- 56歳の男性。皮膚の紅斑を主訴に来院した。2年前から手指と手首との関節に痛みと腫脹とがあり、関節リウマチの診断で治療を受けていた。最近、手指の爪に変形が生じ、頭部、四肢関節部および臍部に境界明瞭な角化性紅斑が生じてきた。リウマトイド因子陰性。皮膚の写真と紅斑部生検H-E染色標本とを以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A007]←[国試_101]→[101A009]
★リンクテーブル★
[★]
- 80歳の女性。視力低下を主訴に来院した。最近、身の回りのことができにくくなっている。視力は右眼0.08(0.1×-3.0D)、左眼0.07(0.2×-3.0D)。眼底に異常を認めない。散瞳薬点眼後の右眼の細隙灯顕微鏡写真を以下に示す。
- 左眼にも同様の所見がみられる。対応として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A008]←[国試_101]→[101A010]
[★]
- 2歳の女児。右頬の腫れを主訴に来院した。生下時から頬部の腫れに気付いていた。最近になって右耳前部から頬部にかけて腫れが目立つようになってきた。皮下に境界不鮮明なびまん性の軟らかい腫瘤を触れる。この部位を穿刺すると淡黄色調の透明な液体を認めた。女児の顔の写真を以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A006]←[国試_101]→[101A008]
[★]
- 英
- psoriatic arthritis, PsA
- 同
- 関節症性乾癬、(同義と思われる)乾癬性関節症 psoriatic arthropathy
- 関
- 血清反応陰性脊椎関節症、HLA-B27関連脊椎関節炎。乾癬
- SOR.228 YN.F-75
概念
疫学
病態
- 非対称性の少関節炎・単関節炎を呈し、手指ではDIP関節をおかす。 ← 小関節
- 脊椎炎(20-40%)、仙腸関節炎が中心となる例がある。
- 皮膚症状と関節症状は相関して増悪寛解を繰り返す
failpicload@./t_image/105A001.jpg
検査
鑑別診断
治療
国試