- 英
- myotonic
- 関
- 筋緊張性
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- of or relating to or caused by myotonia
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Japanese Journal
- 筋強直性ジストロフィー : 異常RNAによる病態機序と新たな治療法の探索 (特集 筋疾患update)
- 中森 雅之,高橋 正紀
- Brain and nerve : 神経研究の進歩 63(11), 1161-1168, 2011-11
- NAID 40019060949
- 2型筋強直性ジストロフィー (特集 筋疾患update)
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- 筋強直性ジストロフィー Myotonic Dystrophy 概念、定義 進行性の筋萎縮と筋力低下を主徴とする常染色体優性遺伝をしめす遺伝性ミオパチーであり、ミオトニア(筋強直症、 myotonia )と骨格筋以外の多臓器障害で特徴づけられるものを ...
- 筋強直性ジストロフィー (Myotonic Dystrophy) [Steinert ’s disease, DM1, Dystrophia myotonica 1] GeneReview 著者 : Cameron Adams, MD. 日本語訳者 吉田邦広 (信州大学医学部附属病院遺伝子診療部 ) GeneReview 最終更新日 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- myotonic
- 関
- 筋強直性
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- 英
- myotonic dystrophy MD
- ラ
- dystrophia myotonica DM
- 同
- 筋緊張性ジストロフィー、筋強直型ジストロフィー、シュタイネルト病 スタイナート病 Steinert's disease Steinert disease、萎縮性筋強直症 myotonia atrophica
- 関
- 筋ジストロフィー。先天性筋強直性ジストロフィー congenital myotonic dystrophy(HIM.2685)。非ジストロフィー性ミオトニー症候群
[show details]
概念
病型
病因
myotonic dystrophy type 1, DM1
- 第19番染色体長腕(19q13)
- プロテインキナーゼ(myotonin-protein kinase)をコードする遺伝子の上流域に延長した三塩基(CTG)繰り返し配列の挿入
- CTGリピート数:(正常人)5-35回、(患者)50-2,000回
- 非コード領域にスリップ複製が起こることによりリピート数が増加する
- 一般にリピート数が多いほど発症は早く、症状も重い。
myotonic dystrophy type 2, DM2
- 3q13.3-q24に座乗するZNF9遺伝子の第一イントロンにおけるCCTG反復配列の増加
疫学
- 有病率:5/10万人 (YN.J-153)
- 15-40歳に多い。 (YN.J-153)
- (DM1)発症は幼児、あるいは成人。(DM2)40歳頃に発生。
遺伝形式
症候
- HIM.2685 参考5 IMD
- 顔貌:眼瞼下垂、尖った顔貌(hatchet-faced appearance) ← 側頭筋、咬筋、表情筋の萎縮。前頭部の禿
- 筋力低下:頚部の筋、胸鎖乳突筋、四肢遠位の筋が初期に障害される。手首、指、手掌の筋も障害される。前脛骨筋の障害により下垂足となる。近位筋は保たれるが大腿四頭筋は多くの患者で萎縮している。口蓋、喉頭、舌の筋の障害により、構音障害による構音、鼻声、また嚥下困難が生じる。横隔膜筋や内肋間筋の筋力低下により呼吸不全をきたす症例もある。
- 筋硬直:(myotonia):5歳までに出現。母指球、舌、手掌伸展筋を叩くと出現する。随意的に物をつかんだ後にそれを離すまでの時間が長くなる。
- 心血管(DM1で一般的):心ブロック、(たまに)うっ血性心不全(肺性心から呼吸不全をきたしうる)、僧帽弁逸脱症 ← 心筋障害、弁膜障害
- 神経:知能低下、過剰傾眠傾向(hypersomnia)
- 眼:後嚢下白内障
- 消化器:食道・大腸運動能低下
- 生殖器:性腺萎縮。(DM2では稀)
- 内分泌:インスリン抵抗性
検査
- 針電極を刺入した後に、高振幅放電が見られ、その後に放電が持続しており、percussion myotoniaの所見に一致する(QB.J-159)
- IgG, IgM:IgG and IgM hypogammaglobulinemia (参考5) → 易感染性
診断
治療
参考
- http://www.hosp.go.jp/~esaitama/shinkei/myotonic.htm
- 2. Myotonic dystrophy - wikipedia en
- http://en.wikipedia.org/wiki/Myotonic_dystrophy
- http://www.duke.edu/~ema5/Golian/Slides/8/musculoskeletal5.html
- http://www.netterimages.com/image/1197.htm
- 5. [charged]Myotonic dystrophy: Etiology, clinical features, and diagnosis - uptodate [1]
国試
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- 英
- congenital myotonic dystrophy
- 同
- 先天性筋緊張性ジストロフィー、先天性強直性筋ジストロフィー、先天性緊張性筋ジストロフィー
- 関
- 筋強直性ジストロフィー
- uptodate.1
- 筋強直性ジストロフィーにおいては、CTGリピートが500-2700になると、生下時から、乳児筋緊張低下症、呼吸不全、精神遅滞、いわゆる先天性筋緊張性ジストロフィーが出現する。一般的にリピートが750の時に先天的に発症するリスクが高まる。ほとんどの先天性筋緊張性ジストロフィー(1型)の患児では1000を超えるCTGリピートを有する。
- 先天性筋強直性ジストロフィーは筋強直性ジストロフィー1型(DM1)の一型としてのみ見られる。重度の筋緊張低下、顔面両麻痺、哺乳不良、関節拘縮(特に下肢)、呼吸不全が特徴である。患児では、顔面両麻痺により上唇がVの字をしているのが特徴的である。
- 症例の中には、筋強直性ジストロフィー1型(DM1)が羊水過多(polyhydramnios talipes)と胎動低下として出生前から出現している例がある。重症の乳児では、妊娠中は羊水過多であり、これは嚥下運動の障害と関連している。
- 生後一年間は通常、筋緊張は現れず、筋電図においても見られることは稀である。呼吸不全は一般的であり、患児において新生児期の死因の主要な原因である。80%以上の患児において人工呼吸器管理が必要となる。高度の管理により多くの乳児は新生児時を生存できるが、(overall mortality)新生児期の死亡率は15-20%であり、重症患児の死亡率は40%に及ぶ。
(略)
国試
参考
- ごく短い説明と、患児の特徴的な顔写真
- http://www.niigata-nh.go.jp/nanbyo/pmd/pmdoth.htm
- ごく短い説明。鯉の口
- http://medical.itp.ne.jp/sickness/dic/encyclopedia/14-no/0382-35.html
- 総論的
- http://www.hosp.go.jp/~esaitama/shinkei/myotonic.htm
uptodate
- 1. [charged] 筋強直性ジストロフィー:病因、臨床的特徴、および診断 - uptodate [2]
- 2. [charged] 筋強直性ジストロフィー:予後および管理 - uptodate [3]
[★]
- 英
- myotonic discharge
- 同
- 筋緊張性放電、挿入性筋強直性放電 insertion myotonic discharge
[show details]
[★]
- 英
- proximal myotonic myopathy、PROMM
- 関
- 先天性パラミオトニー、筋緊張性障害、筋緊張性ミオパチー
[★]
- 英
- tonic、tetanic、ankylosing、ankylotic
- 関
- 強縮、強縮性、強精、強直、強直症、緊張性、持続性、テタヌス、破傷風