- 英
- amylase creatinine clearance ratio ACCR
- 関
- 急性膵炎、マクロアミラーゼ血症、アミラーゼ
- ACCR=尿中Amy x 血中Cre / 血中Amy x 尿中Cre x 100
- 膵炎:6-12%と高値
- 健常:2.9±0.4%
- 唾液腺型:2-3%
- マクロアミラーゼ血症≦1%
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 実験的急性膵炎犬における血清アミラーゼ, アイソザイム, およびアミラーゼークレアチニンクリアランス比の変化
- 阿久沢 正夫,森園 充,永田 建一,早野 誠也,坂本 紘,安田 宣紘,岡本 嘉六,川崎 安亮,出口 栄三部
- 日本獣医学雑誌 56(2), 269-273, 1994-04-15
- … アミラーゼを犬膵疾患の診断に応用するために, 正常犬と実験的急性膵炎犬における血清アミラーゼ活性, アミラーゼアイソザイム分画, アミラーゼ-クレアチニンクリアランス比(ACCR)を比較検討した. …
- NAID 110003969814
- 282 膵・胆道系術後のアミラーゼ・クレアチニン・クリアランス比変動に関与する因子(<特集>第11回日本消化器外科学会総会)
- 小川 道雄,松浦 貴志男,藤本 憲一,柴田 信博,島野 高志,門田 守人,岡村 純,神前 五郎
- 日本消化器外科学会雑誌 11(2), 181, 1978-02-28
- NAID 110001345690
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★リンクテーブル★
[★]
アミラーゼ・クレアチニンクリアランス比 amylase creatinine clearance ratio
[★]
アミラーゼ・クレアチニンクリアランス比
[★]
アミラーゼ・クレアチニンクリアランス比
[★]
アミラーゼ・クレアチニンクリアランス比
[★]
- 英
- amylase, AMY, Amy
- 同
- ジアスターゼ diastase
- 関
- 唾液アミラーゼ
- 図:LAB.599(血清アミラーゼ異常をきたす疾患)
基準値
判別
- 検査の本
基準下限以下(減少)(低アミラーゼ血症)
- [可能性]膵全摘後、慢性膵炎や膵癌による膵実質の荒廃、唾液腺摘出後
異常値を示すメカニズム
- OLM.265
高アミラーゼ血症
-
- 膵実質の破壊病変:膵炎(原発性・続発性(穿通性十二指腸潰瘍、腹膜炎))、慢性膵炎(頻度低い)、膵癌(頻度低い)
- 膵液分泌経路の閉塞:膵管・総胆管・Vater乳頭部の閉塞によりAMYが血流に逆流する。
- 腸管からの吸収増加:小腸上位に腸閉塞が起こると、十二指腸の拡張によりVater乳頭部を圧迫し、閉塞性増加を来し、また十二指腸の壊死がおこると分泌されたアミラーゼが再吸収されてしまう。
- 腹腔からの吸収:消化管穿孔においてはアミラーゼを含む消化液が腹腔に漏出し、これが腹膜より吸収されるため。(QB.A-353)
- 肝障害:肝炎、アルコール肝障害。この場合S型AMYが上昇
- 肺癌による異所性AMY:肺癌や卵巣癌でS型AMYが産生される。
- 子宮外妊娠破裂:S型AMy上昇
- 腎不全:血清AMYの約1/3は腎糸球体を通して尿中に排泄されるが、腎機能低下例では増加する
- マクロアミラーゼ血症:血清中のAMYの一部が免疫グロブリンや多糖体吐血尾久して大きな分子集団を作ることがある。
- 心因性拒食症、胸痛、手術後:S型AMY上昇
低アミラーゼ血症
- 膵や唾液腺の摘出後、慢性膵炎や膵癌による膵実質の荒廃
血清アミラーゼとアイソザイムの異常
- LAB.599
膵型アミラーゼ活性の異常
|
活性増加
|
急性膵炎
|
慢性膵炎増悪
|
膵癌、膵嚢腫、膵仮性嚢胞などでの随伴性膵炎
|
胆道系の炎症性疾患
|
ERCP後、PS試験後
|
ステロイドホルモン投与後
|
唾液腺型アミラーゼ活性低下による相対的な膵型優位
|
活性低下
|
慢性膵炎
|
膵癌(末期)
|
膵切除後
|
唾液腺型アミラーゼ活性の異常
|
活性増加
|
流行性耳下腺炎
|
術後、外傷後、ショック後、熱傷後
|
糖尿病ケトアシドーシス
|
人工心肺使用後
|
アミラーゼ産生腫瘍(肺癌、卵巣癌など)
|
肺炎、肺結核
|
腎疾患
|
唾液腺造影後
|
膵型アミラーゼ活性低下による相対的な唾液腺型優位
|
活性低下
|
放射線治療後(下顎部、頚部など)
|
シェーグレン症候群
|
膵型・唾液腺型共に活性増加
|
腎不全
|
肝硬変、慢性肝炎の一部
|
膵型・唾液腺型に分類不能の活性増加
|
マクロアミラーゼ血症
|
アミラーゼ産生腫瘍の一部
|
[★]
- 英
- creatinine clearance, Ccr
- 関
- クレアチニン、クリアランス
クレアチニンとGFRとの解離
- 血清クレアチニンとGFRは負の相関がありかつ指数関数的な関係がある。血清クレアチニンが基準範囲よりわずかに低下するだけでもGFRは急激に低下することがある。(参考1)(参考2)
推定式
- Ccr=((140 - age)× BW (kg))/(72×Cr(mg/dL)) (女性では×0.85)
計算
- 数字を入力
問題点
- GFRを過大評価する。体表面積で補正されていない。腎機能が安定している場合にのみ正確。
参考
- 1. A more accurate method to estimate glomerular filtration rate from serum creatinine: a new prediction equation. Modification of Diet in Renal Disease Study Group.
- Levey AS, Bosch JP, Lewis JB, Greene T, Rogers N, Roth D.SourceNew England Medical Center, Boston, MA 02111, USA. Andrew.Levey@es.nemc.org
- Annals of internal medicine.Ann Intern Med.1999 Mar 16;130(6):461-70.
- BACKGROUND: Serum creatinine concentration is widely used as an index of renal function, but this concentration is affected by factors other than glomerular filtration rate (GFR).OBJECTIVE: To develop an equation to predict GFR from serum creatinine concentration and other factors.DESIGN: Cross-sect
- PMID 10075613
- http://annals.org/article.aspx?articleid=712617
[★]
- 英
- ratio
- 関
- 率
- 分子と分母の間に全体と部分の関係がないもの。
- 0~∞の値をとる。
[★]
- 英
- clear
- 関
- 明らか、清澄、明白、明瞭