- 英
- Rosenstein sign, Rosenstein's sign
- 同
- Rosenstein徴候
- 関
- 急性虫垂炎
- 虫垂炎:左側臥位でMcBurney点を圧迫すると仰臥位よりも疼痛が増強する。
- 左側臥位で虫垂間膜が下方に牽引され、圧迫による疼痛を感じやすくなると説明されている。
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2019/06/06 02:26:15」(JST)
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ローゼンシュタイン徴候( - ちょうこう、英:Rosenstein's sign または Rosenstein's symptom)とは、腹膜炎の際に、腹壁を強く圧迫し、左側臥位で右下腹部の圧痛点を圧迫すると痛みが増強する徴候である。壁側腹膜の炎症性刺激によると考えられ、ロブシング徴候などともに重要な腹膜刺激症状である。
名称は、この徴候を報告したドイツ人内科医パウル・ローゼンシュタイン(1875-1964)(de)に由来する[1]。
脚注
- ^ 石田多香雄編『研究社医学英和辞典』研究社、2008年、第2版、p.p.1645。ISBN 4-7674-3462-9。
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- ブルンベルグ徴候(反跳痛) 腹部を押したときより離したときに痛みが強くなる 筋硬直 炎症が進行すると、腹筋が緊張し続け、腹筋が板状に触れる ローゼンシュタイン徴候 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- acute appendicitis
- ラ
- appendicitis acuta
- 関
- 虫垂炎、腹痛
身体所見
虫垂炎、身体診察のの感度、特異度
- SEN、SPE
- psoas sign :16%、95%
- ブルンベルグ徴候:63%、69% (*1)
- heel drop sign:93%
症状
- 腹痛:心窩部・臍部の鈍い間欠的疼痛(内臓痛) → 右下腹部に限局する持続的疼痛(体性痛)
- 発熱
- 嘔吐
合併症
検査
- 血液検査
- 腹部単純X線検査
- 腹部超音波検査
- 腹部CT検査
鑑別疾患
- 消化器系:憩室炎、クローン病、大腸癌、stump appendicitis、結腸垂捻転・結腸垂炎
- 泌尿器系:尿路結石(膀胱尿管移行部の右尿管結石)、精巣捻転
- 婦人科系:骨盤内炎症疾患、卵巣出血、子宮外妊娠、付属器炎、子宮内膜症、(妊婦)切迫流産、絨毛膜羊膜炎、常位胎盤早期剥離
診断
- Alvaradoスコア「MANTRELS」:7点以上で虫垂炎疑い
M
|
migration of pain
|
心窩部・臍傍部から右下腹部への痛みの移動
|
1
|
A
|
anorexia
|
食欲不振
|
1
|
N
|
nausea
|
嘔気嘔吐
|
1
|
T
|
tenderness in RLQ
|
右下腹部圧痛
|
1
|
R
|
rebound tenderness
|
反跳痛
|
2
|
E
|
elevated temperature
|
37.3℃以上の発熱
|
1
|
L
|
leukocytosis
|
WBC>1万/μl, 白血球増多
|
2
|
S
|
shift of WBC
|
白血球の左方移動
|
1
|
治療
- カタル性、化膿性・蜂窩織炎性、壊疽性それぞれに合わせた治療を行う。
国試
参考
- http://rockymuku.sakura.ne.jp/syoukakinaika/tyuusuiennnosinndann.pdf
[★]
- 英
- appendicitis, APP
- 関
- 急性虫垂炎、慢性虫垂炎
徴候
妊娠に合併した虫垂炎
- YN.A-59
- 治療:開腹手術が原則。妊娠中に使用できる抗菌薬は限定されており、重症化しやすく、また腹膜炎が子宮に及ぶと流早産を惹起するためである。
- 重症化しやすい理由:診断の遅れ。妊娠時には盲腸が子宮により押し上げられ、マックバーニー点が上方に移動しかつ腹壁から遠ざかる結果、圧痛点が分かりづらくなり腹壁症状が目立たなくなる。また、妊娠時には便秘、食思不振、悪心・嘔吐、白血球増多がみられるため、虫垂炎の症状がマスクされる。さらに、虫垂が移動することにより大網による被包化が起こりにくくなり、汎発性腹膜炎になりやすい。
[★]
ローゼンシュタイン徴候
[★]
ローゼンシュタイン徴候
[★]
ローゼンシュタイン徴候
[★]
- 英
- (国名)Thailand, (魚)sea bream
- 関
- ゴウシュウマダイ、ヨーロッパヘダイ