ビホナゾール
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ビルミチンクリーム1%
組成
成分
含量
添加物
- 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレンセチルエーテル、セタノール、流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、プロピレングリコール、ベンジルアルコール
禁忌
効能または効果
下記の皮膚真菌症の治療
- 白癬:足部白癬、体部白癬、股部白癬
- カンジダ症:指間糜爛症、間擦疹、皮膚カンジダ症
- 癜風
慎重投与
- 他のイミダゾール系抗真菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者
薬効薬理
作用機序
- ビホナゾールは、皮膚糸状菌(Trichophyton属、Microsporum属、Epidermophyton属)、酵母類(Candida属)及び癜風菌(Malasseziafurfur)に優れた抗真菌作用を示す。
作用機序としては、低濃度域では細胞膜の必須構成脂質成分であるエルゴステロールの合成を阻害し、高濃度域では更に細胞膜のリン脂質との特異的結合により膜の物性を変化させる。いずれも最終的に細胞膜の構造・機能を障害し、抗真菌作用を発現する1)。
生物学的同等性試験
- Trichophyton mentagrophytesを用いた実験的白癬菌感染モデル(モルモット)における治療・感染防御効果を、病変スコア及び培養試験陽性率により標準製剤と比較検討した結果、本剤及び標準製剤は、基剤投与群及びコントロール群に比し有意に病変スコア並びに培養試験陽性率を低下させ、両製剤間に有意差は認められなかった2)。
最小発育阻止濃度(MIC)
- 最小発育阻止濃度(MIC)は、下記のとおりであった(in vitro)3)。
各真菌に対するMIC(SDA寒天平板希釈法による)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ビホナゾール、Bifonazole(JAN)
[別名]ビフォナゾール
化学名
- 1-[(RS)-(Biphenyl-4-yl)(phenyl)methyl]-1H-imidazole
分子式
分子量
融点
性状
- 白色〜微黄色の粉末で、におい及び味はない。
ジクロロメタンに溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
メタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- bifonazole
- 同
- ビフォナゾール
- 商
- アイコザール、ゼルス、ビクロノール、ビスコポール、ビフォノール、ビホナゾール、ビルミチン、ホスポール、マイコスポール、マイコゾール、マリンゾール、レンチェンス
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- 英
- building
- 関
- 建物