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Japanese Journal
- 水野 秀城,加賀谷 尚史,大石 尚毅,鷹取 元,山下 竜也,水腰 英四郎,酒井 明人,中本 安成,本多 政夫,金子 周一
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 53(6), 1600-1608, 2011-06-20
- … 同時期に検査した基礎疾患に肝硬変・門脈圧亢進症を有しない15例をcontrol群として比較検討した.全例でカプセルの滞留はなかった.LC群において,edema,erythema,telangiectasias,angioectasia like lesionsを有意に多く認めた.血管性病変をLC群の13例に認めたが(86.7%),小腸全域に多発していた症例は6例であった(40.0%).それらは食道胃静脈瘤や肝予備能との相関を認めず,食道胃静脈瘤出血の既往にのみ有意差を認めた. …
- NAID 10029092652
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- 症状と徴候 患者は通常,突然の無痛性上部消化管出血を示し,大出血であることが多い。ショックの徴候がみられることもある。出血源は通常,下部食道で,それより頻度は低いが胃底部が出血源であることもある。胃静脈瘤による ...
- 消化管出血(胃・食道静脈瘤) 門脈圧が上昇すると門脈系と大静脈系のバイパスである胃冠状静脈や短胃静脈が発達します。静脈は抵抗力が弱く、胃・食道静脈瘤が形成されやすくなります。肝硬変では止血異常を示す為静脈瘤の ...
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- 61歳の男性。黒色便を主訴に来院した。1年前に肝細胞癌と診断され、ラジオ波焼灼を受けた。血液所見:赤血球220万、Hb7.5g/dl、白血球2,800、血小板7万、プロトロンビン時間65%(基準80~120)。血清生化学所見:アルブミン3.3g/dl、総ビリルビン1.8mg/dl、AST72単位、ALT65単位。腹部造影CTを以下に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H022]←[国試_100]→[100H024]
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- 英
- gastric varix, gastric varices
- 同
- 噴門部静脈瘤 cardiac varices
- 関
- 食道静脈瘤、食道胃静脈瘤
概念
- 門脈圧の亢進により胃の静脈に側副血行路が形成され、これが静脈瘤として認められたもの。
病因
疫学
病態
- 食道胃噴門部静脈瘤:食道静脈瘤と連続:奇静脈系の側副血行路 (SSUR.643)
- 孤立性胃静脈瘤:食道静脈瘤を伴わず胃噴門部弓隆部に存在:80%以上の症例で胃腎静脈シャントを形成 (SSUR.643)
症状
診断
検査
治療
- いろいろある。
カテーテルインターベンション
- 孤発性胃静脈瘤治療で中心の治療法。経カテーテル的に下大静脈から胃静脈瘤の排血路である胃腎静脈シャントを逆行性にアプローチし、胃静脈瘤を塞栓する方法。硬化剤はエタノラミンオレイトを使用。胃静脈瘤消失流は90%以上。長期的に見ても胃静脈瘤の再発率は5%以下。問題点は長期の経過中に胃静脈瘤が出現すること。(SSUR.650)
予後
予防
国試
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- 英
- vein (Z)
- ラ
- vena
- 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。
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- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中
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- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量
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- 英
- variceal bleeding
- 関
- 静脈瘤