- 英
- calcium-containing stone
- 関
- カルシウム
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- APP-107-AM 上部尿路結石症(カルシウム含有結石)とメタボリック症候群の関連についての検討(総会賞応募ポスター,第97回日本泌尿器科学会総会)
- 渡邊 成樹,山口 聡,小山内 裕昭,木幡 篤,前田 良一,鳴海 剛,瀬川 登喜男,伊佐 祐治,宇佐美 和男
- 日本泌尿器科學會雜誌 100(2), 178, 2009-02-20
- NAID 110007228716
- 【尿路結石の病態から見た再発予防法】 代謝疾患から再発予防を考える
- 加藤 祐司,柿崎 秀宏
- 泌尿器外科 21(5), 663-668, 2008-05
- … 本稿ではカルシウム含有結石を中心に尿生化学検査で診断される尿の異常と尿路結石症に関連する代表的な代謝疾患について、その成因および再発予防法を解説する。 …
- NAID 120001723341
- 北海道オホーツク沿岸地域における尿路結石症の疫学的検討
- 奥山 光彦,西原 正幸,国枝 学,藤井 敬三,加藤 祐司,山口 聡,金子 茂男,八竹 直
- 泌尿器科紀要 50(9), 599-603, 2004-09
- … 年齢階級別罹患率では男女とも60歳以上に多く認められた.のべ398例の上部尿路結石の治療法は,経尿道的尿管砕石術施行例が63例で,他院紹介による体外衝撃波砕石術施行例は45例であった.下部尿路結石における治療法は,経尿道的砕石術が79.5%に施行されたが,大きい膀胱結石には開腹術が選択された.結石分析では,上部尿路結石では男女共にカルシウム含有結石が多く,下部尿路結石においては男女とも感染結石が多かった …
- NAID 120002141321
Related Links
- まったく推定不可能な場合は,シュウ酸カルシウム結石と同様に取り扱うことがあります 。また,カルシウム含有結石と非カルシウム結石の成分が混合する場合は,多くは非 カルシウム結石として取り扱われています。 代表的な尿路結石の成分と推定される病態 ...
- カルシウム含有尿路結石患者の栄養調査. 帝京大学医学部附属市原病院泌尿器科(主 任:伊 藤晴夫教授). 伊藤. 晴夫,小. 竹. 忠,林. 裕子,鈴. 木. 文夫. 植 田. 健,三. 浦. 尚人, 野. 村. 和 史,結. 城. 崇夫. 南 出. 雅 弘,池. 田. 良 一. 帝京大学医学部附属市原病院 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
カルシウム含有結石
[★]
- 英
- calcium
- 関
- カルシウムイオン、リン
- calcium channel blockers, calcium channels
基準値
- 血清総Ca 8.6-10.1 mg/dl(臨床検査法提要第32版)
- 8.6-10.2 mg/dL (QB) だいたい 9.4 ± 0.8
- 血清Caイオン 1.15-1.30 mmmol/l(臨床検査法提要第32版), 4.6-5.1 mg/dl
血液ガス
- 血液ガスでは (mEq/l)で出されるが 4倍すれば (mg/dl)に変換できる 原子量が約40ゆえ
溶解度積
リン酸カルシウム
|
366x10-6
|
(30℃)
|
リン酸カルシウム
|
0.35x10-6
|
(38℃)
|
炭酸カルシウム
|
0.0087x10-6
|
(25℃)
|
酒石酸カルシウム
|
0.0077x10-6
|
(25℃)
|
シュウ酸カルシウム
|
0.00257x10-6
|
(25℃)
|
オレイン酸カルシウム
|
0.000291x10-6
|
(25℃)
|
パルチミン酸カルシウム
|
0.000000161x10-6
|
(23℃)
|
カルシウムの吸収(SP.744)
- +健康成人の1日あたりの食物Ca摂取0.6g
- +消化管分泌物と脱落上皮細胞のCa 0.6g
- -吸収されるCa 0.7g
- -そのまま排泄 0.5g
- 正味吸収されるCa 0.1g
カルシウムの吸収部位
カルシウム代謝の調節機構
副甲状腺ホルモン
- 1. 破骨細胞に作用してCa,Pが血中へ。
- 2. 腎の遠位尿細管に作用してCa再吸収の亢進、近位尿細管でのP再吸収の抑制。
