ドパミン受容体拮抗薬
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Japanese Journal
- 野元 正弘,岩田 真一,加世田 俊
- 日本薬理学雑誌 117(2), 111-122, 2001-02-01
- … られる薬効の持続の短縮(wearing-off)とジスキネジア, 幻覚興奮妄想などの治療薬により起こる症状である.薬効の短縮に対しては持続の長い治療薬やMAO障害薬がある程度有効である.精神症状に対してはドパミン受容体拮抗薬も有効であるが, パーキンソン病治療薬を減量せざるを得ないことが多く, 対処の困難な場合が多い.また, 進行例ではドパミンを補充しても十分な効果は得られないため, ドパミン神経以外の伝達物質 …
- NAID 10007365488
- 薬物自己投与実験法を用いての"薬物依存症"の動物モデル
- 山本 経之,藪内 健一,山口 拓,中路 将徳
- 日本薬理学雑誌 117(1), 49-57, 2001-01-01
- … D1様受容体作動薬はコカイン摂取行動を減少させ, コカイン探索行動を消失させる.コカイン再投与によって惹起されるコカイン探索行動は, AMPA受容体拮抗薬の側坐核内注入により抑制されたが, ドパミン受容体拮抗薬では抑制されなかったことから, 側坐核内のグルタミン酸伝達は, 渇望や薬物探索行動の発現にとってより重要な役割を担っていることが示唆される.今後, 薬物依存症の解明に向けてより妥当性の高 …
- NAID 10007942973
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- ドパミンD2受容体拮抗薬は、このドパミンD2受容体の働きを抑えることで、アセチルコリン遊離抑制を抑え、結果として消化管運動を亢進させる。 ドパミンD2受容体拮抗薬の中でもメトクロプラミドは犬のCTZにおいてもD2受容体を介する嘔吐 ...
- 後にJanssenは同様の作用を示す薬剤として、セロトニン−ドーパミン拮抗薬 の ... ドパミンD2、D3受容体の選択的拮抗薬 優先的にシナプス前受容体に作用し、低い用量でドーパミン伝達を増加させる。 ドーパミン・システム・スタビライザー ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- receptor
- 同
- レセプター、リセプター
- 関
種類
First Aid FOR THE USMLE STEP 1 2006 p.199
一般的作動薬
|
受容体
|
G protein subunit
|
作用
|
アドレナリン ノルアドレナリン
|
α1
|
Gq
|
血管平滑筋収縮
|
α2
|
Gi
|
中枢交感神経抑制、インスリン放出抑制
|
β1
|
Gs
|
心拍数増加、収縮力増加、レニン放出、脂肪分解
|
β2
|
骨格筋筋弛緩、内臓平滑筋弛緩、気道平滑筋弛緩、グリコーゲン放出
|
β3
|
肥満細胞脂質分解亢進
|
アセチルコリン
|
M1
|
Gq
|
中枢神経
|
M2
|
Gi
|
心拍数低下
|
M3
|
Gq
|
外分泌腺分泌亢進
|
ドーパミン
|
D1
|
Gs
|
腎臓平滑筋弛緩
|
D2
|
Gi
|
神経伝達物質放出を調節
|
ヒスタミン
|
H1
|
Gq
|
鼻、器官粘膜分泌、細気管支収縮、かゆみ、痛み
|
H2
|
Gs
|
胃酸分泌
|
バソプレシン
|
V1
|
Gq
|
血管平滑筋収縮
|
V2
|
Gs
|
腎集合管で水の透過性亢進
|
チャネルの型による分類(SP. 154改変)
イオンチャネル連結型受容体
Gタンパク質共役型受容体
受容体とシグナル伝達系
リガンド、受容体、細胞内情報伝達系
PKA,PKC
癌細胞における
[★]
- 英
- receptor antagonist
- 関
- 受容体アンタゴニスト、レセプター拮抗薬、レセプターアンタゴニスト、レセプター拮抗剤、受容体遮断薬、受容体拮抗剤、レセプター遮断薬
[★]
- 英
- drug, agent
- 同
- 薬物
- 関
- 作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- accept, acceptance
- 関
- 受け取る、承認、受諾、認容、認める、受け入れる
[★]
- 英
- antagonism、antagonize
- 関
- アンタゴナイズ、拮抗作用、アンタゴニズム