激物摂取禁止)
- 生活習慣改善(禁煙・禁酒)
薬物療法
- 胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプインヒビター、H2受容体拮抗薬、ムスカリン受容体拮抗薬)
- Helicobacter pyloriの除菌(プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン、クラリスロマイシン)。クラリスロマイシン無効ならメトロニダゾールに変更。
interventional radiology
手術療法
- SSUR.501
- 手術適応:内科的手法で止血が得られず、また止血されても繰り返す場合。
- 幹迷走神経切離術 truncal vagotomy:腹部食道の高さで迷走神経を切離:肝枝や腹腔枝が切離され、下痢や胆石症を生じる。胃内容物停滞が起こる
- 選択的迷走神経切離術 selective gastric vagotomy:胃枝のみ切離し、肝枝、幽門枝、腹腔枝を温存:胃内容物停滞が起こる
- 選択的近位迷走神経切離術:selective proximal vagotomy, proximal gastric vagotomy, highly selective vagotomy, parietal cell vagotomy:胃の壁細胞領域に分布する胃体部枝のみを切離する。幽門洞枝が温存され、幽門洞の運動機能が保存される。
予後
参考
- 1. H19(2007)胃潰瘍GLの適用と評価に関する研究班編/医療・GL(07年)胃潰瘍GLの適用と評価に関する研究班編/医療・GL(07年)
- http://minds.jcqhc.or.jp/lo/ps/Fpastlist.aspx
国試
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- 英
- ulcer
- ラ
- ulcus
- 関
- びらん
- 粘膜の損傷が粘膜筋板に達し、その筋層を貫通した場合。
[★]
- 英
- hemorrhagic、haemorrhagic、hemophilic、haemophilic
- 関
- 易出血性、血友病
[★]
- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量