ビホナゾール
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- gooヘルスケア薬検索。ビスコポールクリーム 薬検索。副作用、薬価、妊婦の妊娠中 服用における安全性、使用上の注意など。薬 ビスコポールクリーム 薬検索:足部白癬( 汗疱状白癬),手部白癬(汗疱状白癬),体部白癬(斑状小水疱性白癬,頑癬),股部白癬( ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※※ビスコポール外用液1%
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
下記の皮膚真菌症の治療
- 白癬:足部白癬、体部白癬、股部白癬
カンジダ症:指間びらん症、間擦疹、皮膚カンジダ症
癜風
- 1日1回患部に塗布する。
慎重投与
※※
※
ビスコポール外用液1%
- 他のイミダゾール系抗真菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者
ビスコポールクリーム1%
- 他のイミダゾール系抗真菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者
薬効薬理
※※
1.生物学的同等性試験
- "モルモットに白癬菌(Trichophyton mentagrophytes)を接種し、感染モデルを作成した(n=10)。感染確認後、ビスコポール外用液1%及びビスコポールクリーム1%又は標準製剤(ビホナゾールとして1%)を1日1回、14日間塗布、経日的な病変部の観察(スコア化)及び感染部位の細菌学的検討により治療効果の比較検討を行った。その結果、いずれの試験においても有意な治療効果を示し、本剤と標準製剤との間に有意な差は認められず、両製剤の効果は生物学的に同等と判断された。1)"
2.in vitroにおける抗真菌作用
- "皮膚糸状菌(Trichophyton属、Microsporum属、Epidermophyton属)、糸状菌(Aspergillus属)、酵母類(Candida属、Cryptococcus属、Trichosporon属)に対して抗真菌活性を検討した結果、抗真菌作用を認め、MIC値によるビスコポール外用液1%及びビスコポールクリーム1%と標準製剤との間に有意な差は認められず、両製剤の抗真菌作用は同等と判断された。2)"
3.作用機序
- ビホナゾールは、低濃度域では細胞膜の必須構成脂質成分であるエルゴステロールの合成を阻害し、高濃度域では更に細胞膜のリン脂質との特異的結合により膜の物性を変化させる。いずれも最終的に細胞膜の構造・機能を障害し、抗真菌作用を発現する。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 1‐[(RS)‐(Biphenyl‐4‐yl)phenylmethyl]‐1H‐imidazole
分子式
分子量
融点
性状
- 白色〜微黄色の粉末で、におい及び味はない。ジクロロメタンに溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
メタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- bifonazole
- 同
- ビフォナゾール
- 商
- アイコザール、ゼルス、ビクロノール、ビスコポール、ビフォノール、ビホナゾール、ビルミチン、ホスポール、マイコスポール、マイコゾール、マリンゾール、レンチェンス