- 英
- 2,3-diphosphoglycerate 2,3-DPG
- 同
- 2,3-bisphosphoglycerate 2,3-BPG 2,3-ビスホスホグリセリン酸, 2,3-bisphosphoglyceric acid
- グリセリン酸2,3-ビスリン酸 グリセリン酸2,3-二リン酸 glycerate 2,3-bisphosphate
- グリーンワルドエステル Greenwald ester
- 関
- 1,3-ジスホスホグリセリン酸
SP.652,654
- 赤血球内での中間代謝産物
- ヘモグロビンと結合することで、ヘモグロビンの酸素親和性を低下させる → 酸素解離曲線の右方シフト
- 赤血球ではpHがアルカリ性に傾くと2,3-DPGが多く産生される。 → 低酸素状態の補償機構の一つ(代償は2日で完了)。もう一つはエリスロポエチンによる。
- 例えば、高山に登山して酸素不足→過呼吸→肺胞PCO2↓→赤血球内pH↑→赤血球内2,3-DPG↑→酸素親和性↓→末梢酸素供給量↑
- 同様の機構は、貧血、肺での酸素吸収不足、肺循環量減少時にもおこる
Japanese Journal
- 2,3-ジホスホグリセリン酸(2,3-DPG) (広範囲 血液・尿化学検査 免疫学的検査(第7版・2)その数値をどう読むか) -- (血球化学検査)
- 中高年者の疲労回復における冬虫夏草菌糸体エキス摂取と2,3-ジホスホグリセリン酸との関系
- 南極鳥類の赤血球における炭化水素代謝:IP5, 2,3-DPG 量とニワトリのヘキソキナーゼに対する効果 (英文)
- Rodrigues Edson,Rosa Rubens,Ocampos Dario,Rosa Claudete D.,Bacila Metry
- 南極資料 42(1), 101-110, 1998-03
- … 本文は鳥類赤血球中のグルコース代謝における, 有機燐酸代謝産物である, イノシトール5リン酸(IP5), 2,3ジホスホグリセリン酸(2,3-DPG)のもつ意味を知ることを目的とするものである。 … IP5のヘキソキナーゼ抑制作用は, Mg^<2+>に対して競争的であるが, グルコース, MgATP^<2->に対しては競争的ではない。 …
- NAID 110000206126
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- ヒトの通常の代謝では約20%の1,3-BPGは解糖系に入らない。代わりに、赤血球でATP を還元する経路などに用いられる。こちらの経路では1,3-BPGは、2,3-ビスホスホ グリセリン酸(2,3-BPG)という良く似た化合物に変換される。2,3-BPGは ...
- 3-ホスホグリセリン酸(3-ホスホグリセリンさん、Glycerate 3-phosphate)は生化学的に 重要な、3つの炭素からなる有機化合物の一つで、解糖系や ... カルビン回路では、2 分子の3-ホスホグリセリン酸が還元され、グリセルアルデヒド-3-リン酸を生成する。
- 2011年6月8日 ... 赤血球における2,3-DPGの役割. 赤血球 赤血球にとって2,3-DPGは非常に重要な役割 をもっている。 2,3-DPG(2,3-ジホスホグリセリン酸)とは グルコース代謝のエムデン・ マイヤーホフ解糖経路の側路である. Rapoport-Luebering Pathway ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- Rapoport-Luebering shunt
- 同
- ラポポート・リューベリング回路 Rapoport-Luebering cycle
- 関
- 2,3-ジホスホグリセリン酸 2,3-DPG
- 1,3-ジホスホグリセリン酸-(ジホスホグリセロムターゼ)→2,3-DPG
[★]
- 英
- glycerate 2,3-bisphosphate
- 関
- 2,3-ジホスホグリセリン酸、グリセリン酸
[★]
- 英
- Greenwald ester
- 関
- 2,3-ジホスホグリセリン酸
[★]
2,3-ジホスホグリセリン酸 2,3-disphosphoglycerate
[★]
2,3-ジホスホグリセリン酸
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- serine, Ser, S
- 同
- 2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸 2-amino-3-hydroxypropionic acid
- 関
- アミノ酸
- 極性。無電荷。
- ヒドロキシル基(hydroxyl group)を有する。
- アラニンの側鎖にヒドロキシル基が付いた形をしている。
- 側鎖:
-CH2-OH
- Kinaseの標的となり、リン酸イオンが結合する。
-CH2-O-H2PO3
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- phospho
- 関
- フォスフォ、ホスフォ、リン酸
[★]
- 英
- diphosphoglycerate DPG
- 同
- bisphosphoglycerate BPG