硫酸バリウム
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
バリブライトゾル180
組成
- 本品100mL中に日局硫酸バリウム2)180gを含有する。
添加物
- トラガント、CMC-Na、カラギーナン、メタリン酸Na、安息香酸Na、パラベン、シリコーン樹脂、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール、pH調節剤2成分、サッカリンNa、乳酸、香料、エタノール
禁忌
(経口・注腸)
- 消化管の穿孔又はその疑いのある患者
[消化管外(腹腔内等)に漏れることにより、バリウム腹膜炎等の重篤な症状を引き起こすおそれがある。]
- 消化管に急性出血のある患者
[出血部位に穿孔を生ずるおそれがある。また、粘膜損傷部等より硫酸バリウムが血管内に侵入するおそれがある。]1)
- 消化管の閉塞又はその疑いのある患者
[穿孔を生ずるおそれがある。]
- 全身衰弱の強い患者
- 硫酸バリウム製剤に対し、過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 検査部位及び検査方法に応じ、本剤をそのまま又は本剤の適量に適量の水を加え適当な濃度とし、その適量を経口投与又は注腸する。
通常成人は以下に示す量を標準とする。
検査部位 |
検査方法 |
硫酸バリウム濃度(w/v%) |
用量(mL) |
食道 |
(経口) |
50〜180 |
10〜150 |
胃・十二指腸 |
(経口) 充盈 レリーフ 二重造影 |
30〜180 |
10〜300 |
小腸 |
(経口) |
30〜150 |
100〜300 |
大腸 |
(注腸) |
20〜130 |
200〜2000 |
慎重投与
(経口・注腸)
- 消化管に瘻孔又はその疑いのある患者
[穿孔を生じ、消化管外に漏れるおそれがある。]
- 穿孔を生ずるおそれのある患者(胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎、憩室炎、潰瘍性大腸炎、腸重積症、腫瘍、寄生虫感染、生体組織検査後間もない患者等)3)〜8)
- 消化管の狭窄又はその疑いのある患者
[腸閉塞、穿孔等を生ずるおそれがある。]
- 腸管憩室のある患者
[穿孔を生ずるおそれがある。]
重大な副作用
(経口・注腸)
ショック、アナフィラキシー様症状
- まれに(0.1%未満)ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、顔面蒼白、四肢冷感、血圧低下、チアノーゼ、意識消失、潮紅、蕁麻疹、顔面浮腫、喉頭浮腫、呼吸困難等があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。9),10)
消化管穿孔、腸閉塞、腹膜炎
- まれに(0.1%未満)消化管穿孔、腸閉塞、腹膜炎を起こすことがあるので、観察を十分に行い、検査後、腹痛等の異常が認められた場合には、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を実施し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
分子式
性 状
- 白色の粉末で、におい及び味はない。水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。塩酸、硝酸又は水酸化ナトリウム試液に溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- bulla, pulmonary bulla
- 同
- 気腫性嚢胞 emphysematous bulla
- 関
- ブレブ
- ブラ bulla 気腫性嚢胞 肺胞が破壊されてできた肺実質内の気腔
- 肺胞壁の破壊、融合、拡張により生じた気腫 ただし胸膜の弾性板の内側に留まっている