- 英
- Uhthoff phenomenon
- 同
- ウートホフ徴候 Uhthoff sign Uhthoff's symptom、ウートホフ症候群, Uhthoff syndrome
- 関
- 多発性硬化症
[show details]
概念
- 参考1
- 多発性硬化症で見られる温度による神経の機能異常。体温のわずかな上昇で、既存の徴候、あるいは新たな徴候が一時的に悪化しうる。
- 神経はあるい一定の高温にさらされると神経の伝導がblockされる。髄鞘を失った神経ではこの温度が低下し、体温のわずかな上昇でも神経の伝導blockが起こるようになる。
参考
- 1. [charged] Epidemiology and clinical features of multiple sclerosis in adults - uptodate [1]
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Related Links
- 多発性硬化症. 多発性硬化症. 軽快. 2009/11/25. 2009/11/26. 未記載. 症状の悪化( 両足筋脱力、複視、錯感覚). 神経学専門医師よりウートホフ現象(多発性硬化. 症症状 の一時的悪化)を呈したと報告。 2. 005011A 男性. 末梢性ニューロパチー. 錯感覚. 軽快 ...
- 内側縦束症候群. 突発性. 有痛性強直性痙攣発作、レルミット症候群. 低頻度. 神経心理 学的症候:失語、失行、失認; 錐体外路症状:硬直、ジストニー. 温度依存性の出現: ウートホフ現象 Uhthoff phenomenon:体温の上昇により症状が悪化する。
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★リンクテーブル★
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- 英
- multiple sclerosis, MS
- 関
- 脱髄疾患、視神経脊髄炎症候群。急性型多発性硬化症 バロー同心円硬化症 Balo's concentric sclerosis
- first aid step1 2006 p.191,327,332,350,353,358
概念
- 中枢神経系の原因不明の脱髄疾患
- 中枢神経系(大脳、小脳、脳幹、視神経)の白質に、多巣性の限局性脱髄疾患が生じ、さまざまな神経症候(空間的多発)が、再発と緩解を繰り返す(時間的多発)のが特徴
病因
疫学
- 緯度の高い地方に多発する傾向。(北欧・北米>アジア、アフリカ諸国)
- 北欧・北米:30-80人/10万人 有病率
- 日本:1-4人/10万人 有病率
- 若年に発症(15-50歳で80-90%が発症。30歳がピーク)
- 男:女=1:1.3-3.2
- HLA-DR2との関連
病理
症状
classical triad
- 神経心理学的症候:失語、失行、失認
- 錐体外路症状:硬直、ジストニー
診断
検査
- CTや核磁気共鳴法など:脱髄巣
- CT:低吸収
- MRI
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腰椎穿刺、髄液
- 細胞・蛋白・IgG・ミエリン塩基性蛋白は軽度から中等度上昇
- 電気泳動:60-80%でオリゴクローナルIgGバンド、ミエリンベーシック蛋白質陽性
治療
症例
- 22歳女性、昨日より突然右の上下肢に力が入らなくなったので驚いて受診した。16歳の時に一過性の視力低下があった。20歳の時には小脳失調になったが数日で回復したという。MRI T2強調画像で白質に多発性の病変が見られる。
USMLE
国試
参考
- http://www.neurology-jp.org/guidelinem/koukasyo.html
- →acrobat reader Xやflash player 10が必要だったり、閲覧に苦労するかも。
- http://www.neuroimmunology.jp/MSgaido2009.pdf
[★]
- 関
- phenomenon、phenomena、event、phenomenal
国試ででそうな現象