フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(フラビンアデニンジヌクレオチド)、肝臓エキス
- 関
- 臓器製剤
Japanese Journal
Related Links
- アセラート注射液1mL,肝臓エキス・フラビンアデニンジヌクレオチド注射液.
- アセラート注射液2mL,肝臓エキス・フラビンアデニンジヌクレオチド注射液.
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
禁忌
効能または効果
- 慢性肝疾患における肝機能の改善
- 下記疾患のうちビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
湿疹・皮膚炎群、口唇炎・口角炎・口内炎、びまん性表層角膜炎
- ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
- 通常成人1日1〜2mLを1〜2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
重大な副作用
- (頻度不明)
- ショック:ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、胸内苦悶、急激な血圧低下、呼吸困難等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 活性型ビタミンB2であるFADをはじめ、リボフラビン(V.B2)、FMNを含有し、ビタミンB2としての作用をあらわす。
- 四塩化炭素ラット肝障害モデルにおいて、肝障害におけるAST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇を有意に抑制し、蛋白合成を促進した。また、ビタミンB2欠乏症ラットでは、ビタミンB2欠乏による体重増加抑制に対して有意な回復作用が認められた。2)
有効成分に関する理化学的知見
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
一般名
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
(Flavin Adenine Dinucleotide Sodium)
化学式
- Disodium adenosine 5´-[(2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate]
分子式
分子量
性状
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムはだいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。光によって分解する。
肝臓エキス
性状
- 肝臓エキスは、赤褐色の澄明な液体で、特異なにおいを有する。
★リンクテーブル★
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- 英
- flavin adenine dinucleotide, FAD
- 化
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム flavin-adenine dinucleotide sodium
- 商
- FAD、アスルダム、アセラート、アデフラビン、アデラビン9号、エフエーミック、ヒシデニン、ビタスト、ファデミン、フラジレン、フラッド、フラビタン、ベマカスト、ムコティア、ムコファジン、ライボミンS、リバレス、レバサルト、ワカデニン
- 関
- フラビン、リボフラビン = ビタミンB2。臓器製剤
- 酸化還元反応に関わる補酵素。
- 栄養ドリンクを飲んで尿が黄色に着色するのはフラビンのせい。
- H+をe-を受け取って還元力のキャリアーとなる。
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- 商
- アスルダム、アセラート、アデラビン9号、エフエーミック、ベマカスト、リバレス、レバサルト
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商品