- 英
- transferrin saturation, TSAT
- 同
- トランスフェリン飽和率, Tf飽和率
- 関
- トランスフェリン
[show details]
定義
- トランスフェリン飽和度 = Fe / TIBC x 100 [%]
判定
臨床意義
- TSATが15%未満で鉄補給は必須。(臨床透析 vol.24 no.1 2008 p.38)
- 慢性腎臓病の患者では血清フェリチン濃度 100ng/ml以下が絶対的鉄欠乏と考えられている。
参考
- http://docs.jsdt.or.jp/pdf/guideline3/2004_9.pdf
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 血液透析患者における二次性副甲状腺機能亢進症に対するシナカルセト投与が貧血に及ぼす影響
- 大坪 茂,矢島 愛治,内藤 順代,石原 美和,植田 修逸,杉本 久之,大坪 公子,木全 直樹,内田 啓子,秋葉 隆,新田 孝作
- 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 43(6), 501-506, 2010-06-28
- … pg/mL(p<0.0001),4か月後402±371 pg/mL(p<0.0001),8か月後291±199 pg/mL(p<0.0001),12か月後283±243 pg/mL(p<0.0001)と有意に低下を示した.シナカルセト開始前のヘモグロビン値(10.2±1.2 g/dL),トランスフェリン飽和度(23.5±10.4%),CRP(0.27±0.35 mg/dL)は有意な変化は示さなかった.DPOの使用量は開始前24.0±16.7 μg/週で,1か月後23.5±16.9 μg/週,4か月後17.7±16.6 μg/週と徐々に低下した.開始前と比較し,8か月後15.0 …
- NAID 10026912641
- 高後 裕,生田 克哉
- 日本内科学会雑誌 94(6), 1158-1164, 2005-06-10
- … 通して言えることは,多くが炎症を基盤として,正球性正色素性貧血で,時に小球性低色素性貧血のパターンをとり,鉄欠乏性貧血との鑑別が重要となる.検査所見として,血清鉄の低下,総鉄結合能の低下,トランスフェリン飽和度はやや低下した状態で,血清フェリチンは上昇することが多く,網内系への鉄蓄積による骨髄赤血球産生における鉄代謝異常が存在する.従来から,この病態を形成する原因として, IL-1, IL-6, TNFなどのサ …
- NAID 10016791805
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- トランスフェリン. 鉄搬送蛋白. <貯蔵や造血の場所まで運搬. 血清中の輸送鉄( トランスフェリン)は1%. 1[mg]のトランスフェリンは1.3[μg]の鉄と結合. トランスフェリン[ mg/dL]×1.3[μg/mg] = 総鉄結合能(TIBC)[μg/dL] ... トランスフェリン飽和度. = 血清鉄 / TIBC ...
- 鉄吸収における代償性の増加により鉄結合能(トランスフェリンレベル)が増加する。段階 2では,赤血球産生が障害される。トランスフェリンレベルは増加するが,血清鉄濃度が 減少する;トランスフェリン飽和度は減少する。血清鉄が50μg/dL(9μmol/L)未満に ...
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★リンクテーブル★
[★]
トランスフェリン飽和度 transferrin saturation
[★]
- 関
- トランスフェリン飽和度
[★]
トランスフェリン飽和度
[★]
トランスフェリン飽和度
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- transferrin, Tf
- 同
- シデロフィリン siderophilin
- 関
- 鉄、TIBC、UIBC
概念
*糖タンパク質
- 80kDa
- Fe3+を2分子結合できる
- 通常、トランスフェリンの鉄の飽和度は1/3程度 (SP.499)
- 基準値:190-320 mg/dl (臨床検査法提要第32版)
- 生体防御機構の一つとして機能する。ラクトフェリンと同様に鉄を結合して外来生物の増殖を妨げる。
基準値
判定
- 鉄欠乏性貧血、妊娠、避妊薬投与、タンパク同化ホルモン投与
- 鉄欠乏性貧血:代償性
-
- 肝臓でのトランスフェリン合成が低下する病態で産生低下。
国試
- 慢性炎症が持続している病態では血清のFe, UIBC, TIBCがいずれも低下する
- 慢性炎症下では網内系に鉄が取り込まれて血清鉄が減少する。またTIBCの減少によりUIBCも減少。
[★]
- 英
- trans、t-、(心理)trance = 催眠状態 = トランス状態
[★]
- 英
- degree
- 関
- 温度