- 英
- abscess of Brodie
- 同
- Brodie膿瘍, ブローディ骨膿瘍。骨膿瘍 bone abscess?
- 関
- 骨髄炎
- 急性症状を欠く慢性骨髄炎
- 好発部位:大腿骨、脛骨などの長管骨骨幹端部
- 起炎菌:黄色ブドウ球菌
- 好発年齢:小児、青年期
- 画像:X線像:辺縁の骨硬化を伴う円形ないし楕円形の骨透明巣
参考
- http://www.nurs.or.jp/~academy/igaku/o/o4631a.jpg
Japanese Journal
- 石川 博久,畠山 広明,国府田 英雄,服部 哲,油井 直子,永野 達雄,片山 英昭,梶谷 光太郎,藤井 克之
- 関東整形災害外科学会雑誌 31(3), 201-204, 2000-06
- NAID 10005952245
- 田中 康志,浜西 千秋,田中 清介
- 日本小児整形外科学会雑誌 = Journal of Japanese Paediatric Orthopaedic Association 5(1), 5-7, 1995-11-30
- NAID 10008591638
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- Brodie膿瘍 q18 Brodie's abscess 定義 血行性に生じる化膿性骨髄炎の特殊型。 急性期を欠き、潜行性に進行する。 病態 ①起炎菌の弱毒性と生体の免疫力のバランスにより一次性慢性(亜急性)に発症すると考えられている。 ②起 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- osteomyelitis
- 同
- 骨膜骨髄炎 periosteomyelitis
- 関
- [[]]
分類
- 急性化膿性骨髄炎:成長期における長管骨骨幹端部の血行系の解剖学的特異性に起因する血行性感染で、小児、特に男児に多い。大腿骨、脛骨、上腕骨の順に多発する。黄色ブドウ球菌。骨髄内で膿瘍を形成、さらに骨膜下に波及して骨膜下膿瘍を形成する。骨壊死をきたした壊死骨は腐骨と呼ばれる。その周囲は膿や炎症性肉芽で取り囲まれ汚溝と呼ばれる。その外側を反応性に骨形成が起こり腐骨と汚溝を取り囲む。これが骨柩となる。
- 慢性骨髄炎
- ブローディ膿瘍 Brodie膿瘍:急性症状を欠く慢性骨髄炎。長管骨骨幹端部。黄色ブドウ球菌。小児や青年期に好発。辺縁の骨硬化を伴う円形ないし楕円形の骨透明巣
- ガレー硬化性骨髄炎 Garré硬化性骨髄炎:急性期を欠く慢性骨髄炎。膿瘍や腐骨の形成を欠きXP上骨硬化像を認める。皮質骨の骨肥厚により骨が紡錘状に膨隆する。下顎骨に多い。
- 化膿性脊椎炎
[★]
- 英
- abscess
- 組織、臓器に起こった化膿性炎(化膿)により好中球などの滲出物が蓄積した状態 (医学大辞典)
- 腔が形成されており、そこに滲出物がたまる。