ガレー硬化性骨髄炎
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Japanese Journal
- 下顎骨骨髄炎から継発した咬筋の瘢痕拘縮により長期に重度開口障害をきたした1例
- 寺田 典子,周田 和華恵,佐藤 明,野谷 健一,進藤 正信,北川 善政
- 日本口腔外科学会雑誌 54(1), 8-11, 2008-01-20
- A 30-year-old woman was referred to our hospital because of severe trismus, which had beenpresent for 14 years. At presentation, she complained of a mass with tenderness in the left masseter muscle, a …
- NAID 10027087857
- MRIで骨髄の血行の改善を経時的に評価できた下顎骨びまん性硬化性骨髄炎の1例
- 笠原 和恵,逸見 仁,箕輪 和行,三古谷 忠,井上 農夫男,戸塚 靖則
- 日本口腔外科学会雑誌 51(12), 602-605, 2005-12-20
- Diffuse sclerosing osteomyelitis (DSO) of the mandible is a relatively uncommon, non-suppurative, chronic inflammation of obscure etiology. Various treatments have been reported, but long-term results …
- NAID 10018954076
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- 下顎骨の悪性腫瘍などの治療で放射線治療をした後に,下顎骨に骨髄炎を起こすことがある。骨硬化性骨髄炎などと呼ばれているようだ。治療をしたことがあるとわかるが,極めて難治である。 実は数例だけだが,この骨硬化性骨髄炎 ...
- 骨硬化性疾患の概要は本ページをご確認ください。小児慢性特定疾病情報センターは、慢性疾患をお持ちのお子さまやそのご家族、またそれらの患者の治療をされる医療従事者、支援をする教育・保健関係の皆さまに向けた情報を提供 ...
- 学 位 論 文 下顎骨のびまん性硬化性骨髄炎の病態に関する研究 学位璷請者 曒 井 良 和 広島大学歯学部歯科放射線学教室 (主任:谷曓啓二教授) 1996年
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★リンクテーブル★
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- 10歳の男児。左膝の痛みを主訴に来院した。3か月前にサッカーの練習中に膝の痛みを自覚した。その後、徐々に疹痛が強くなり腫脹も出現したため自宅近くの診療所を受診していた。左膝関節エックス線写真で異常陰影が認められたため、紹介されて受診した。荷重時に疹痛があり、松葉杖をついている。左の大腿遠位から膝にかけて腫脹があり、同部にびまん性に圧痛を認める。安静時痛は軽度で、左膝関節の自動可動域は伸展-30°、屈曲90°である。赤沈7mm/1時間。血液所見:赤血球 502万、Hb 13.6g/dL、白血球 8,900。血液生化学所見:LD 417IU/L(基準 176~353)、ALP 1,259IU/L(基準 359~1,110)、プロカルシトニン 0.05ng/mL以下(基準 0.05以下)。CRP 0.9mg/dL。左膝関節エックス線写真正面像(別冊No. 21A)と側面像(別冊No. 21B)とを別に示す。
- 最も考えられる疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110D048]←[国試_110]→[110D050]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097H069]←[国試_097]→[097H071]
[★]
- 英
- Garre sclerotic osteomyelitis, Garré sclerotic osteomyelitis
- 同
- ガレー骨髄炎 Garre osteomyelitis、Garre硬化性骨髄炎、ガレー病 Garre disease
- 関
- 顎骨骨髄炎
[★]
ガレー硬化性骨髄炎
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ガレー硬化性骨髄炎
[★]
- 英
- osteomyelitis
- 同
- 骨膜骨髄炎 periosteomyelitis
- 関
- [[]]
分類
- 急性化膿性骨髄炎:成長期における長管骨骨幹端部の血行系の解剖学的特異性に起因する血行性感染で、小児、特に男児に多い。大腿骨、脛骨、上腕骨の順に多発する。黄色ブドウ球菌。骨髄内で膿瘍を形成、さらに骨膜下に波及して骨膜下膿瘍を形成する。骨壊死をきたした壊死骨は腐骨と呼ばれる。その周囲は膿や炎症性肉芽で取り囲まれ汚溝と呼ばれる。その外側を反応性に骨形成が起こり腐骨と汚溝を取り囲む。これが骨柩となる。
- 慢性骨髄炎
- ブローディ膿瘍 Brodie膿瘍:急性症状を欠く慢性骨髄炎。長管骨骨幹端部。黄色ブドウ球菌。小児や青年期に好発。辺縁の骨硬化を伴う円形ないし楕円形の骨透明巣
- ガレー硬化性骨髄炎 Garré硬化性骨髄炎:急性期を欠く慢性骨髄炎。膿瘍や腐骨の形成を欠きXP上骨硬化像を認める。皮質骨の骨肥厚により骨が紡錘状に膨隆する。下顎骨に多い。
- 化膿性脊椎炎
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- 英
- bone marrow (Z)
- ラ
- medulla ossium
- 関
- 骨髄組織
分類
性状
細胞成分の過少
造血
加齢変化
- 6歳以後は加齢とともに脂肪化が進み、黄色骨髄が増加
- 長管骨の末端から黄色骨髄に置換されていく。成人では脊椎骨、胸骨、肋骨などで造血が起こる
- 乏血、低酸素状態では黄色骨髄が赤色骨髄に置換され、造血ができるようになる。
[★]
- 英
- consolidation、stiffening、curing、hardening、induration、sclerosis、harden、indurated
- 関
- 加硫、強化、硬化症、固定、治療、ハードニング、圧密、硬結
- コンソリデーション
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- 関
- 炎光、炎症
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- 英
-
- 関
- 硬変