肝臓エキス、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(フラビンアデニンジヌクレオチド)
- 関
- 臓器製剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
容量
有効成分(1管中)
- 肝臓エキス 15μL
- 日本薬局方 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム 10.56mg
- (フラビンアデニンジヌクレオチドとして 10.0mg)
添加物(1管中)
- ベンジルアルコール 10mg
- リン酸水素ナトリウム水和物 0.988mg
- リン酸二水素カリウム 0.549mg
- クエン酸水和物 0.138mg
- 等張化剤、pH調整剤
禁忌
効能または効果
- ○慢性肝疾患における肝機能の改善
- ○下記疾患のうちビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
- ・湿疹、皮膚炎群
- ・口唇炎、口角炎、口内炎
- ・びまん性表層角膜炎
- ○ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦等)
- 通常成人1日1〜2mLを1〜2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、胸内苦悶、急激な血圧低下、呼吸困難等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
肝機能障害改善作用2)
- 四塩化炭素急・慢性肝障害(ラット)において、肝機能検査値の改善が認められた。
- D-ガラクトサミン慢性肝障害(ラット)において、肝機能検査値の上昇抑制がみられた。
- 四塩化炭素急性肝障害(ラット)及びD-ガラクトサミン慢性肝障害(ラット)において、剖検による肉眼的な肝障害の軽減がみられた。
有効成分に関する理化学的知見
肝臓エキス
性状
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
一般名
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(Flavin Adenine Dinucleotide Sodium)
化学名
- Disodium adenosine 5'-[(2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate]
分子式
分子量
性状
- ・だいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。
・水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
・吸湿性である。
・光によって分解する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- flavin adenine dinucleotide, FAD
- 化
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム flavin-adenine dinucleotide sodium
- 商
- FAD、アスルダム、アセラート、アデフラビン、アデラビン9号、エフエーミック、ヒシデニン、ビタスト、ファデミン、フラジレン、フラッド、フラビタン、ベマカスト、ムコティア、ムコファジン、ライボミンS、リバレス、レバサルト、ワカデニン
- 関
- フラビン、リボフラビン = ビタミンB2。臓器製剤
- 酸化還元反応に関わる補酵素。
- 栄養ドリンクを飲んで尿が黄色に着色するのはフラビンのせい。
- H+をe-を受け取って還元力のキャリアーとなる。
[★]
- 商
- アスルダム、アセラート、アデラビン9号、エフエーミック、ベマカスト、リバレス、レバサルト
[★]
商品
[★]
- 英
- Dam, dam
- 関
- せき止める、雌親