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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 抗真菌剤
販売名
マリンゾールクリーム１％
組成
成分・含量(１g中)
- ビホナゾール10mg
添加物
- ステアリン酸、ステアリルアルコール、セタノール、オクチルドデカノール、ベンジルアルコール、カルボキシビニルポリマー、ステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、ブチルパラベン、メチルパラベン、エデト酸Na、水酸化Na
禁忌
（次の患者には使用しないこと）
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 下記の皮膚真菌症の治療
====白癬 ====
- 足部白癬、体部白癬、股部白癬
====カンジダ症 ====
- 指間びらん症、間擦疹、皮膚カンジダ症
====癜風 ====
- 1日1回患部に塗布する。
慎重投与
（次の患者には慎重に使用すること）
- ※※他のイミダゾール系抗真菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者
薬効薬理
※生物学的同等性試験1）
====実験的白癬菌感染モデルに対する作用
==
- Trichophyton mentagrophytes によるモルモット実験的白癬菌感染モデル（n＝10）にマリンゾールクリーム1％、マリンゾールクリーム1％基剤及び標準製剤（クリーム、1％）の各300mgを1日1回14日間連続塗布し、摘出皮膚切片の培養試験により、陰性化率について検討を行った結果、マリンゾールクリーム1％及び標準製剤は、マリンゾールクリーム1％基剤に対して有意な治療効果を示した。また、マリンゾールクリーム1％と標準製剤間に有意差は認められなかった。
====実験的カンジダ感染モデルに対する効果
==
- Candida albicans によるモルモット実験的カンジダ感染モデル（n＝10）にマリンゾールクリーム1％、マリンゾールクリーム1％基剤及び及び標準製剤（クリーム、1％）の各200mgを1日2回7日間連続塗布し、摘出皮膚切片の培養試験により、陰性化率について検討を行った結果、マリンゾールクリーム1％及び標準製剤は、マリンゾールクリーム1％基剤に対して有意な治療効果を示した。また、マリンゾールクリーム1％と標準製剤間に、有意差は認められなかった。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ビホナゾール(Bifonazole)
化学名
- 1-［(RS)-(Biphenyl-4-yl)(phenyl)methyl］-1H-imidazole
分子式
- C
22 H 18 N 2
分子量
- 310.39
融点
- 147〜151℃
- 本品は白色〜微黄色の粉末で、におい及び味はない。
本品はジクロロメタンに溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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「寄生性皮ふ疾患用剤」
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「ビホナゾール」
- 英
- bifonazole
- 同
- ビフォナゾール
- 商
- アイコザール、ゼルス、ビクロノール、ビスコポール、ビフォノール、ビホナゾール、ビルミチン、ホスポール、マイコスポール、マイコゾール、マリンゾール、レンチェンス
「リン」
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
| 近位尿細管 | 70% |
| 遠位尿細管 | 20% |
- 排泄：10%
尿細管における再吸収の調節要素
- パラサイロイドホルモン PTH：排泄↑
- カルシトニン：吸収↑
- ビタミンD：吸収↑
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
- 血清や尿(蓄尿)で定量される。
基準範囲
血清
- 基準範囲：2.5-4.5mg/dL
- 小児：4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
- 基準範囲：1g/日
測定値に影響を与える要因
- 食事。食前に測定するのが好ましい。
臨床関連
参考
- 1. wikiepdia