- 英
- child mortality
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/07 15:18:36」(JST)
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国別の乳幼児死亡率。出生数1000人あたりの死亡数を色の濃さで表した地図
乳幼児死亡率(にゅうようじしぼうりつ、Child Mortality Rate)とは生まれた子供が5歳までに死亡する確率を指す。通常は出生1000人に対する死亡数で表現され、CMR 100とは生きて生まれた子供1000人が5歳までに100人(百分率で10%)死亡する状況を示している。
年齢別人口構成がピラミッド型になる開発途上国は乳幼児死亡率が高い。感染症が多い上、小児科の医療水準が低いためである。2006年に世界最悪だったシエラレオネはCMR 270であった。この死亡率の高さが、多産の一因となっている。
日本でも1950年の統計では年齢別人口構成がピラミッド型であり、生まれた子供の5%(CMR50、すなわち出生1000あたり50人)が5歳までに死亡していた。
大正時代の平均寿命は約43歳であったが、働き盛りの急死が多かったわけではなく乳幼児死亡率が高かったため、平均寿命を押し下げたのである。
関連項目
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Japanese Journal
- ラオスの保健人口サーベイランスシステムからみたラオスの人口転換
- 日本総合健診医学会 第41回大会・シンポジウム1 大会長シンポジウム地域保健における医師会の役割
- 大正後期から昭和初期における子どもの権利保障活動の萌芽に関する研究 : 大阪児童愛護聯盟の機関誌『子供の世紀』(第3巻第2号~第5巻第12号)を手がかりに
Related Links
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- 英
- mortality rate, mortality, death rate
- 関
- 調整死亡率、case fatality rate、excess mortality、lethality、premature mortality
- 致命率、生存率、年齢調整死亡率
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- 英
- infant, early childhood
- 関
- 乳児、乳児期、幼児期、乳幼児期、乳幼児
定義
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- 英
- rate
- 関
- 比
- 集団における現象発生の頻度を表す指標。全体に対する部分の割合を示す。
- 値は0~1
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- 英
- infant
- 関
- 乳児、乳児期、幼児期、幼児、乳幼児期
[★]
- 英
- death、demise、decease、obituary
- 関
- 死、消滅、崩御