- 英
- detachment、desorption、elimination、abscission、detach、eliminate
- 関
- 解離、器官脱離、消失、除去、脱着、除く、排出、排除、剥離、離れる、引き離す
WordNet
- remove from a contest or race; "The cyclist has eliminated all the competitors in the race"
- kill in large numbers; "the plague wiped out an entire population" (同)annihilate, extinguish, eradicate, wipe_out, decimate, carry off
- remove (an unknown variable) from two or more equations
- separate (a small unit) from a larger, especially for a special assignment; "detach a regiment"
- come to be detached; "His retina detached and he had to be rushed into surgery" (同)come_off, come_away
- cause to become detached or separated; take off; "detach the skin from the chicken before you eat it"
- the bodily process of discharging waste matter (同)evacuation, excretion, excreting, voiding
- the murder of a competitor (同)liquidation
- the act of removing or getting rid of something (同)riddance
- the act of removing an unknown mathematical quantity by combining equations
- analysis of a problem into alternative possibilities followed by the systematic rejection of unacceptable alternatives (同)reasoning by elimination
- the act of releasing from an attachment or connection (同)disengagement
- a small unit of troops of special composition
- the act of cutting something off (同)cutting off
- shedding of flowers and leaves and fruit following formation of scar tissue in a plant
PrepTutorEJDIC
- (…から)…‘を'『取り除く』,削除する(get rid of)《+『名』+『from』+『名』》 / …‘を'考慮に入れない,無視する(disregard)
- (…から)…‘を'引き離す,分離する,取り外す《+『名』+『from』+『名』》 / (特別任務に)〈部隊・軍艦など〉‘を'派遣する,分遣する
- (…の)除去,削除《+『of』+『名』》 / (競技の)予選
- 〈U〉(…から…を)分離すること,取り外すこと《+『of』+『名』+『from』+『名』》 / 〈U〉超然としていること / 〈U〉私心(偏見)のないこと / 〈C〉(特別の任務を帯びた)分遣隊,特派部隊
- 切除,切断;分離,離脱
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/07/13 07:42:11」(JST)
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脱離反応(だつりはんのう、英: elimination reaction)は、化合物が原子団を放出してより原子数の少ない分子となる反応形式のことを言う。硫酸によってアルコールが脱水し、オレフィンとなる反応は脱離反応の好例である。反応機構別にE1反応とE2反応に分けられる。また反応機構的には全く異なるがカルボン酸の脱水縮合も脱離反応に含める場合があり、硫酸によりフタル酸が無水フタル酸になるのがこの例である。
脱離反応あるいは脱水縮合において放出される原子団は脱離基と呼ばれる。
脱水縮合については、記事 脱水縮合に詳しい。
目次
- 1 E1反応(1分子脱離反応)
- 1.1 ザイツェフ(ザイチェフ)則
- 1.2 ホフマン則
- 2 E2反応(2分子脱離反応)
- 3 関連項目
E1反応(1分子脱離反応)
E1反応はイオンを経由して起こる脱離反応で、分子から1原子が脱離して生成したイオンから別のイオンが脱離し、新たな化合物ができる反応である。
アルケンの生成における経験則として以下のようなものがある。
- ザイツェフ則
- ハロゲン化アルキルのハロゲン脱離、アルコールの酸性条件化の脱離反応により生成する場合
- ホフマン則
- 四級アンモニウムの脱離反応(ホフマン分解)やスルホニウム塩の分解により生成する場合
いずれの反応も複数の脱離過程(反応過程)が存在し、カルボカチオン転位が起こる場合もあるために複数のアルケン異性体を生成する。
ザイツェフ(ザイチェフ)則
ザイツェフ則(~そく、Zaitsev's rule〔Saytzeff's rule〕、セイチェフ則とも表記)は、第3級カルボカチオンの隣にある炭素からのプロトン脱離によって生じる炭素間の二重結合は、カルボカチオンに結合している最も炭素の数が多いアルキル基にできやすいという規則である。
ザイツェフ則ではハロゲンまたは水の脱離が律速段階であり、生成するカルボカチオンの安定性により生成する異性体(アルケン)の生成比率が決定づけられる。アルケンの置換基が第3級化合物、第2級化合物、第1級化合物と置換基の多い異性体ほど生成しやすい。これはアルキル基が多いほど超共役によりカルボカチオンが安定化するためと説明付けられている。例えば、1-ブタノールにおいて分子内脱水をすると1-ブテンではなく2-ブテンが主生成物となる(ワグナー・メーヤワイン転位)。また、ネオペンチルアルコール(2,2-ジメチル-1-プロパノール)を分子内脱水すると2-メチル-2-ブテンが得られる(ネオペンチル転位)。
