- 関
- 六病位
- 太陰の病たる、腹満して吐し、食下らず、自利ますます甚だしく、時に腹自ずから痛む、もしこれを下せば、必ず胸下結鞭す
治療法剤
心下痞硬型
腹直筋攣急型:腹痛、両側の腹直筋の攣急を呈する
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/30 22:49:18」(JST)
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伝統中国医学における太陰病(たいいんびょう)は、三陰三陽病の一つで陽明病を過ぎて起こる外感性疾病。六経病では太陰経病である。傷寒論では、「太陰の病たる、腹満して吐し、食下らず、自利益々甚だしく、時に自ら痛む若しこれを下せば、必ず胸下結鞕す」といわれ陽明病期の後にくるもので、体力衰し、身体冷え、腹虚満、腹痛、下痢、嘔吐などの胃腸症状を呈する。
参考文献
- 教科書執筆小委員会著・社団法人東洋療法学校協会編 「東洋医学概論」医道の日本社 1993 ISBN 4-7529-5038-3
関連項目
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- 4.当院の治験例から見た併病と潜証の運用(併病と潜証,東洋医学の広場)
- 短期の随証漢方単独療法で生児を獲得した体外受精で優良卵子枯渇と診断された二症例の考察
- 假野 隆司,土方 康世,清水 正彦,河田 佳代子,日笠 久美,後山 尚久
- 日本東洋醫學雜誌 58(5), 853-859, 2007-09-20
- … 一例は血虚,気虚を伴う裏寒証の太陰病と診断して当帰四逆加呉茱萸生姜湯を投与したところ当該周期に妊娠が成立した。 …
- NAID 110006404998
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- こういう時期は「陰病」(いんびょう)に移行したばかりのところで、「太陰病」(たいいんびょう)と言います。 「太陰病」は陰病ですので、症状も沈んだ感じで勢いがなく、冷えた感じがあるのですが、陽病から移行 してきた ...
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- 関
- 傷寒論
- 太陽病:太陽の病たる、浮脈、頭項強痛して悪寒す
- 少陽病:少陽の病たる、口苦く、咽乾き、目めくなり
- 陽明病:陽明の病たる、胃家実これなり
- 太陰病:太陰の病たる、腹満して吐し、食下らず、自利ますます甚だしく、時に腹自ずから痛む、もしこれを下せば、必ず胸下結鞭す
- 少陰病:少陰の病たる、脈微細、ただ寝んと欲するなり
- 厥陰病:厥陰の病たる、気上がって心をつき、心中し、飢えて食を欲せず、食すればすなわち吐し、これを下せば利止まず
[★]
- 日
- りっくんしとう
適応
- 胃腸の弱いもので、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの諸症
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- 日
- しゃくやくかんぞうとう
- 生薬:甘草、芍薬
- 太陰病(腹直筋攣急型)
- 腹直筋緊張し、胃痛または腹痛があるもの:胆石症あるいは腎臓・膀胱結石の痙攣痛、四肢・筋肉・関節痛、薬物服用後の副作用の腹痛、胃痙攣、急迫性の胃痛。
[★]
- 日
- にんじんとう
- 生薬:人参、乾姜、甘草、蒼朮
- 太陰病期、虚証
- 人参湯類:太陰病・心下痞硬型、虚証に用いられる
- 手足などが冷えやすく、尿量が多いものの次の諸症:胃腸虚弱、胃アトニー、下痢、嘔吐、胃痛
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- 英
- disease、sickness
- 関
- 疾病、不調、病害、病気、疾患