クリンダマイシン
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Japanese Journal
- 犬における歯周病に対する塩酸クリンダマイシン経口投与剤の臨床的効果
- 中出 哲也,横山 滋,網本 昭輝,幅田 功,藤田 桂一,安田 英巳,花澤 豊次,松尾 直樹,山崎 剛,山下 時明,立花 徹,前谷 茂樹,井関 敦公,川名 友巳,小林 なぎさ,中台 共美,高井 光一,奥村 融,和田 直子,三高 正,藤井 武
- 動物用抗菌剤研究会報 = Proceedings of the Japanese Society of Antimicrobials for Animals 26, 45-51, 2004-12-28
- NAID 10023886467
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- 成分(一般名) : クリンダマイシン塩酸塩 製品例 : ダラシンカプセル(75mg~150mg) ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 主にg陽性菌用剤/リンコマイシン系抗生物質/抗生物質製剤
- 塩酸クリンダマイシンの使用法 1.用法用量は症状・年齢によって変化するので、使用前に必ず医師に相談し、指示を守るようにしてください。
- 通常、成人はクリンダマイシン塩酸塩として1回150mg(力価)を 6時間ごとに経口投与、重症感染症には1回300mg(力価)を8時 間ごとに経口投与する。小児には体重1kgにつき、1日量15mg(力価)を3~4回に分けて 経口投与、重症 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ダラシンカプセル75mg
組成
1カプセル中:
有効成分
添加物
- ステアリン酸マグネシウム
タルク
トウモロコシデンプン
乳糖水和物
(カプセル本体)
酸化チタン
ラウリル硫酸ナトリウム
赤色3号
黄色5号
禁忌
- 本剤の成分又はリンコマイシン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
- クリンダマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌
適応症
- 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、涙嚢炎、麦粒腫、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、顎骨周辺の蜂巣炎、顎炎、猩紅熱
- 通常、成人はクリンダマイシン塩酸塩として1回150mg(力価)を6時間ごとに経口投与、重症感染症には1回300mg(力価)を8時間ごとに経口投与する。
小児には体重1kgにつき、1日量15mg(力価)を3〜4回に分けて経口投与、重症感染症には体重1kgにつき1日量20mg(力価)を3〜4回に分けて経口投与する。ただし、年齢、体重、症状等に応じて適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- 高齢者及び衰弱患者、大腸炎等の既往歴のある患者[偽膜性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれるおそれがある(「重要な基本的注意」の項参照)。]
- 肝障害のある患者[胆汁排泄のため、消失半減期が延長するおそれがある。]
- 腎障害のある患者[腎排泄は本剤の主排泄経路ではないが、消失半減期が延長するおそれがある。]
- アトピー性体質の患者[重症の即時型アレルギー反応があらわれるおそれがある。]
- 食道通過障害のある患者[食道に停留し、崩壊すると、食道潰瘍を起こすおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者[本剤は筋への直接作用により収縮を抑制するので、症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)
- ショックを起こすことがある。また、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等のアナフィラキシーを伴うことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。
腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、輸液、バンコマイシンの経口投与等の適切な処置を行うこと。[「重要な基本的注意」の項参照]
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明)、剥脱性皮膚炎(頻度不明)
- 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬剤性過敏症症候群1)(頻度不明)
- 初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
無顆粒球症(頻度不明)
- 無顆粒球症があらわれたとの報告があるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗菌作用5,6)
- ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌、肺炎球菌等のグラム陽性球菌に対して抗菌作用を示す。
作用機序
- 細菌のリボゾーム50S Subunitに作用し、ペプチド転移酵素反応を阻止し蛋白合成を阻害する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クリンダマイシン塩酸塩(Clindamycin Hydrochloride)
化学名
- Methyl 7-chloro-6,7,8-trideoxy-6-[(2S,4R)-1-methyl-4-propylpyrrolidine-2-carboxamido]-1-thio-L-threo-α-D-galacto-octopyranoside monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 白色〜灰白色の結晶又は結晶性の粉末である。
水又はメタノールに溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくい。
★リンクテーブル★
[★]
クリンダマイシン。塩酸クリンダマイシン
[★]
- 英
- clindamycin, CLDM
- 化
- 塩酸クリンダマイシン clindamycin hydrochloride、クリンダマイシン塩酸塩、リン酸クリンダマイシン clindamycin phosphate、塩酸パルミチン酸クリンダマイシン clindamycin palmitate hydrochloride、クリンダマイシンリン酸エステル
- 商
- クリンダマイシンリン酸エステル、クリンダマイシン、リンタシン、ハンダラミン、クリダマシン、クリンダマイシンゲル、ダラシン、ダラシンS、ミドシン、リンタシン、Cleocin
- 関
- 抗菌薬
- first aid step1 2006 p.139,148,165,166(抗菌スペクトル),169,170,207(副作用)
特徴
構造
- マクロライド系に属するにもかかわらず、糖が結合している環構造が5員環と小さい
- リンコマイシンの誘導体。7位の水酸基を塩素で置換。
作用機序
- エリスロマイシンと同様にリボソーム50Sサブユニットに結合する
薬理作用
抗菌スペクトラム
動態
適応
注意
- 最近、Bacteroides fragilisのクリンダマイシン耐性が問題となっている。
禁忌
副作用
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- hydrogen chloride
- 同
- 塩化水素
- 関