フラビンアデニンジヌクレオチド
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- ChemicalBook あなたのためにフラビン アデニン ジヌクレオチド ナトリウム(146-14-5) の化学的性質を提供して、融点、価格、蒸気圧、沸点、毒性、比重、沸点、密度、分子式 、分子量、物理的な性質、毒性 税関のコードなどの情報、同時にあなたは更にフラビン ...
- 補酵素型ビタミンB2(水溶性)です。略称FADといいます。ビタミンB2欠乏症による、口角 炎、舌炎などの予防及び治療に用いられます。その他「外用(目薬)」として、角膜の組織 呼吸亢進作用があります。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フラビタン錠5mg
組成
成分・含量(1錠中)
- 日本薬局方・フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムをフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)として5mg
添加物
- 乳糖水和物、バレイショデンプン、結晶セルロース、カルメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、硬化油、ヒプロメロースフタル酸エステル、ステアリン酸、グリセリン脂肪酸エステル、酸化チタン、タルク、シリコーン樹脂、サラシミツロウ、カルナウバロウ、黄色5号
効能または効果
- ビタミンB2欠乏症の予防及び治療
- ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
- 下記疾患のうち、ビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
・口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎
・肛門周囲及び陰部びらん
・急・慢性湿疹、脂漏性湿疹
・ペラグラ
・尋常性ざ瘡、酒さ
・日光皮膚炎
・結膜炎
・びまん性表層角膜炎、角膜部周擁充血、角膜脈管新生
(上記3.に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。)
- FADとして、通常成人1日5〜45mgを1〜3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- FADはフラビン酵素の補酵素として細胞内の酸化還元系やミトコンドリアにおける電子伝達系に働き、糖質、脂質、たん白質等の生体内代謝に広く関与し、重要な役割を果している。
FADを補酵素とする赤血球グルタチオン還元酵素(EGR)活性を測定した試験において、重症感染症患者のEGR活性は対照とした正常者のEGR活性と比較すると低下傾向が認められ、抗生物質の1週間以上の投与により有意に低下した(p<0.001)。この重症感染症患者に抗生物質とともにFADを1週間投与(FADとして20〜40mg/dayを点滴静注)した後のEGR活性は正常な値まで回復した。6)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(Flavin Adenine Dinucleotide Sodium)
化学名
- Disodium adenosine 5'-[(2R, 3S, 4S)-5-(7, 8-dimethyl-2, 4-dioxo-3, 4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2, 3, 4-trihydroxypentyl diphosphate]
分子式
分子量
性状
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムはだいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムは吸湿性であり、光によって分解する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- flavin adenine dinucleotide, FAD
- 化
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム flavin-adenine dinucleotide sodium
- 商
- FAD、アスルダム、アセラート、アデフラビン、アデラビン9号、エフエーミック、ヒシデニン、ビタスト、ファデミン、フラジレン、フラッド、フラビタン、ベマカスト、ムコティア、ムコファジン、ライボミンS、リバレス、レバサルト、ワカデニン
- 関
- フラビン、リボフラビン = ビタミンB2。臓器製剤
- 酸化還元反応に関わる補酵素。
- 栄養ドリンクを飲んで尿が黄色に着色するのはフラビンのせい。
- H+をe-を受け取って還元力のキャリアーとなる。
[★]
肝臓エキス、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(フラビンアデニンジヌクレオチド)
- 関
- 臓器製剤
[★]
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(フラビンアデニンジヌクレオチド)、肝臓エキス
- 関
- 臓器製剤
[★]
肝臓エキス、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(フラビンアデニンジヌクレオチド)
- 関
- 臓器製剤
[★]
- 関
- 臓器製剤
[★]
- 英
- sodium, natrium, Na
- 関
- Na+
血液(血清)中のナトリウム (臨床検査法提要第32版)
尿中のナトリウム
- <20 mEq/l (正常と判断できる範囲)
- >40 mEq/l (腎性腎不全を示唆)
尿Na,Kと血清Naによる血清Naの予測
- 経口摂取と輸液による自由水の摂取がなければ
- 尿([Na+]+[K+]) < 血清[Na+] → 血清[Na+]上昇
- 尿([Na+]+[K+]) = 血清[Na+] → 血清[Na+]普遍
- 尿([Na+]+[K+]) > 血清[Na+] → 血清[Na+]低下
食品中の食塩量
- ほとんどの製品ラベルに記載されている、ナトリウム[g]はそのまま食塩量[g]と考えることができないので、指導する債には注意を促す。
- 分子量から考えるとNa(23), Cl(35.5)なので、ナトリウムx[g]は食塩 x /23 * (23 + 35.5)、つまり2.54 * x [g]となる。
- 例えば、小生が常食している某社のインスタントラーメンにはナトリウム2[g]との記載があるが、これは5.08gの食塩が含まれているということになる。もちろんスープは全部飲む。1日3袋食べたことがあるのだが、、、
臨床関連
[★]
- 英
- thorium、Th
- 関
- トロトラスト、232Th
概念
- 参考1
- 原子番号:90
- 元素記号:Th
- アクチノイド元素の一つ
- 銀白色の金属。
- 安定同位体は存在しない。
- 北欧神話の軍神または雷神トールにちなんで名づけられた。
同位体
- 参考1
同位体
|
NA
|
半減期
|
DM
|
DE (MeV)
|
DP
|
228Th
|
trace
|
1.9116 y
|
α
|
5.52
|
224Ra
|
229Th
|
syn
|
7340 y
|
α
|
5.168
|
225Ra
|
230Th
|
trace
|
75380 y
|
α
|
4.77
|
226Ra
|
231Th
|
trace
|
25.5 h
|
β
|
0.39
|
231Pa
|
232Th
|
100 %
|
1.405 × 1010 y
|
α
|
4.083
|
228Ra
|
234Th
|
trace
|
24.1 d
|
β
|
0.27
|
234Pa
|
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
[★]
- 英
- adenine Ade
- 同
- 6-アミノプリン 6-aminopurine
- 商
- ロイコン
- (採血バック):カーミAMAP液、カーミCA液、カーミCリューコトラップMAP、セパセルインテグラC-MAP、セパセルインテグラCA、セパセルインテグラMAP、テルモ血液バッグCPDA、テルモ血液バッグMAP液
- 関
- プリン、プリン塩基
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類
[★]
- 英
- bottle
- 関
- ビンづめ