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Japanese Journal
- スニチニブリンゴ酸塩 (医薬品・医療機器等安全性情報(No.282)) -- (重要な副作用等に関する情報)
- 警告欄に見る必須検査とタイミング(26)スニチニブリンゴ酸塩
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- ... 会長 佐藤 嘉晃 (株)テイスト取締役 鈴木 章仁 ぜにや元主人 田辺 久 田辺耳鼻咽喉 科医院院長 高橋 嘉朗 (株)三晃社元顧問 中西 弘安 (株)日本ゴルフ同友会代表取締役 会長 夏目 三枝 (株)ニブリン代表取締役社長 藤田 弘子 ミュージックスクエア学院学院長 ...
- ... 藤田 弘子 ミュージックスクエア学院学院長 、近藤 和利 有限会社三恵代表取締役、 小林 千太郎 藤田保健衛生大学客員教授 腎臓内科 、夏目三枝 (株)ニブリン代表 取締役社長、 久野 勝 大悟接骨院院長 、神谷悦子 医)一草会 一ノ草病院検査科技 師長 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
スーテントカプセル12.5mg
組成
1カプセル中:
有効成分
- スニチニブリンゴ酸塩16.7mg(スニチニブとして12.5mg)
添加物
- D-マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム
(カプセル本体)ラウリル硫酸ナトリウム、三二酸化鉄、酸化チタン
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
効能または効果
- イマチニブ抵抗性の消化管間質腫瘍
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
*膵神経内分泌腫瘍
イマチニブ抵抗性の消化管間質腫瘍、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
- 本剤の術前及び術後補助化学療法としての有効性及び安全性は確立していない。
- イマチニブに忍容性のない消化管間質腫瘍患者に本剤を使用する際には慎重に経過観察を行い、副作用発現に注意すること。[「慎重投与」の項参照]
膵神経内分泌腫瘍
- 臨床試験に組み入れられた患者の病理組織型等について、「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
イマチニブ抵抗性の消化管間質腫瘍、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
- 通常、成人にはスニチニブとして1日1回50mgを4週間連日経口投与し、その後2週間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
膵神経内分泌腫瘍
- 通常、成人にはスニチニブとして1日1回37.5mgを経口投与する。なお、患者の状態により、適宜増減するが、1日1回50mgまで増量できる。
- サイトカイン製剤を含む他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
- 本剤はCYP3A4によって代謝されるため、併用するCYP3A4阻害剤あるいは誘導剤については可能な限り他の類薬に変更する、又は当該薬剤を休薬する等を考慮し、CYP3A4に影響を及ぼす薬剤との併用は可能な限り避けること。[「相互作用」及び「薬物動態」の項参照]
- CYP3A4阻害剤との併用において、本剤の血漿中濃度が上昇することが報告されている。やむを得ずCYP3A4阻害剤を併用する場合には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。[「相互作用」及び「薬物動態」の項参照]
- CYP3A4誘導剤との併用において、本剤の血漿中濃度が低下することが報告されているため、本剤の有効性が減弱する可能性があることを考慮すること。[「相互作用」及び「薬物動態」の項参照]
- 副作用により、本剤を休薬、減量、中止する場合には、以下の基準を考慮すること。減量して投与を継続する場合には、副作用の症状、重症度等に応じて、12.5mg(1減量レベル)ずつ減量すること。なお、「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」の項も参照すること。
本剤の副作用が発現した場合の休薬減量基準
副作用:血液系
- グレード2:同一投与量を継続
グレード3:副作用がグレード2以下又はベースラインに回復するまで休薬する。回復後は休薬前と同一投与量で投与を再開できる。
グレード4:副作用がグレード2以下又はベースラインに回復するまで休薬する。回復後は休薬前の投与量を1レベル下げて投与を再開する。
副作用:非血液系
(心臓系を除く)
- グレード2:同一投与量を継続
グレード3:副作用がグレード1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。回復後は主治医の判断により休薬前と同一投与量又は投与量を1レベル下げて投与を再開する。
グレード4:副作用がグレード1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。回復後は休薬前の投与量を1レベル下げて投与を再開する。もしくは主治医の判断で投与を中止する。
副作用:心臓系
・左室駆出率低下
・心室性不整脈
- グレード2:副作用がグレード1以下に回復するまで休薬する。回復後は休薬前の投与量を1レベル下げて投与を再開する。
