UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 臨床報告 穿孔性壊疽性虫垂炎を契機に診断され腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行した虫垂goblet cell carcinoidの1例
- P-1-212 先天性無顆粒球症患者に発症した急性壊疽性虫垂炎の1例(大腸感染1,一般演題(ポスター),第64回日本消化器外科学会総会)
Related Links
- 病理医学的に急性虫垂炎は3段階に区分できます。 (1)カタル性虫垂炎(抗生剤の投与 で治療可能) (2)蜂窩織炎性(ほうかしきえんせい)虫垂炎(うみが虫垂突起のなかに 充満、穿孔はない、手術が不可欠) (3)壊疽性(えそせい)虫垂炎(虫垂組織が壊死、 穿孔を ...
- この型の虫垂炎では粘膜のびらんや潰瘍化は始まっていますが、虫垂壁の構造はまだ 保たれています。 高度に進展した虫垂炎では粘膜は破壊され、虫垂壁は壊死・壊疽に 陥り、壊疽性虫垂炎となります。急性虫垂炎の転帰として、初期病変(カタル性虫垂炎) ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- gangrene, gangrenosum
- ラ
- gangraena
- 関
- 脱疽
概念
- 疾患あるいは血行障害によって壊死に陥った組織が腐敗性変化を起こし汚穢褐色、ないしは黒色に変色した状態をいう。
鑑別
[★]
- 英
- appendicitis, APP
- 関
- 急性虫垂炎、慢性虫垂炎
徴候
妊娠に合併した虫垂炎
- YN.A-59
- 治療:開腹手術が原則。妊娠中に使用できる抗菌薬は限定されており、重症化しやすく、また腹膜炎が子宮に及ぶと流早産を惹起するためである。
- 重症化しやすい理由:診断の遅れ。妊娠時には盲腸が子宮により押し上げられ、マックバーニー点が上方に移動しかつ腹壁から遠ざかる結果、圧痛点が分かりづらくなり腹壁症状が目立たなくなる。また、妊娠時には便秘、食思不振、悪心・嘔吐、白血球増多がみられるため、虫垂炎の症状がマスクされる。さらに、虫垂が移動することにより大網による被包化が起こりにくくなり、汎発性腹膜炎になりやすい。
[★]
- 英
- vermiform appendix (Z), appendix (Z)
- ラ
- appendix vermiformis, processus vermiformis
- 同
- 虫様突起 vermiform process, appendice vermiculaire、虫様垂 vermiform fold Wurmfortsazfalte, pli vermiculaire
- 関
- 盲腸
[★]
- 関
- 炎光、炎症