芍薬甘草湯
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- 「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」は、漢方の原典である『傷寒論(しょうかんろん)』に記載されている漢方薬で、急激におこる筋肉のけいれんを伴う疼痛や、「下肢のけいれん性疼痛(こむらがえり)」、「胃腸の激しい ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テイコク芍薬甘草湯エキス顆粒
組成
日局シャクヤク 6.0g
日局カンゾウ 6.0g
上記の混合生薬より製した水製乾燥エキス2.65gを含有する。
添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
禁忌
- アルドステロン症の患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
- ミオパシーのある患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
- 低カリウム血症のある患者[これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]
効能または効果
- 急激におこる筋肉のけいれんを伴う疼痛
- 通常成人1日3回、1回2.5gを食前に経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
重大な副作用
間質性肺炎:
- 咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
偽アルドステロン症:
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
うっ血性心不全、心室細動、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む):
- うっ血性心不全、心室細動、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、動悸、息切れ、倦怠感、めまい、失神等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ミオパシー:
- 低カリウム血症の結果として、ミオパシー、横紋筋融解症があらわれることがあるので、脱力感、筋力低下、筋肉痛、四肢痙攣・麻痺、CK(CPK)上昇、血中及び尿中のミオグロビン上昇が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸:
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al‐P、γ‐GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
★リンクテーブル★
[★]
- 日
- しゃくやくかんぞうとう
- 生薬:甘草、芍薬
- 太陰病(腹直筋攣急型)
- 腹直筋緊張し、胃痛または腹痛があるもの:胆石症あるいは腎臓・膀胱結石の痙攣痛、四肢・筋肉・関節痛、薬物服用後の副作用の腹痛、胃痙攣、急迫性の胃痛。