ホフマン則
「ホフマン脱離」を参照
ホフマン則 (~そく、Hofmann rule)とは、第4級アンモニウム塩を塩基で処理することにおいて、生成物のアルケンが、より少ない置換基をもつようになる方の生成が優先されるという規則である。これはメチル水素の方がメチレン水素より酸性度が高く、塩基によるプロトンの引き抜きが起きやすいためである。
ホフマン則では塩基によるプロトンの引き抜きが律速段階であり、置換基の少ない異性体(アルケン)ほど生成しやすい。これはβ位に脱離基を持つ炭素のうち置換水素の酸性度に低いものから引き抜かれてβ脱離が進行するためで、アルキル基の超共役は電子供与性であり置換アルキル基が多いものほど水素置換基の酸性度が低下するためと説明付けられている。
E2反応(2分子脱離反応)
E2反応は2つの分子が反応して片方は付加あるいは置換反応、もう一方が脱離反応を起こす反応機構(協奏的脱離反応)である。この反応は2分子が同時に反応にかかわるために化合物の立体配置が重要となる。また、2分子が同時にかかわるため、速度式は2次となる。
E2反応では、「脱離基の解離」「塩基による脱プロトン化」「反応炭素中心の軌道の再混成及び二重結合の生成」の3つが同時に進行する。
関連項目
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 医療現場における臨床微生物検査に対する最近のニーズの変遷と現状における課題について (第60回学術集会) -- (シンポジウム 国際標準からみた日本の臨床微生物検査における課題)
- 白石 祐太郎,水野 雄太,木村 光 [他]
- 粉体および粉末冶金 : 粉体粉末冶金協会誌 61(10), 487-495, 2014-10
- NAID 40020240164
- リチウムイオン挿入脱離反応におけるMgO被覆正極/電解質界面電子構造の安定化
- YAMAMOTO Kentaro,ORIKASA Yuki,TAKAMATSU Daiko [他]
- 電気化学および工業物理化学 82(10), 891-896, 2014-10
- NAID 40020212802
Related Links
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★リンクテーブル★
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- 英
- dissociation、dissection、detachment、unbinding、maceration、dissociate
- 関
- 解体、解剖、精査、切開、脱離、剥離、分離、解離性障害、郭清、浸軟、結合解除、ダイセクション、解離反応、遁走
精神医学
- PSY.53
- 自我の同一性の障害により出現。
- 不安にさらされて圧倒されると心理的防衛機制が働き、適応不能に陥られないようにする。
- 心因性の健忘、遁走、ガンザー症候群、小児症、多重人格などで見られる。
- KPS.222
- 情動的苦悩を避けるために、自分の人格・独自性を、一時的かつ徹底的に一部変更すること。
- 遁走、ヒステリー転換反応はよく見られる解離の現象。
- 対抗恐怖的振る舞い、解離性同一性障害、薬物使用による高揚感、宗教的歓喜などでも見られる
参考
- http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/dissociation_example.htm
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E9%9B%A2_(%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6)
[★]
- 関
- ablation、abscission、abstract、abstraction、clearance、delete、deletion、desorption、detach、detachment、disappear、disappearance、dislodge、drain、draining、egest、egestion、eject、eliminate、emission、emit、evacuate、evacuation、exclude、exclusion、excrete、excretion、expel、export、obliteration、obviate、regress、removal、remove、scavenge
[★]
- 英
- excretion、emission、elimination、draining、egestion、excrete、eliminate、emit、drain、eject、expel、export、egest
- 関
- 駆出、消失、除去、脱離、ドレイン、除く、排出量、排除、排泄、発光、搬出、放射、放出、輸出、流す、排泄量、ドレーン、排水管、運び出す
[★]
- 関
- abrasion、abscission、desorption、desquamation、detach、dissection、dissociate、dissociation、eliminate、elimination、exfoliate、exfoliation、maceration、unbinding
[★]
- 英
- disappearance、elimination、ablation、disappear、regress
- 関
- 消える、消滅、除去、切除、切断、退行、脱離、排出、排除、アブレーション、焼灼、焼灼術
[★]
- 英
- matrix-assisted laser desorption ionization、MALDI
- 関
- マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法、マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析
-MALDI
- 関
- See Matrix-assisted laser-desorption
[★]
- 英
- lyase
- 関
- リアーゼ、付加酵素
[★]
- 英
- abscission、abscise
- 関
- 脱離