ベタネコール
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Japanese Journal
- 尿道の末梢神経障害の診断法に関する尿道ノルアドレナリン除神経過敏の有用性の検討
- 山城 豊,安田 耕作,香村 衡一,村山 直人,和田 隆弘,島崎 淳,服部 孝道
- 日本泌尿器科學會雜誌 79(4), 673-677, 1988-04-20
- … 血管障害8名である.以上の疾患における尿道ノルアドレナリン除神経過敏の出現頻度及び膀胱ベサコリン除神経過敏との関連性等につき検討した.尿道ノルアドレナリン除神経過敏は,子宮頚癌術後13名中9名(69.2%),直腸癌術後11名中7名(63.6%)に認められたがその他の疾患では認められなかった.又,膀胱ベサコリン除神経過敏との間において,明らかな相関を示したものは,子宮頚癌術後と直腸癌術後を合わせ …
- NAID 110006383814
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- ベサコリンとは?ベタネコールの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ベサコリン散5%
組成
- 本剤は、1g中にベタネコール塩化物50mgを含有する白色の散剤である。
添加物として、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、無水ケイ酸水加物を含有する。
禁忌
- 甲状腺機能亢進症の患者
〔心房細動の危険性を増加させるおそれがある。〕
- 気管支喘息の患者
〔気管支喘息の症状を悪化させるおそれがある。〕
- 消化管及び膀胱頸部に閉塞のある患者
〔消化管の通過障害、排尿障害を起こすおそれがある。〕
- 消化性潰瘍の患者
〔消化性潰瘍を悪化させるおそれがある。〕
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕
- 冠動脈閉塞のある患者
〔冠血流量を減少させ、心疾患の症状を悪化させるおそれがある。〕
- 強度の徐脈のある患者
〔徐脈を悪化させるおそれがある。〕
- てんかんのある患者
〔てんかん発作を起こすおそれがある。〕
- パーキンソニズムのある患者
〔パーキンソニズムの症状を悪化させるおそれがある。〕
効能または効果
消化管機能低下のみられる下記疾患
- 慢性胃炎
迷走神経切断後
手術後及び分娩後の腸管麻痺
麻痺性イレウス
手術後、分娩後及び神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難(尿閉)
- ベタネコール塩化物として、通常成人1日30〜50mgを3〜4回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
重大な副作用
コリン作動性クリーゼ
(頻度不明)
- コリン作動性クリーゼがあらわれることがあるので、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、発汗、徐脈、血圧低下、縮瞳等の症状が認められた場合には投与を中止し、アトロピン硫酸塩水和物0.5〜1mg(患者の症状に合わせて適宜増減)を投与すること。また、呼吸不全に至ることもあるので、その場合は気道を確保し、人工換気を考慮すること。
薬効薬理
消化管運動亢進作用
- 本薬は、節後副交感神経刺激によるムスカリン様作用により、胃腸の運動と緊張を高め、胃液の分泌を促進することが、ヒト、イヌにより確認されている。3) 4)
尿管平滑筋収縮作用
- 本薬は、ヒト、イヌで膀胱の排尿筋を収縮させ、膀胱内圧を高めると同時に、膀胱頸部を緩解することによって、排尿効果を促進することが確認されている。5) 6) 7)
有効成分に関する理化学的知見
一 般 名
- ベタネコール塩化物(Bethanechol Chloride)
化 学 名
- (2RS)‐2‐Carbamoyloxy‐N,N,N‐trimethylpropylaminium chloride
分 子 式
分 子 量
構 造 式
物理化学的性状
- ベタネコール塩化物は無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末である。
本品は水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくい。
本品は吸湿性である。
本品の水溶液(1→10)は旋光性を示さない。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- bethanechol
- 化
- 塩化ベタネコール bethanechol chloride
- 商
- ベサコリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- choline
- 化
- 塩化コリン
- 関
- アセチルコリン
- choline + acetylCoA → acetylcholine + CoA