- 英
- berberine
- ラ
- berberinum
- 商
- エルベン、キョウベリン、フェロベリン、リーダイ
- 関
- 塩化ベルベリン berberine chloride
- 塩酸ベルベリン berberine hydrochloride、berberine sulfate、タンニン酸ベルベリン berberine tannate
GOO. 998
薬理作用
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/09/29 13:48:01」(JST)
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ベルベリン |
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
633-66-9 |
PubChem |
2353 |
ChemSpider |
2263 |
ChEMBL |
CHEMBL12089 |
- O1c2c(OC1)cc5c(c2)c4cc3ccc(OC)c(OC)c3c[n+]4CC5
|
- InChI=1S/C20H18NO4/c1-22-17-4-3-12-7-16-14-9-19-18(24-11-25-19)8-13(14)5-6-21(16)10-15(12)20(17)23-2/h3-4,7-10H,5-6,11H2,1-2H3/q+1
Key: YBHILYKTIRIUTE-UHFFFAOYSA-N
InChI=1/C20H18NO4/c1-22-17-4-3-12-7-16-14-9-19-18(24-11-25-19)8-13(14)5-6-21(16)10-15(12)20(17)23-2/h3-4,7-10H,5-6,11H2,1-2H3/q+1
Key: YBHILYKTIRIUTE-UHFFFAOYAJ
|
特性 |
化学式 |
C20H18NO4+ |
モル質量 |
336.36122 g/mol |
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
ベルベリン(berberine)とはキハダ(ミカン科)やオウレン(キンポウゲ科)などの植物に含まれるベンジルイソキノリンアルカロイドの1種。ベルベリンという名前は、メギ科メギ属の属名(Berberis)に由来する。
対アニオンの種類の違いにより、塩化ベルベリン、硫酸ベルベリン、タンニン酸ベルベリンなどが知られる。いずれも抗菌・抗炎症・中枢抑制・血圧降下などの作用があり、止瀉薬として下痢の症状に処方されるほか、目薬にも配合される。タンニン酸ベルベリンを除いて強い苦味がある。
扶桑薬品工業より市販されているベルベリン散には、タンニン酸ベルベリンが薬効成分として含まれている。
出血性大腸炎、細菌性下痢症では、症状の悪化や治療期間の延長をきたすおそれがあるため原則として禁忌である。
関連項目
- サンギナリン
- コプチシン
- ヒドラスチス
- ジャトロリジン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 犬の下痢症に対するベルベリン配合止瀉剤ならびに生菌配合整腸剤の治療効果
- 松鵜 彩,島田 洋二郎,奥田 英令,保志 昌子,中村 遊香,日笠 喜朗
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 62(10), 789-795, 2009-10-20
- NAID 10025576151
Related Links
- 記事監修医師 東大医学部卒、独立行政法人国立病院機構東京医療センター 山本 康博 先生 ベルベリンは様々な薬草から抽出される化合物です。ベルベリンには、抗糖尿病効果があり、薬剤に匹敵する効能があります。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- エルベン注2mgは、1管2mL中にベルベリン硫酸塩水和物(別名 硫酸ベルベリン)2mgを含有する。
- 添加物としてブドウ糖170mgを含有する。
効能または効果
- ベルベリン硫酸塩水和物として、通常成人1日4?30mgを皮下又は筋肉内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ベルベリン硫酸塩水和物(Berberine Sulfate Hydrate)
化学名
- 5,6-Dihydro-9,10-dimethoxybenzo[g]-1,3-benzodioxolo[5,6-a]quinolizinium sulfate hydrate
分子式
性 状
- 本品は黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。水又はギ酸に溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、酢酸(100)に極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は光によって着色する。
★リンクテーブル★
[★]
- 日
- おうれん、オウレン
- 英
- Coptis root, coptis rhizome, golden thread
- ラ
- Coptidis Rhizoma
- 関
- オウレン属、コプティス属
[★]
- 英
- 関
- 消毒薬
殺菌剤
[★]
ベルベリン、ゲンノショウコ
- 関
- 止しゃ剤,整腸剤
[★]
ベルベリン、ゲンノショウコ
- 関
- 止しゃ剤,整腸剤
[★]
- 英
- berberine tannate
- 関
- ベルベリン
[★]
- 英
- berberine sulfate
- 関
- ベルベリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
人名
生理的な音の感受性を考慮した音の強さの単位
- 英
- bel
- 関
- デシベル
[★]
炭酸水素ナトリウム