硫酸バリウム
- 関
- X線造影剤
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Japanese Journal
- サンフランシスコ・ジャパンタウン再開発の構造と建造環境の変容 : 活動主体間関係に着目して
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
バロジェクトゾル100
組成
成分・含量(100mL中)
添加物
- トラガント末、コンドロイチン硫酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、ジメチルポリシロキサン、二酸化ケイ素、モノラウリン酸ソルビタン、エタノール注)
*注)エタノール含有量:2vol%
禁忌
(注腸)
- 消化管の穿孔又はその疑いのある患者
〔消化管外(腹腔内等)に漏れることにより、バリウム腹膜炎等の重篤な症状を引き起こすおそれがある。〕
- 消化管に急性出血のある患者
〔出血部位に穿孔を生ずるおそれがある。また、粘膜損傷部等より硫酸バリウムが血管内に侵入するおそれがある。〕1)
- 消化管の閉塞又はその疑いのある患者
〔穿孔を生ずるおそれがある。〕
- 全身衰弱の強い患者
- 硫酸バリウム製剤に対し、過敏症の既往歴のある患者
- ジスルフィラム、シアナミド、プロカルバジン塩酸塩を投与中の患者
〔「相互作用」の項参照〕
効能または効果
- 検査部位及び検査方法に応じ、本剤をそのまま又は本剤の適量に適量の水を加えて適当な濃度とし、その適量を注腸する。
(但し、本剤は経口投与してはならない。)
通常、成人は下記量を標準とする。
検査部位 |
検査方法 |
硫酸バリウム濃度(W/V%) |
用量(mL) |
大腸 |
(注腸) |
20〜100 |
200〜2000 |
慎重投与
(注腸)
- 消化管に瘻孔又はその疑いのある患者
〔穿孔を生じ、消化管外に漏れるおそれがある〕
- 穿孔を生ずるおそれのある患者(胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎、憩室炎、潰瘍性大腸炎、腸重積症、腫瘍、寄生虫感染、生体組織検査後間もない患者等)2)
- 消化管の狭窄又はその疑いのある患者
〔腸閉塞、穿孔等を生ずるおそれがある。〕
- 腸管憩室のある患者
〔穿孔を生ずるおそれがある。〕
- アルコールに過敏な患者
〔本剤はエタノールを2vol%含有するため、アルコール反応を生ずるおそれがある。〕
重大な副作用
(注腸)
ショック、アナフィラキシー様症状
- まれに(0.1%未満)ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、顔面蒼白、四肢冷感、血圧低下、チアノーゼ、意識消失、潮紅、蕁麻疹、顔面浮腫、喉頭浮腫、呼吸困難等があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。3)
消化管穿孔、腸閉塞、腹膜炎
- まれに(0.1%未満)消化管穿孔、腸閉塞、腹膜炎を起こすことがあるので、観察を十分に行い、検査後、腹痛等の異常が認められた場合には、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を実施し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 硫酸バリウムはX線を吸収する性質を有する。
消化管X線造影を行う際に、本剤を投与することにより消化管のX線透過性をかえ、そのコントラストにより消化管の病変を診断する。11)〜13)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
分子式
分子量
性 状
- 硫酸バリウムは白色の粉末で、におい及び味はない。水、エタノ−ル(95)又はジエチルエ−テルにほとんど溶けない。塩酸、硝酸又は水酸化ナトリウム試液に溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- chondroitin
- 商
- アイドロイチン、エルネオパ1号、エレジェクト、エレメンミック、ガイシード、ガシクロン、カシミタール、カシロン、カシワドール、コンドナール、コンドロイチン、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コンドロン、サイリジン、ザルソロイチン、ザルチロン、シザナリンN、シボンN、ディスコビスク、ハウゼマイム、バロジェクト、ビスコート、ピリツイン、ホモック、ボルビサール、ボルビックス、ミネラミック、ミネラリン、ミネリック-4、ミネリック-5、ムコティア、ムコファジン、ムコロイド、メドレニック、ヤスラミン、ロイサールS、硫酸バリウム
- 関
- コンドロイチン硫酸