ビホナゾール
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- ※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。 ビフォノールクリーム1%の使用上の注意 病気や症状に応じた注意喚起 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意 ...
- モルモットに白癬菌を接種、感染確認後、ビフォノールクリーム1%及びビフォノール外用液1%又は標準製剤(ビホナゾールとして1%)を1日1回、14日間塗布、経日的な病変部の観察(スコア化)及び感染部位の細菌学的検討により治療 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
- ステアリン酸ソルビタン
ステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン
ミリスチン酸セチル
セトステアリルアルコール
オクチルドデカノール
ベンジルアルコール
ラウリル硫酸ナトリウム
グリセリン
禁忌
効能または効果
下記の皮膚真菌症の治療
- 1.白癬:足部白癬、体部白癬、股部白癬
- 2.カンジダ症:指間糜爛症、間擦疹、皮膚カンジダ症
- 3.癜風
慎重投与
- 他のイミダゾール系抗真菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者
薬効薬理
生物学的同等性試験
- モルモットに白癬菌を接種、感染確認後、ビフォノールクリーム1%及びビフォノール外用液1%又は標準製剤(ビホナゾールとして1%)を1日1回、14日間塗布、経日的な病変部の観察(スコア化)及び感染部位の細菌学的検討により治療効果の比較検討を行った。
その結果、いずれの試験においても有意な治療効果を示し、本剤と標準製剤との間に有意な差は認められず、両製剤の効果は生物学的に同等と判断された。1)
in vitroにおける抗真菌作用
- 皮膚糸状菌(Trichophyton属、Microsporum属、Epidermophyton属)、糸状菌(Aspergillus属)、酵母様真菌(Candida属、Cryptococcus属)に対して抗真菌活性を検討した結果、抗真菌作用を認め、MIC値によるビフォノールクリーム1%及びビフォノール外用液1%と標準製剤との間に有意な差は認められず、両製剤の抗真菌作用は同等と判断された。2)
作用機序
- ビホナゾールは、低濃度域では細胞膜の必須構成脂質成分であるエルゴステロールの合成を阻害し、高濃度域では更に細胞膜のリン脂質との特異的結合により膜の物性を変化させる。いずれも最終的に細胞膜の構造・機能を障害し、抗真菌作用を発現する。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 1-[(RS)-(Biphenyl-4-yl)phenylmethyl]-1H-imidazole
分子式
分子量
融点
性状
- 本品は白色〜微黄色の粉末で、におい及び味はない。
本品はジクロロメタンに溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
本品のメタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- bifonazole
- 同
- ビフォナゾール
- 商
- アイコザール、ゼルス、ビクロノール、ビスコポール、ビフォノール、ビホナゾール、ビルミチン、ホスポール、マイコスポール、マイコゾール、マリンゾール、レンチェンス