イオパミドール
UpToDate Contents
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- 1. 造影剤に対する即時型過敏反応:臨床症状、診断、および治療 immediate hypersensitivity reactions to radiocontrast media clinical manifestations diagnosis and treatment
- 2. 造影剤に対する即時型過敏反応:再発反応の予防 immediate hypersensitivity reactions to radiocontrast media prevention of recurrent reactions
- 3. 造影剤誘発性腎症の予防 prevention of contrast induced nephropathy
- 4. 造影剤誘発性腎症の病因、臨床的特徴、および診断 pathogenesis clinical features and diagnosis of contrast induced nephropathy
- 5. 急性静脈瘤出血患者における止血法 methods to achieve hemostasis in patients with acute variceal hemorrhage
Japanese Journal
- 非イオン性造影剤オイパロミン300シリンジの口腔、顎、顔面領域造影CT検査における有用性について
- 製品紹介 非イオン性尿路・血管造影剤オイパロミン300シリンジ
- 非イオン性造影剤オイパロミンの血管撮影における有用性について
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- 検査目的や患者様の体重などによって変化する使用量に対し、容量の選択幅を広げて無駄なくお使いいただけるよう、コニカミノルタでは新たに 『オイパロミン 300注シリンジ150mL』 を発売し、更に、規格を拡充いたしました。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
オイパロミン150注50mL
組成
有効成分
含有量(mg/mL)
ヨード含有量(mg/mL)
内容量(mL)
1瓶中のヨード含有量(g)
添加物
- トロメタモール(mg/瓶) 50
エデト酸カルシウム二ナトリウム水和物(mg/瓶) 5
塩酸(pH調整剤) 適量
禁忌
- ヨードまたはヨード造影剤に過敏症の既往歴のある患者
- 重篤な甲状腺疾患のある患者[ヨード過剰に対する自己調節メカニズムが機能できず、症状が悪化するおそれがある。]
効能または効果
オイパロミン150注
- ディジタルX線撮影法による動脈性血管撮影
コンピューター断層撮影における造影
静脈性尿路撮影
逆行性尿路撮影
オイパロミン300注
- 脳血管撮影
大動脈撮影
選択的血管撮影
四肢血管撮影
ディジタルX線撮影法による静脈性血管撮影
ディジタルX線撮影法による動脈性血管撮影
コンピューター断層撮影における造影
静脈性尿路撮影
逆行性尿路撮影
オイパロミン370注
- 血管心臓撮影(肺動脈撮影を含む)
大動脈撮影
選択的血管撮影
四肢血管撮影
ディジタルX線撮影法による静脈性血管撮影
ディジタルX線撮影法による動脈性血管撮影
コンピューター断層撮影における造影
静脈性尿路撮影
- 通常、成人1回下記量を使用する。なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減する。
効能・効果 |
オイパロミン150注 |
オイパロミン300注 |
オイパロミン370注 |
脳血管撮影 |
ー |
6〜13mL |
ー |
血管心臓撮影(肺動脈撮影を含む) |
ー |
ー |
20〜50mL |
大動脈撮影 |
ー |
30〜50mL |
30〜50mL |
選択的血管撮影 |
ー |
5〜40mL |
5〜40mL |
四肢血管撮影 |
ー |
20〜50mL |
20〜50mL |
ディジタルX線撮影法による静脈性血管撮影 |
ー |
30〜50mL |
30〜50mL |
ディジタルX線撮影法による動脈性血管撮影 |
5〜50mL |
3〜30mL※ |
3〜30mL※ |
コンピューター断層撮影における造影 |
200mL※※※ |
100mL※※※※ |
100mL※※ |
静脈性尿路撮影 |
200mL※※※ |
40〜100mL※※ |
20〜100mL※※ |
逆行性尿路撮影 |
10〜400mL |
5〜200mL※ |
ー |
- ※原液または原液を生理食塩液で2〜4倍希釈し用いる。
- ※※50mL以上投与するときは、通常点滴静注とする。
- ※※※通常点滴静注とする。
- ※※※※50mL以上投与するときは、通常点滴静注する。
なお、胸・腹部を高速らせんコンピューター断層撮影で撮像する場合は、撮影対象部位により静脈内投与速度を調節する。ただし、投与量は肝臓領域を除く胸・腹部の場合は100mLまでとするが、肝臓領域の場合は150mLまで投与することができる。
慎重投与
- 本人または両親、兄弟に発疹、じん麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する患者
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- 脱水症状のある患者[急性腎不全を起こすおそれがある。]
- 高血圧症の患者[血圧上昇等、症状が悪化するおそれがある。]
- 動脈硬化のある患者[心・循環器系に影響を及ぼすことがある。]
- 糖尿病の患者[急性腎不全を起こすおそれがある。]
- 甲状腺疾患のある患者(「禁忌」2.の項参照)
- 肝機能が低下している患者[肝機能が悪化するおそれがある。(「原則禁忌」4.の項参照)]
- 腎機能が低下している患者[腎機能が悪化するおそれがある。(「原則禁忌」5.の項参照)]
- 急性膵炎の患者[症状が悪化するおそれがある。(「重要な基本的注意」の項参照)]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 幼・小児(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- ショック(遅発性を含む)を起こし、失神、意識消失、呼吸困難、呼吸停止、心停止等の症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。また、軽度の過敏症状も重篤な症状に進展する場合があるので、観察を十分に行うこと。
アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- 呼吸困難、咽・喉頭浮腫、顔面浮腫等のアナフィラキシー様症状(遅発性を含む)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。
腎不全(頻度不明)
- 急性腎不全があらわれることがあるので、このような場合には必要に応じ適切な処置を行うこと。
急性呼吸窮迫症候群、肺水腫(頻度不明)
- 急性呼吸窮迫症候群、肺水腫があらわれることがあるので、観察を十分に行い、急速に進行する呼吸困難、低酸素血症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には、必要に応じ適切な処置を行うこと。
せん妄、錯乱、健忘症、麻痺(頻度不明)
- 脳血管撮影で、せん妄、錯乱、健忘症、麻痺があらわれることがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。
意識障害、失神(頻度不明)
- ショックを伴わない意識障害、失神があらわれることがあるので、検査終了後も意識レベル等の観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。
血小板減少(頻度不明)
- 血小板減少があらわれることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
けいれん発作(頻度不明)
- けいれん発作があらわれることがあるので、このような場合にはフェノバルビタール等バルビツール酸誘導体またはジアゼパム等を投与すること。
肝機能障害、黄疸(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、このような場合には必要に応じ適切な処置を行うこと。
心室細動、冠動脈れん縮(頻度不明)
- 心室細動、冠動脈れん縮があらわれることがあるので、このような場合には必要に応じ適切な処置を行うこと。
皮膚障害(頻度不明)
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状が認められた場合には適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- N,N'-Bis[2-hydroxy-1-(hydroxymethyl)ethyl]-5-[(2S)-2-hydroxypropanoylamino]-2,4,6-triiodoisophthalamide
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末である。
水に極めて溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
★リンクテーブル★
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商品
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- 商
- イオパミロン、オイパロミン、バイステージ、モイオパミン