グレード3:副作用がグレード1以下又はベースラインに回復するまで休薬する。回復後は休薬前の投与量を1レベル下げて投与を再開する。
グレード4:投与を中止する。
- ただし、以下の副作用が発現した場合は、同一用量での投与の継続が可能である。
イマチニブ抵抗性の消化管間質腫瘍、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
- ・グレード3〜4の血清リパーゼ増加又はアミラーゼ増加で、臨床的又は画像診断上確認された膵炎の徴候がない場合。ただし、臨床症状、臨床検査又は画像上のモニタリングを、回復するまで頻度を上げて行う。
・臨床症状を伴わないグレード4の高尿酸血症及びグレード3の低リン血症
・グレード3のリンパ球減少
膵神経内分泌腫瘍
- ・臨床症状を伴わないグレード4の高尿酸血症及びグレード3の低リン血症
・対処療法によりコントロール可能なグレード3又は4の悪心、嘔吐又は下痢
・グレード3又は4のリンパ球減少
- 膵神経内分泌腫瘍については、本剤を一定期間投与しても、重篤な有害事象がなく、十分な効果が見られない場合は、用法・用量に従って本剤を増量することができる。
慎重投与
- イマチニブに忍容性のない消化管間質腫瘍患者[本剤に対する忍容性がないおそれがある。]
- 骨髄抑制のある患者[骨髄抑制が増悪するおそれがある。]
- 高血圧の患者[高血圧が悪化するおそれがある。]
- 心疾患又はその既往歴のある患者[心疾患が悪化もしくは再発するおそれがある。(「重要な基本的注意」の項参照)]
- 脳血管障害又はその既往歴のある患者[脳血管障害が悪化もしくは再発するおそれがある。]
- 肺塞栓症又はその既往歴のある患者[肺塞栓症が悪化もしくは再発するおそれがある。]
- 脳転移を有する患者[脳出血又はてんかん様発作があらわれるおそれがある。(「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」の項参照)]
- 甲状腺機能障害のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 重度の肝障害(Child-Pugh分類C)のある患者[使用経験がない。(「薬物動態」の項参照)]
重大な副作用
骨髄抑制
- 汎血球減少(0.2%注1))、血小板減少(82.8%)、白血球減少(78.5%)、好中球減少(79.6%)、貧血(59.1%)があらわれることがあるので、定期的に血液検査を実施するなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
感染症
- 好中球減少の有無にかかわらず肺炎、敗血症、壊死性筋膜炎等の重篤な感染症(頻度不明注2))があらわれることがあり、死亡例も報告されている。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
高血圧(59.1%)
- 高血圧があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は休薬し、適切な処置を行うこと。
出血
- 鼻出血(23.7%)、皮下出血(16.1%)、口腔内出血(6.5%)、性器出血(2.2%)、喀血(3.2%)、結膜出血(1.1%)、腫瘍出血(1.1%)、消化管出血(7.5%)、脳出血(0.3%注1))があらわれることがあるので、定期的に血液検査を実施するなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
消化管穿孔
- 腫瘍の急激な壊死・縮小をきたし、消化管穿孔(0.2%注1))又は消化管瘻(頻度不明注2))があらわれることがある。また、消化管穿孔については、腫瘍の急激な壊死・縮小を伴わず発現した例も報告されている。観察を十分行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
QT間隔延長(6.5%)、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)(0.3%注1))
- QT間隔延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、必要に応じて減量、休薬又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
心不全(3.2%)、左室駆出率低下(9.7%)
- 心不全、左室駆出率低下があらわれることがあるので、適宜心機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肺塞栓症(1.2%注1))、深部静脈血栓症(1.0%注1))
- 肺塞栓症、深部静脈血栓症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血栓性微小血管症(頻度不明注2))
- 血栓性微小血管症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
一過性脳虚血発作(0.6%注1))、脳梗塞(0.2%注1))
- 一過性脳虚血発作、脳梗塞があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明注2))
- 播種性血管内凝固症候群(DIC)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、血小板数、血清FDP値、血漿フィブリノゲン濃度等の血液検査に異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