- 3. 近位尿細管に作用して酵素を活性化し、1,25水酸化ビタミンD3の産生亢進。
1,25(OH)2D3
- 1. 空腸からのCaとPの吸収。
- 2. 骨形成促進。
- 3. 遠位尿細管でのCaとPの再吸収促進。
- 4. 副甲状腺ホルモンの合成を抑制
尿細管における部位別カルシウム輸送
- 糸球体で濾過されるのはイオン化Caと陰イオン複合型Ca(蛋白結合型Caは濾過されない)
- 濾過されたカルシウムのうち95%が再吸収される。
- 近位尿細管:60-70%
- ヘンレループ:20-25%
- 遠位尿細管、集合管:10-15%
近位尿細管
- Na+依存的に再吸収。受動輸送80%、能動輸送20%
- 基底側のCa2+ ATPase, 3Na+-Ca2+逆輸送系
ヘンレループ
- 太いヘンレループ上行脚で
- 受動輸送:管腔内電位が正であるため
遠位尿細管~集合管
- 糸球体濾過量の10-15%が再吸収されている → 量としては少ないが能動的に吸収が行われる部位。
- 能動輸送:管腔内電位が負であるため。
- PTH、カルシトニンに調節されている
- チアジド系利尿薬により細胞内Na↓となるとCa再吸収↑となる!!!! ← ループ利尿薬と違う点。よって高カルシウム血症が起こることがある。
接合尿細管
- 管腔側:Ca2+チャネル/非選択的カチオンチャネル
- 基底側:Na+-K+ ATPase, 3Na+-Ca2+交換系
尿細管におけるカルシウムの輸送の調節 SP.796
- Ca2+の尿中排泄量はNa+の尿中排泄量と比例。循環血漿量が増加するとCa2+排泄も増加
- Ca2+の尿中排泄量は血漿Ca2+濃度と比例する。
血清カルシウム濃度
- 血液中でCa2+は調節を受けて一定に保たれるが、蛋白と結合しているCaはアルブミンの量によって増減する。
- 血清アルブミン濃度 4 g/dl、血清Ca濃度 9mg/dl。補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
- 血清アルブミン濃度 2 g/dl、血清Ca濃度 7mg/dl。 → 大変!!低カルシウム血症!! → ホント? ってことになる。アルブミンの量が減ってAlb-Caが減っただけで生理的に重要なCa2+は保たれているのではないか。 → こんな時に補正Ca濃度を用いるのである
- →補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
- つまり、低アルブミン血症ではCa2+は保たれているにもかかわらず、血清Caは低値となりそのままでは評価できないために補正を行う。
- 補正Ca濃度(mg/dl)=Ca実測値(mg/dl)+(4-血清アルブミン濃度(g/dl)) ・・・Payneの式
- アルブミンのpIは7より小さく、アシデミアでは負に帯電しているアルブミンが減少、アルカレミアでは負に帯電しているアルブミンが増加する。すなわち、pHが下がるとアルブミンとくっつなくなったCaが増加するので、血液pH0.1の低下につきfreeイオン化Ca(Ca2+)は0.12mg/dl増加する???????????
循環血液量
血清Ca濃度
- 血清Ca濃度↑→PTH↓
- 生理活性のあるのはイオン化Ca(Ca2+)のみ
- 血清Ca濃度=イオン化Ca(45%) + 蛋白結合型Ca(40%) + 陰イオン複合型Ca(15%)
- イオン化Caは一定に保たれる
pH
- アシドーシス :pHが小さくなると負電荷減少:蛋白のCa結合能↓、イオン化Ca↑
- アルカローシス:pHが大きくなると負電荷増加:蛋白Caの結合能↑、イオン化Ca↓→Ca欠乏(低カルシウム血症)
低蛋白血症
- 低蛋白血症の際、蛋白結合型Caは減少するが、イオン化Ca一定。
尿中カルシウム
血中カルシウムと尿中カルシウム
- 薬剤などの影響がなければ、血中カルシウムと尿中カルシウムは相関がありそうである → 副甲状腺ホルモン
血清カルシウムと心電図
元素
- 金属元素。周期表第2族アルカリ土類金属元素
- 原子番号:20
- 元素記号:Ca
- 原子量 40.078 g/mol
臨床関連
参考
- http://www.orth.or.jp/osteoporose/caseizai.html
[★]
- 英
- stone
- ラ
- calculus
- 関
- 核石
[★]
- 英
- contain
- 関
- 含む、包む