トラネキサム酸
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Japanese Journal
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- ラノビス注250mg,トラネキサム酸注射液 ... 相互作用 1. 薬剤名等: トロンビン 発現事象: 血栓形成傾向 理由・原因: 血栓形成を促進する作用があり、併用により血栓形成傾向が増大
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 ラノビス注250mg (後発品) RANOBIS Injection イセイ 3327401A2077 58円/管 処方せん医薬品 ラノビス注1000mg (後発品) RANOBIS Injection イセイ 3327401A4240 68円/管
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- ラノビス注250mgは、1管中に下記の成分・分量を含有する。
容量 (1管中)
成分・分量
禁忌
- トロンビンを投与中の患者 (「相互作用」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
(白血病、再生不良性貧血、紫斑病など及び手術中・術後の異常出血)
(肺出血、鼻出血、性器出血、腎出血、前立腺手術中・術後の異常出血)
湿疹およびその類症、じん麻疹、薬疹、中毒疹
- ○下記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹などの症状
扁桃炎、咽喉頭炎
- ○口内炎における口内痛および口内粘膜アフター
- トラネキサム酸として、通常成人1日250〜500mgを1〜2回に分けて静脈内又は筋肉内注射する。術中・術後などには必要に応じ1回500〜1000mgを静脈内注射するか、又は500〜2500mgを点滴静注する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 血栓のある患者 (脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等) および血栓症があらわれるおそれのある患者[血栓を安定化するおそれがある。]
- 消費性凝固障害のある患者 (ヘパリン等と併用すること)[血栓を安定化するおそれがある。]
- 術後の臥床状態にある患者および圧迫止血の処置を受けている患者[静脈血栓を生じやすい状態であり、本剤投与により血栓を安定化するおそれがある。離床、圧迫解除に伴い肺塞栓症を発症した例が報告されている。]
- 腎不全のある患者[血中濃度が上昇することがある。]
重大な副作用
ショック
(頻度不明)
- ショックを起こすことがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- トラネキサム酸 (Tranexamic Acid)
化学名:
- trans -4-(Aminomethyl) cyclohexanecarboxylic acid
化学構造式:
分子式:
分子量:
性状:
水に溶けやすく、エタノール (99.5) にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- tranexamic acid
- ラ
- acidum tranexamicum
- 同
- trans-4-aminomethylcyclohexane-1-carboxylic acid, t-AMCHA, 4-(aminomethyl)cyclohexane-carboxylic acid, EACA
- 商
- ケイサミン、トランサボン、トランサミン、バナリントップ、プレタスミン、ヘキサトロン、ヘムロン、ラノビス、リカバリン
- Cyklokapron
構造
作用機序
- フィブリンのリシン残基に似ているため、プラスミンがフィブリンではなくε-アミノカプロン酸に結合する。このためフィブリンの分解が抑制され、結果として線溶系が抑制される。
禁忌
- 原則禁忌:線溶亢進型DICに対するトラネキサム酸の投与。
- 絶対禁忌:急性前骨髄性白血病に対して全トランスレチノイン酸で治療中の患者に対するトラネキサム酸の投与。
[★]
- 英
- hemostatic drug、hemostatic、hemostat、haemostat
- 関
- 止血性、止血薬
商品