ケトコナゾール
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ケトパミンクリーム2%
組成
成分・含量(1g中):
添加物:
- グリセリン、ミリスチン酸イソプロピル、流動パラフィン、セタノール、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸ポリオキシル、亜硫酸Na、パラベン
禁忌
- (次の患者には使用しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
下記の皮膚真菌症の治療
1.白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬
2.皮膚カンジダ症:指間糜爛症、間擦疹(乳児寄生菌性紅斑を含む。)
3.癜風
4.脂漏性皮膚炎
- ケトパミンクリーム2%、ケトパミン外用液2%:
白癬、皮膚カンジダ症、癜風に対しては、1日1回患部に塗布する。脂漏性皮膚炎に対しては、1日2回患部に塗布する。
*ケトパミン外用スプレー2%:
白癬、皮膚カンジダ症、癜風に対しては、1日1回患部に噴霧する。脂漏性皮膚炎に対しては、1日2回患部に噴霧する。
薬効薬理
抗真菌作用1)〜4)
- 皮膚糸状菌(Trichophyton rubrum、Trichophyton mentagrophytes、Microsporum canis、Epidermophyton floccosum)、酵母糸状菌(Candida albicans)、癜風菌(Malassezia furfur)に対し強い抗真菌作用を示した。
実験的感染症治療効果3)、4)
- モルモット実験的白癬菌感染モデルに対し、本剤を感染3日目から1日1回14日間連続塗布したところ、高い治療効果を示した。また、同様に癜風菌を感染させたモルモット脂漏性皮膚炎モデルに対しても、高い治療効果を示した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- 1-Acetyl-4-(4-{[(2RS,4SR)-2-(2,4-dichlorophenyl)-2-(1H-imidasol-1-ylmethyl)-1,3-dioxolan-4-yl]methoxy}phenyl)piperazine
分子式:
分子量:
融 点:
構造式:
性状:
- 白色〜淡黄白色の粉末である。
メタノールにやや溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- ketoconazole
- 商
- ケトコナゾール、ケトパミン、ニゾラール、ニトラゼン、プルナ
- 関
- 抗真菌薬
- 寄生性皮ふ疾患用剤