てんかん様発作(1.1%)、可逆性後白質脳症症候群(0.2%注1))
- てんかん様発作、可逆性後白質脳症症候群(RPLS)があらわれることがあるので、てんかん様発作及びRPLSに一致する徴候や症状〔高血圧(伴わない例もある)、頭痛、覚醒低下、精神機能変化、及び皮質盲を含めた視力消失など〕が認められた場合は、本剤の投与を中止し、高血圧管理を含め、適切な処置を行うこと。
急性膵炎(0.9%注1))
- 急性膵炎があらわれることがあるので、定期的に膵酵素を含む検査を行うなど観察を十分に行い、膵炎を示唆する症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
甲状腺機能障害
- 甲状腺機能低下症(33.3%)、甲状腺機能亢進症(1.1%)があらわれることがあるので、本剤の投与開始前及び投与中に甲状腺機能の検査を行うなど十分な観察を行い、適切な処置を行うこと。
肝不全、肝機能障害、黄疸
- 肝不全(0.3%注1))、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP上昇を伴う肝機能障害(59.1%)、血中ビリルビンの増加(28.0%)、黄疸(1.2%注1))があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤を減量、休薬、又は投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎(2.2%)
- 間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
急性腎不全(1.1%)
- 急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ネフローゼ症候群(3.2%)
- ネフローゼ症候群があらわれることがあるので、本剤投与開始前に尿検査を行うことが望ましい。本剤投与中も、尿蛋白等の観察を十分に行い、ネフローゼ症候群が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
横紋筋融解症(頻度不明注2))、ミオパシー(0.1%注1))
- 横紋筋融解症、ミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。
副腎機能不全(0.3%注1))
- 副腎機能不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
,*腫瘍崩壊症候群(0.2%注1))
- 腫瘍崩壊症候群があらわれることがあるので、血清中電解質濃度及び腎機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置(生理食塩液、高尿酸血症治療剤等の投与、透析等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。
薬効薬理
抗腫瘍効果23)
- ヒト腫瘍異種移植、マウス同系白血病、トランスジェニックマウス、及び化学発癌の各げっ歯類腫瘍モデルにおいて腫瘍増殖阻害、腫瘍の退縮の効果を示した。
血管新生阻害効果23)
- In vitroにおいて、VEGFによる血管内皮細胞の増殖及び内皮細胞による血管発芽を阻害した。また、ヒト腫瘍異種移植ヌードマウス及びヒト新生児包皮を移植したSCIDマウスにおいて、移植部位における血管新生を阻害した。
作用機序23)
- In vitroの試験において、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR-α及びPDGFR-β)、血管内皮増殖因子受容体(VEGFR-1、VEGFR-2及びVEGFR-3)、幹細胞因子受容体(KIT)、fms様チロシンキナーゼ3(FLT3)、コロニー刺激因子-1受容体(CSF-1R)及びグリア細胞由来神経栄養因子受容体(RET)の受容体チロシンキナーゼ活性を阻害した。また、in vivoの腫瘍においてもPDGFR-β、VEGFR-2、KIT及びFLT3のリン酸化を阻害した。
代謝物の薬理作用23)
- In vitroの試験において、無細胞系又は細胞系におけるVEGFR-2、PDGFR-β及びKITのリン酸化に対する本剤及び主要代謝物(N-脱エチル体)のKi値又はIC50値はそれぞれ3〜13nmol/L及び2〜20nmol/L、VEGFR-2、PDGFR-α又はPDGFR-βを発現した細胞の増殖に対するIC50値はそれぞれ4〜69nmol/L及び20〜100nmol/Lであった。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- スニチニブリンゴ酸塩(Sunitinib Malate)
化学名
- N-[2-(Diethylamino)ethyl]-5-[(Z)-(5-fluoro-2-oxo-1,2-dihydro-3H-indol-3-ylidene)methyl]-2,4-dimethyl-1H-pyrrole-3-carboxamide mono[(2S)-2-hydroxysuccinate]
分子式
分子量
性状
- スニチニブリンゴ酸塩は黄色〜だいだい色の粉末である。ジメチルスルホキシドにやや溶けやすく、N,N-ジメチルホルムアミドにやや溶けにくく、水又はメタノールに溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
0.1mol/L塩酸試液に溶ける。
分配係数(logD)
★リンクテーブル★
[★]
nib
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3