プロタミン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- ノボ・硫酸プロタミン静注用100mg。持田製薬株式会社の提供する医療関係者のための ホームページです。医薬品の写真、服用の手引き、注意事項などの製品情報がご覧になれ ます。
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ノボ・硫酸プロタミン静注用100mg
組成
- 本剤は1バイアル(10mL)中に下記成分を含む。(組成及び性状の表参照)
禁忌
効能または効果
- ヘパリン過量投与時の中和、血液透析・人工心肺・選択的脳灌流冷却法等の血液体外循環後のへパリン作用の中和
- 通常、へパリン1,000単位に対して、本剤1.0?1.5mL(プロタミン硫酸塩として10?15mg)を投与する。
ヘパリンの中和に要するプロタミン硫酸塩量は、投与したヘパリン量及びヘパリン投与後の時間経過により異なるので、本剤の投与量はプロタミンによる中和試験により決める。
投与に際しては、通常1回につき本剤5mL(プロタミン硫酸塩として50mg)を超えない量を、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液100?200mLに希釈し、10分間以上をかけて徐々に静脈内に注入する。
慎重投与
- 本剤又はプロタミン含有インスリン製剤の投与歴のある患者(「重要な基本的注意」の項参照)
- アレルギー素因のある患者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- 本剤投与直後にショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、患者の状態を十分に観察し、血圧低下、脈拍異常、冷汗、呼吸困難、発赤、意識レベルの低下等、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。
肺高血圧症(頻度不明)
- 肺高血圧症(肺動脈圧の上昇、血圧低下、頻脈等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
呼吸困難(頻度不明)
- 急速投与により呼吸困難があらわれることがあるので、投与速度に留意し、症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- プロタミンのヘパリンに対する中和作用を量的に検討するため、化学的な滴定法、比濁法、生物学的な凝固法、BP法(以上in vitro法)及びマウスにおけるin vivo法によって測定すると、プロタミンによるヘパリンの平均中和量は、プロタミン1mgに対してヘパリン89.9?109.8単位であった2)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- プロタミン硫酸塩(protamine sulfate)
本質
- プロタミンはサケ科などの魚類の成熟した精巣から得た塩基性ポリペプチドであり、本品はその硫酸塩である。
性状
- プロタミン硫酸塩は白色の粉末である。本品は水にやや溶けにくい。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- hemostatic drug、hemostatic、hemostat、haemostat
- 関
- 止血性、止血薬
商品
[★]
- 英
- protamine
- 化
- 硫酸プロタミン protamine sulfate
- 例えば、インスリンアスパルトにプロタミンを添加したも皮下組織でインスリンアスパルトの解離が遅延し血中への移行が緩徐となる。
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- pro
[★]
- 英
- sulfuric acid, sulfate
- 関