- 鉱質コルチコイド作用を有するが、その効力はアルドステロンの1/25である。
- 11-ヒドロキシラーゼ欠損症ではデオキシコルチコステロンの蓄積により高血圧を呈する。
Japanese Journal
- コルチコステロン,デオキシコルチコステロン (広範囲 血液・尿化学検査 免疫学的検査(第7版・4)その数値をどう読むか) -- (内分泌学的検査 副腎皮質関係)
- 山田 佳彦,関原 久彦
- 日本臨床 68(-) (982), 344-347, 2010-07
- NAID 40017200757
- ACTH負荷副腎静脈サンプリングにて確定診断したデオキシコルチコステロン(DOC)産生腫瘍の1例
- 鈴木 恵綾,後藤 敏和,笹生 俊一,佐藤 文俊,伊藤 貞嘉,鈴木 貴,笹野 公伸
- ホルモンと臨牀 52, 116-121, 2004-12-30
- NAID 10014248363
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- デスオキシコルチコステロン(Desoxycorticosterone、11-デオキシコルチコステロン)は 、副腎の網状帯と束状帯から分泌される鉱質 ... ミトコンドリアの細胞質基質において、 小胞体の酵素によりプレグネノロンからアンドロゲン、11-デオキシコルチコステロン、11- ...
- 項目名, 11-デオキシコルチコステロン(DOC) ... コルチコステロンやアルドステロン生 合成過程の中間代謝産物である。 ... DOCには、アルドステロンの1/20～1/30くらいの ミネラルコルチコイド活性があり、腎の遠位尿細管に作用してナトリウムの再吸収と ...
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| 関連記事 | 「コルチコ」 |
「副腎皮質ホルモン」
- 英
- adrenocortical hormone
- 同
- 副腎皮質ステロイド adrenocorticoids
- 関
- 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン
- ステロイド
- 関
- 副腎、副腎皮質、ステロイド、コルチコステロイド、ステロイドホルモン、コルチコイド。副腎皮質ホルモン剤
種類(主要なもののみ)
- 網状層から分泌される。アンドロステンジオン
臨床関連
- 21-hydroxylaseが正常に機能しないことにより生じる (L.320)
薬理学
副腎皮質から分泌されるホルモン (SP.895)
| 名称 | 血漿濃度 (ng/ml) |
1日分泌量 (mg/day) | |
| 糖質コルチコイド | コルチゾール | 40～180 | 15～20 |
| コルチコステロン | 2～6 | 2～5 | |
| 鉱質コルチコイド | アルドステロン | 0.05～0.20 | 0.05～0.15 |
| 11-DOC | 0.05～0.30 | 0.10～0.20 | |
| 副腎アンドロジェン | DHEA | 2～8 | 7～15 |
| DHEA-S | 1～4 | ||
| アンドロステンジオン | 1～2 | 2～3 | |
「11β-水酸化酵素」
- 英
- 11β-hydroxylase, 11beta-hydroxylase
- 同
- 11β水酸化酵素、11βヒドロキシラーゼ、11β-ヒドロキシラーゼ
- ステロイド11β-水酸化酵素 steroid 11β-hydroxylase、ステロイド11β-モノオキシゲナーゼ steroid 11β-monooxygenase、P-450C11、P-45011β
- 関
- 副腎皮質ホルモン
蓄積
症状
- デオキシコルチコステロン：高血圧
- 過剰のアンドロゲン：男性：性早熟、女性：外陰部の男性化
臨床関連
- 同
- P450Cll欠損症
「デスオキシコルチコステロン」
- 英
- desoxycorticosterone
- 関
- デオキシコルチコステロン、デゾキシコルチコステロン、デスオキシコルトン、・酸デオキシコルチコステロン
「デスオキシコルトン」
「DOC」
[★] デオキシコルチコステロン deoxycorticosterone
「18-ヒドロキシ-11-デオキシコルチコステロン」
- 英
- 18-hydroxy-11-deoxycorticosterone
- 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)依存性に副腎皮質束状層よりデオキシコルチコステロン合成過程の副産物として合成される。
- 血中半減期はアルドステロンと同程度であるが鉱質コルチコイド活性は約1/40である。
- 本態性高血圧症との関連で注目されているが議論も多い。
- 副腎皮質癌によるクッシング症候群、原発性アルドステロン症、17α-水酸化酵素欠損症で高値を示し、アジソン病、11β-水酸化酵素欠損症で低値を示す。