病型
- 裏熱型:裏熱を主徴とする
- 腸型 :便秘、腹満
- 瘀血型:瘀血症状
- 水滞型:水滞、裏熱
治療
裏熱型
- 白虎湯類
腸型
- 承気湯類
水滞型
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/19 21:05:05」(JST)
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伝統中国医学における陽明病(ようめいびょう)は、三陰三陽病の一つで少陽病を過ぎて起こる外感性疾病。六経病では陽明経病である。傷寒論では、「陽明の病たる、胃家実是なり」といわれ発病後八~九日以上を経た陽病の極期で、体温が高く、全身くまなく熱感に満ち、潮熱、腹実満、便秘、舌苔黄、脈沈などの症候を現わす時期の病態である。
参考文献
- 教科書執筆小委員会著・社団法人東洋療法学校協会編 「東洋医学概論」医道の日本社 1993 ISBN 4-7529-5038-3
関連項目
外部リンク
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- 2. アレルギー疾患の治療のための漢方薬 chinese herbal medicine for the treatment of allergic diseases
- 3. 自然免疫系の概要 an overview of the innate immune system
- 4. 新生児脳症の病因および発症機序 etiology and pathogenesis of neonatal encephalopathy
- 5. 血管内腹部大動脈修復術の合併症 complications of endovascular abdominal aortic repair
Japanese Journal
- 米満 亨,大納 哲也,星野 一,八木 由紀子,上村 裕一
- The journal of the Japan Society of Pain Clinicians = 日本ペインクリニック学会誌 18(4), 377-379, 2011-09-25
- … 頸椎症による根性痛の治療中に,残存した周期的な痛みが桃核承気湯を併用して軽減した症例を報告する.81歳の女性で,持続硬膜外ブロックにより速やかに左上肢の痛みが軽減したが,感染性腸炎を契機に周期的な体温の上昇に連動して痛みが増悪するようになった.体温の変化を陽明病期の潮熱と判断し,桃核承気湯を投与した.桃核承気湯を服薬翌日以後,体温は安定し,痛みは軽減した. …
- NAID 10029809609
- 感冒の治療を通して陽明病期を考える(ワークショップ3「失敗例から学ぶ証の意味」, 第56回日本東洋医学会学術総会)
- 平崎 能郎,岡 洋志,鉄村 進,小尾 龍右,木村 豪雄,古田 一史,三瀦 忠道
- 日本東洋醫學雜誌 55(3), 319-324, 2004-05-20
- … 太陽病と陽明病の併病と考え,桂技二越婢一湯と調胃承気湯を併用した。 …
- NAID 110003988633
- 三谷 和男
- 日本東洋醫學雜誌 54(2), 273-286, 2003-03-20
- … 残念ながら単に便通をつけるお薬としてしか扱われていないようですが,麻子仁丸を小承気湯(枳実,厚朴,大黄)の加減法であることを意識し,潤腸湯(51番)や大承気湯(133番)さらには通導散(105番)との使い分けを追求してこそ,かつては難治とされた陽明病治療の場で活躍した承気湯類の真骨頂がつかめるのではないかと思います。 …
- NAID 110003988574
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- 陽明病 (ようめいびょう), 傷寒論 陽明病の定義・・・「陽明之為病、胃家実是也」 陽明病 は病邪(急性熱病)が内側に移行し、内側から身体に影響が出ている 状態です。 構図で 表せば太陽病(表位)⇒少陽病(内位)⇒陽明病(裏位)と表現します。 傷寒論 陽明病 ...
- 伝統中国医学における陽明病(ようめいびょう)は、三陰三陽病の一つで少陽病を過ぎて 起こる外感性疾病。六経病では陽明経病である。傷寒論では、「陽明の病たる、胃家実 是なり」といわれ発病後八~九日以上を経た陽病の極期で、体温が高く、全身くまなく ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 傷寒論
- 太陽病:太陽の病たる、浮脈、頭項強痛して悪寒す
- 少陽病:少陽の病たる、口苦く、咽乾き、目めくなり
- 陽明病:陽明の病たる、胃家実これなり
- 太陰病:太陰の病たる、腹満して吐し、食下らず、自利ますます甚だしく、時に腹自ずから痛む、もしこれを下せば、必ず胸下結鞭す
- 少陰病:少陰の病たる、脈微細、ただ寝んと欲するなり
- 厥陰病:厥陰の病たる、気上がって心をつき、心中し、飢えて食を欲せず、食すればすなわち吐し、これを下せば利止まず
[★]
- 日
- いんちんこうとう
- 同
- (添付文書)茵ちん蒿湯
- 生薬:茵蔯蒿、山梔子、大黄
- 陽明病・水滞型
- 実証
- 比較的体力のある人で、上腹部より胸部にかけての膨満感、不快感を訴え、悪心、便秘を伴う場合に用いる 1)黄疸のある場合 2)口渇、尿量減少、皮膚そう痒感等を伴う場合
- 口渇があり、尿量少なく、便秘するものの次の諸症:じんましん、口内炎
[★]
- 日
- ぼうふうつうしょうさん
[★]
- 日
- ぼうしょう
参考
- http://www.e-kampo.com/ekampo/trial/html/library/shouyaku/boushou.html
[★]
- 日
- だいじょうきとう
- 関
- 承気湯類
[★]
- 英
- disease、sickness
- 関
- 疾病、不調、病害、病気、疾患